ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者井上尚弥と挑戦者のルイス・ネリの試合で初回、ネリの左フックをくらって井上が初のダウンを喫しました。井上は片膝を立てカウント8で立ち上がりました。
井上は倒されたときのイメージトレーニング通りにカウント8まで体を休め、ダメージからの回復を待ったそうです。カウント8までとしたのは10カウントでKO負けにならないよう少し余裕をもつためで、ぎりぎりの9では負けに判定される恐れがあるためだといいます。
話は変わりますが「大養生のすすめ わらじ医者よろず診療所長」(早川一光)を読んだら、死のイメージトレーニングをするよう勧めていました。
そこで井上尚弥を見倣って死のイメトレをしてみました。早川医師(故人)は5W1Hでイメトレするよう書いていました。
Whenは「寿命が来たら」、Whereが「自宅で」、Whoは「タケちゃん」、Whatが「死亡する」、Whyは「老衰で」、Howが「仕事をしながら、または家事の手伝いをしながら倒れて」。
早川さんは「人間って生きたように老い、老いてきたように、死んでいく」と書いています。家族に見守られてあの世に行きたいものです。