ネット上でつい先ほど見た表題に関する情報を、以下に2本引用しよう。
岸田首相は1日、バイデン米大統領主催の米国と同盟国などによる電話首脳会議に出席し、「核による威嚇も使用もあってはならない」と述べ、核戦力部隊を動かしているロシアを強くけん制した。
首相は会議後、首相官邸で記者団に「G7(先進7か国)、国際社会と連携をとりながら適切に対応していきたい」と語った。
日本政府によると、会議は1日未明(日本時間)に開かれ、ロシアに強力な制裁措置を行うことや、ウクライナ政府や避難民を支援することで一致した。
首相は会議で「力による現状変更を試みることへのコストを明確に示していく必要がある」と指摘した。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
一旦、原左都子の私見に入るが。
自民党元安倍首相など、首相現役時代にロシアのプーチン大統領との二者会談を幾度となく執り行ったと記憶している。
にもかかわらず何らの日ロ関係改善ももたらすことが無かったのは、国民の皆様もご存じの通りであろう。
その安倍氏に、このウクライナ侵攻に関して何らかの働きかけをしてはどうか、との国内世論があるようだ。
これ、絶対無理な話だ。 安倍氏にプーチン氏と渡り合える力量など、そもそも皆無なのは火を見るよりも明らかだろう。
それに比し、さすが広島県より政治家として出馬している岸田首相が、少なくとも「核による威嚇も使用もあってはならない」と述べて。
核戦力部隊を動かしているロシアを強くけん制している点は、評価したい。
次なる新情報だが。
ウクライナ停戦交渉継続で一致 ロシア、首都北方で部隊増強
ロシアとウクライナは2月28日、ロシアの侵攻後初めて停戦交渉に臨んだ。交渉は約5時間続き、ロシア側によると、対話を続ける方針を確認、近日中に再開することで一致した。ロシア軍はウクライナの首都キエフの北方で部隊を増強。ゼレンスキー大統領は「交渉の最中に都市への爆撃や砲撃を続け、圧力をかけた」と不快感を示した。今後の交渉は難航必至とみられる。
プーチン大統領は同日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、問題解決には2014年にロシアが強制編入したクリミア半島におけるロシアの主権承認やウクライナの非武装化、中立化が条件だと強調した。
(以上、ネット情報を引用したもの。)
原左都子の私見だが。
本日昼のニュース報道にて、ウクライナから逃避する一家族の小さき男の子の映像を見た。
その子曰く、「パパは国内に残って戦闘に加わるけど、僕たちは隣国ポーランドまで逃避している途中だ。(ここで泣き始めた坊やが)パパも死なないで欲しい!」
誰が泣かずしてこの映像を見れるというのだ!?!
今思い出しても、心が痛む。
どうかロシアのプーチン氏が正気に戻って、この意味無き(ロシアの言い分はあるようだが、ここは何とか世界平和の観点に立ち戻り)、侵攻・戦闘を早期に停止することを祈るばかりだ…