(写真は、朝日新聞一昨日7月27日付別刷「be」に掲載されていた パズル「絵むすび」 に原左都子が解答したもの。 朝日新聞さん、応募締切日に先立ちネット上で解答を度々公開し申し訳ございません。)
3か月程前の「原左都子エッセイ集」バックナンバーに於いて、「絵むすび」に関するエッセイを綴り当該パズルを紹介し、当エッセイ内で私は元々パズル遊びが趣味の一つである事にも触れた。
一昨日7月27日付朝日新聞「be」内で、3か月ぶりに再び「絵むすび」レベル4問題が出題されたため、早速原左都子がチャレンジした結果が上記の写真である。
レベル3の「絵むすび」に関してはその間にも掲載されチャレンジしたが、何と言っても“レベル3”と“レベル4”ではその難易度に格段の差がある。 パズルファンとしては、“レベル4”問題を回答できてこその醍醐味だ。
さて、早速上記「絵むすび」の原左都子流解答の経緯を以下に紹介しよう。
まずは設問図の全体像を観察する。
今回の設問の場合、左上から右下に(仮に)引いたとする対角線の左下部分の空間が大きいのが特徴のようだ。 この空間内の線の扱い方こそがキーポイントとなりそうだ。
それでは、いよいよ“原左都子流解答”解説に入ろう。
① まず右上の「ひとで」に注目すると、これはとりあえず下に線を伸ばすしか選択肢がない。 これを思い切って素直に最短距離で繋げてみた。
② 次なる注目点は、左下のマス目に如何なる物体から線を通すか?だ。 候補としては「ビーチボール」と「浮き輪」が挙がるであろう。 両者共チャレンジしてみたが、「浮き輪」をこのマス経由にすると、上部で「ビーチボール」や「足あと」の線がどうしても交錯する。 そこで思い切って「ビーチボール」から線を真下に下ろして左下マスを通す方策とした。 ところがこの線を左下から右折させて最下段をまっすぐに伸ばすと、これまた他物体の線と交錯するため、まっすぐには伸ばせない事を悟る。 そこで「ビーチボール」線は右折した段階で一旦作業を止める。
③ 次なる注目点は、最上段と2段目にも空間が多いことだ。 原左都子案としては「ビーチボール」の線は既に下降させる決定を下しているため、最上段を横切る線は「足あと」から引くしかない。 右上2番目の「足あと」から素直にまっすぐ横線を引っ張り、「うきわ」の左横を下に向かって通過させぐるっと回してもう一つの「足あと」と結んだ。
この段階で私の脳内ではすべての線の全体図が描け、既にパズルは完成したも同然だ。
④ 上から二段目の空間こそが「浮き輪」が通るラインと判定して「右下」の浮き輪から「ひとで」の周囲をぐるっと回して線を結び、後はその合間を「ビーチパラソル」と「貝」、そして「ビーチボール」の線を「ビーチパラソル」周囲をぐるっと回して通せば、これで今回のレベル4「絵むすび」は完成である。
今回の原左都子の解答所用時間は約10分間であった。
さすがに3ヶ月前の朝日新聞“レベル4”設問に苦労してチャレンジした経験が活きている事を実感させられる。 人間の脳とは、日々活性化を続ける事により健全に生き延びることを再確認でもある。
参考のため、上記解説はあくまで“原左都子流”の範疇内であることをお詫びしておきたい。 皆さんそれぞれの“解答法”がある事は重々承知している。
加えて上記の“解法”を綴った事により、言葉による解説とは実に難儀な事を実感させられる次第でもある。
教員経験がある私だが、生徒相手に授業をする事とは、実に教える側の“身勝手”、かつ一体全体生徒達に何を伝える事が出来たのか、今更ながら再考させられる思いだ。
元々“学業とは一人で成すべき!”なる私論を展開し続けている原左都子だが、どうか皆さんも、「絵むすび」解答に当たり、ご自身の解法こそを楽しまれますように!
ここまで朝日新聞レベル4「絵むすび」に対する“原左都子流解法”を解説してきて、一体この我がエッセイ誰が読むの??? との観点に、客観力を売り物としてる私の思いが及ばない訳がない。
ところが何故か、3ヶ月程前に公開したバックナンバー「絵むすび」が「原左都子エッセイ集」内において頻繁にお読みいただいているエッセイの一つの位置付けのようなのだ。
昨日お読みいただいた「原左都子エッセイ集」ベスト10内の“トップ2”の位置付けが、3か月前に綴った(元祖)「絵むすび」であることに私自身が驚かされた始末である。
それだけパズルとは、世の皆様方に人気を博している事象の一つということではなかろうか。
おそらく人それぞれの個性に応じたパズルの楽しみ方があるのだろうが、パズル愛好者皆さんにとっての共通項とは、一時の脳内活性化により心身共にプラスの時間を過ごせることに他ならないであろう。
現在の原左都子自身のパズル解答の効用と言えば「息抜き」の位置付けにあると言えるが、今後年老いても、我がパズル好きはその形や趣旨を変えつつ一生に渡り続く予感がある。
3か月程前の「原左都子エッセイ集」バックナンバーに於いて、「絵むすび」に関するエッセイを綴り当該パズルを紹介し、当エッセイ内で私は元々パズル遊びが趣味の一つである事にも触れた。
一昨日7月27日付朝日新聞「be」内で、3か月ぶりに再び「絵むすび」レベル4問題が出題されたため、早速原左都子がチャレンジした結果が上記の写真である。
レベル3の「絵むすび」に関してはその間にも掲載されチャレンジしたが、何と言っても“レベル3”と“レベル4”ではその難易度に格段の差がある。 パズルファンとしては、“レベル4”問題を回答できてこその醍醐味だ。
さて、早速上記「絵むすび」の原左都子流解答の経緯を以下に紹介しよう。
まずは設問図の全体像を観察する。
今回の設問の場合、左上から右下に(仮に)引いたとする対角線の左下部分の空間が大きいのが特徴のようだ。 この空間内の線の扱い方こそがキーポイントとなりそうだ。
それでは、いよいよ“原左都子流解答”解説に入ろう。
① まず右上の「ひとで」に注目すると、これはとりあえず下に線を伸ばすしか選択肢がない。 これを思い切って素直に最短距離で繋げてみた。
② 次なる注目点は、左下のマス目に如何なる物体から線を通すか?だ。 候補としては「ビーチボール」と「浮き輪」が挙がるであろう。 両者共チャレンジしてみたが、「浮き輪」をこのマス経由にすると、上部で「ビーチボール」や「足あと」の線がどうしても交錯する。 そこで思い切って「ビーチボール」から線を真下に下ろして左下マスを通す方策とした。 ところがこの線を左下から右折させて最下段をまっすぐに伸ばすと、これまた他物体の線と交錯するため、まっすぐには伸ばせない事を悟る。 そこで「ビーチボール」線は右折した段階で一旦作業を止める。
③ 次なる注目点は、最上段と2段目にも空間が多いことだ。 原左都子案としては「ビーチボール」の線は既に下降させる決定を下しているため、最上段を横切る線は「足あと」から引くしかない。 右上2番目の「足あと」から素直にまっすぐ横線を引っ張り、「うきわ」の左横を下に向かって通過させぐるっと回してもう一つの「足あと」と結んだ。
この段階で私の脳内ではすべての線の全体図が描け、既にパズルは完成したも同然だ。
④ 上から二段目の空間こそが「浮き輪」が通るラインと判定して「右下」の浮き輪から「ひとで」の周囲をぐるっと回して線を結び、後はその合間を「ビーチパラソル」と「貝」、そして「ビーチボール」の線を「ビーチパラソル」周囲をぐるっと回して通せば、これで今回のレベル4「絵むすび」は完成である。
今回の原左都子の解答所用時間は約10分間であった。
さすがに3ヶ月前の朝日新聞“レベル4”設問に苦労してチャレンジした経験が活きている事を実感させられる。 人間の脳とは、日々活性化を続ける事により健全に生き延びることを再確認でもある。
参考のため、上記解説はあくまで“原左都子流”の範疇内であることをお詫びしておきたい。 皆さんそれぞれの“解答法”がある事は重々承知している。
加えて上記の“解法”を綴った事により、言葉による解説とは実に難儀な事を実感させられる次第でもある。
教員経験がある私だが、生徒相手に授業をする事とは、実に教える側の“身勝手”、かつ一体全体生徒達に何を伝える事が出来たのか、今更ながら再考させられる思いだ。
元々“学業とは一人で成すべき!”なる私論を展開し続けている原左都子だが、どうか皆さんも、「絵むすび」解答に当たり、ご自身の解法こそを楽しまれますように!
ここまで朝日新聞レベル4「絵むすび」に対する“原左都子流解法”を解説してきて、一体この我がエッセイ誰が読むの??? との観点に、客観力を売り物としてる私の思いが及ばない訳がない。
ところが何故か、3ヶ月程前に公開したバックナンバー「絵むすび」が「原左都子エッセイ集」内において頻繁にお読みいただいているエッセイの一つの位置付けのようなのだ。
昨日お読みいただいた「原左都子エッセイ集」ベスト10内の“トップ2”の位置付けが、3か月前に綴った(元祖)「絵むすび」であることに私自身が驚かされた始末である。
それだけパズルとは、世の皆様方に人気を博している事象の一つということではなかろうか。
おそらく人それぞれの個性に応じたパズルの楽しみ方があるのだろうが、パズル愛好者皆さんにとっての共通項とは、一時の脳内活性化により心身共にプラスの時間を過ごせることに他ならないであろう。
現在の原左都子自身のパズル解答の効用と言えば「息抜き」の位置付けにあると言えるが、今後年老いても、我がパズル好きはその形や趣旨を変えつつ一生に渡り続く予感がある。