原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

同姓同名物語

2008年02月19日 | 雑記
 当ブログにおいて私はペンネーム「原左都子」を使用しているが、私の本名は実はある有名人と同姓同名なのである。

 詳細を語ると本名がバレるのでほんのちょっとだけ話すが、その有名人が、な、な、なんと超美人!!なのである。既に現役を引退している人物のため若い世代の方々には馴染みはないであろうが、ある年齢以上の世代の方々にとってはその名前を知らない日本人はいない程、一世を風靡した人物である。

 当ブログを立ち上げるにあたって私は散々迷った。このまたとない光栄な本名を使用した方が得策か、はたまたペンネームを使うべきか…。結果としてあえてこの映えある本名をはずしてペンネームを使用した理由は、第一に個人情報保護及びプライバシー保護の観点、そして当該有名人ご本人との混乱を避けるため、加えて、その人物の美しさや知名度にあやからず自分のエッセイの実力で勝負したいと目論んだためである。 もしかしたら超美人の有名人と同姓同名の本名を使用した方がアクセス数は何倍も増えていたのかもしれない。 だが、私、“原左都子”はやはりこのペンネームを使用して正解だったと判断している。有名人と勘違いのアクセスが増えることにはさほど意味がないためである。先だっての記事でも書いた通り、ブログ開設から半年も経過しない間に私が望んだ以上の「原左都子エッセイ集」に対する反響をいただいていることに、今は感謝するばかりである。

 私が光栄な本名をゲットしたのは結婚をして姓が変わったことによる。実は私の旧姓も現在の本名と大差のない氏名であったのだが。 昔、親から聞いた話によると、私の名前自体は親の考えがあって名付けたらしいのだが、苗字との釣り合いも考慮し、やはりその有名人も意識しての命名であったらしい。
 私は結婚に当たり、こんなすばらしい氏名は二度とゲットできないとほくそ笑んだものである。 それで職場等での結婚の報告にあたりよく以下のように挨拶したものだ。「結婚相手は苗字で決めました!」と。この新姓がとにかく受けるし、すぐに覚えてもらえるしで大成功であった。 今後、もしも離婚するようなことがあっても改名はせず、現在の氏名を一生使い続けたいと考えている。

 さて、私はこの本名のお陰で引き続き日頃大変得をしている。
 まず、とにかくどこへ行ってもすぐに憶えてもらえる。 そして、話題性がある。この氏名のお陰で大抵は話がはずむのだ。その有名人は超美人であることに加えて清純なイメージを押し通したまま引退したらしく、いつまでもすこぶる評判の良い人物なのである。この有名人を嫌いだと言う人は一人としておらず、皆さん肯定的に捉え大抵の人(特に男性)は絶賛する。そのお陰で同姓同名の私までそれにあやかりすこぶるイメージアップなのである。
 この同姓同名のお陰で世間の反応も面白い。これが楽しめるのだ。例えば、病院や役所、銀行等の公共機関で順番待ちをしていて氏名を呼ばれる場面がよくあるが、「○○○さ~ん」とお声がかかると、周囲のほぼ全員が一斉に私に注目するのだ。目立ちたがり屋の私はこれが“快感”なのである。近頃は個人情報保護の観点からこのような場面が番号制に移行して公の場で氏名を呼ばれる機会が減少しつつあり、私としては少し物足りない思いだ。

 この氏名のデメリットと言えば、たまに「本名ですか?」と確認されることがある程度だ。


 さて、この氏名に恥じぬよう今後共美しさ(???)に磨きをかけることとするか! 
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