団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

卵1個は2回に分けて卵かけご飯に!

2019-07-12 10:15:19 | 健康・病気

私が子どもだった昭和20年代から30年代、卵は貴重品でした。弁当に卵焼きが入るのは遠足に行く時くらいでした。親は一時期、雌鶏を飼い、卵を取りに行くのが私の朝の務めだったこともあります。

卵は物価の優等生といわれます。私の子ども時代、1個20円はしていたのですが、今に至るまで値上がりはせず、むしろ安い卵ならば、1個10円と値下がりしています。この間、初任給レベルでは、20数倍も上がっていますから、いかに卵が安い値段で、良質なたんぱく質などの栄養源を供給していたかがわかります。

だから、卵を残すなんてことは私たち団塊の世代には考えられません。ましてや、黄身だけ食べて白身を残すなんて、卵に対する冒とくそのものです。

そんな貴重な卵ですから、卵1個で卵かけご飯はしたことがありません。醤油をかけ、よくかき回した後、2回に分けて食べたものです。3杯目のご飯を食べるときは、卵を溶いた器にご飯を入れてから口にしました。

朝日新聞政治部記者だった筑紫哲也さんの本に、福田赴夫首相(当時)の家に朝駆けをしたら、朝食のさなかで、卵かけご飯を2杯食べた後、残った卵の器に少しのご飯を入れて、卵を残すことなく食べていたのに驚いた、と書いてありました。日本の最高権力者でも、卵を無駄なく食べていたのです。

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