80歳前の男性は「男児厨房に入るべからず」の時代に育ったためでしょうか、炊事は奥さんに任せっぱなしで、台所に立ったことがありません。「奥様が病気になられることもありますから、料理を覚えた方がよいのではないでしょうか」と話しても、「家内は年下なので大丈夫」というばかり。
その奥様が脳こうそくで入院しました。ろれつが回りにくくなった奥様が「ちょっとおかしいので、病院に連れてってください」というので、総合病院に付き添って行ったところ、診察を受け、そのまま入院となりました。
食事、洗濯、掃除など家事のすべてを奥様に頼りきりだっただけに、たちまち生活に困るようになりました。今のところは、娘二人が交代で食事づくりに来てくれていますが、娘さんにも仕事があり、家族がいるので、男性に付きっきりというわけにはいきません。
コンビニなどで、おにぎり、おかず、パン、サラダなどを買って、なんとかしなくては、と思っていますが、娘さんが炊事に来てくれているので、先延ばしになっています。幸い、奥様は脳こうそくの症状が軽かったので、長期の入院の必要はなさそうです。
「家内が入院して、自分が情けないほど家事ができないのがわかりました。料理ができないと、もしものとき、えらい目に遭うのもわかりました」と反省しきりです。奥様が退院したら、料理の手ほどきを受けながら、料理を学びたい、と話しているのですが‥。
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