原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

昨夜の娘夕食時の娘との談話

2019年12月20日 | 仕事・就職
 私ほど、娘の勤務先の様子に詳しい親は何処にもいない事だろう。

 何故私が娘の「職場通」かと言えば、それもそのはず、毎夜娘から職場の様子を聞き出している故である。
 娘が所属する職場仲間一人ひとりの“人となり”をつぶさに尋ねては、横でほくそ笑む母の私だ。

 ほぼ毎晩娘の帰りが遅いため、我が家では私と亭主が先に夕食を済ませることにしている。  
 そして娘帰宅後には、必ずや食卓の娘の隣に座り、あれこれと話題を見つけては娘を楽しませている。

 昨夜の話題が、母としては結構面白くかつ朗報だったため、それを紹介させていただこう。

 娘の話によれば、近々職場内の2名が退職したり異動になったりするらしい。
 この話題こそが母の私にとっては「朗報」だ。😀  何故「朗報」かといえば、毎年年明け頃から3月にかけて、 親としては(この娘、来春こそは首か!??😱 )と娘には内緒で、水面下で気をもむ故である。
 (そうか、2名もいなくなるか! ということは、その状況下で娘を首にする訳にはいかないだろから、少なくとも来年度は首が繋がるぞ。😅 )との訳だ。

 もう一話題面白かったのは、娘の職場同僚観察談話だ。 
 あの娘、この母譲りか周囲の人物や事象に対する「観察力」が幼少の頃より鋭いところがある。
 例えば、未だまとまった発語が無かった頃から「色」に対する興味があり、地下鉄に乗せると、駅毎の壁色をすべて記憶していた逸話に関してはバックナンバーにても記している。  次の駅に到着する前に「次はピンク」 「次は白」「次は虹色」等々と私に告げるため、何を語っているのかと思いきや、メトロ有楽町線のすべての駅の壁色を記憶していたとの“事件”があった。 (参考だが、娘の最初の発語は“色名”だった。 「チューリップ」の歌でも他の歌詞は歌えないのに 「あか、しろ、きいろ」だけは明瞭に口ずさんでいたものだ。

 職場に話題を戻すと、昨日の職場同僚の話が実に面白い。
 娘と年齢が近い男性職員の話題がよく出るため、「その人、イケメンなの?」と私が聞くと、「いや!?!???? 」と応えにくそうだ。 私が返して「だいたい分かった。 じゃあ、身長は高いの?」  「そうでもない。 あっ、そうそう、太っている。」との結論だったのだが。 
 まあ、親の私もこんなことをよくぞ聞いたものだとは思いつつ… 娘の反応が面白くて、職場の人達を“人質”に、勝手に談話を楽しむ我々変態母娘だ。

 昨夜の娘との談話の収穫は、何と言えども来春以降も娘の首が繋がりそうだとの結論に尽きよう。

 いやいや、世の中それほど甘くも無いぞ、とも親の私は認識できているのだけどね…😓