団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

「ポー 最後の5日間」は推理の飛躍があるが、面白かった

2012-10-20 10:41:53 | 映画

「史上初の推理作家VSポーに魅せられた小説模倣犯 連続殺人事件のすべての答えはお前の本の中にある」とうたう映画「推理作家ポー 最後の5日間」を映画の会で見てきました。エドガー・アラン・ポーは「モルグ街の殺人」「落とし穴と振子」などの推理小説を書き、歴史上初めての推理作家とされています。詩人としても知られ、不運を運ぶという「オオガラス」などを著しています。

アルコール中毒だったといわれ、40歳で不可解な死を遂げます。映画は史実と虚構を織り交ぜながら、展開されます。「モルグ街の殺人」と同じ方法で母娘が殺された第一の殺人、「落とし穴と振子」と同じ分断された死体が発見される第二の殺人という具合に、第四の殺人事件が起こります。そのつど、犯人は殺人現場に次の殺人の手掛かりとなるメモや品物を残しておきます。その間に、ポーの恋人が誘拐される事件が発生し、恋人を助け出すため、ポーは知力を絞り、「命を懸けた頭脳ゲーム」が繰り広げられます。

「マリー・ロジェの謎」と同じ女性殺人事件から、「マクベス」が上演されていた劇場に警察官とポーが急行するのですが、この展開がわかりませんでした。映画通で、会の世話人のMさんに聞いても「私もわからない」でした。

でも、ネットで調べたら、解説(ネタバレ)してくれるブログがありました。女性の両手に血糊が塗ってあり、舞台で使われるものなので、「マクベス」を公演している劇場に駆けつけたというわけです。そういうことか、とも思いましたが、説明を聞かなければ、意味がわからない映画なんて、脚本を丁寧に書いてよ、と言いたくなります。

でも、映画そのものは面白かったです。会員の一人の78歳の男性が「映画はいつも途中で寝てしまうのだが、この映画は最後まで寝なかった」と話していました。

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