懐かしいケーキ

もう、結構前の話なんですが（最近、やったことにこのブログが全く追いついてない…！まだ今からGWの話だし…！）（今更……）

母から何かケーキ作ってって言われて、いちごのショートケーキはめんど…じゃなくて、何度も作ってるし芸がないかなと思って、こういうのを作ってみました。

「いちごのホワイトチョコレートケーキ」。
なんか……あんまりおいしそうに撮れてないけど…。

焼いたスポンジケーキに、ホワイトチョコと牛乳を合わせて溶かしたものと、カットしたイチゴをかけた、だけのもの。
スポンジをスライスすらしないのでめちゃ簡単です。でもスポンジがちゃんと膨らんでれば、これだけでも十分おいしいのです。
この本に載ってました。

	パンとおやつのレシピ (エッセ別冊)
	クリエーター情報なし
	扶桑社

初めて自分で、本屋さんでめっちゃ吟味して買った「お菓子の本」です。

あのケーキは、うちが初めて人に持って行った「ホールケーキ」でした。
それまでクッキーとか、パウンドケーキとかの焼き菓子は、友達に食べてもらうために学校（※私がお菓子作りを始めたのは高校生なので高校です…遅っ）に持って行ったりしてましたけど、ホールケーキは初めてでした。まだナッペとかデコレーションなんて全然できなくて、だから普通のショートケーキは持って行けないって思ってて、この、本に載ってるこれを持って行こう！これならできる！かも…って思ったんだと思います。スポンジなんか今はもう何も考えなくても焼けるけど、この時は必死で、覚えてないけど多分、今やるよりかはふんわり焼けてはなくて…、でも皆喜んでくれて、うれしかった。
あの、デコ箱（ケーキ入れる箱ね。ケーキ屋さんでデコレーションケーキ買うと入れてくれるやつ）も、初めて自分で買ったんだ、と思う…。今なんか百均でも置いてたりするけど、その時はそんなんなかったから、多分ロフトとかで何百円か出して買ったんやと思う。
……あ、お、思い出した！クリスマスだったんだ！！だからクリスマス用の箱が出てたんだった！ロフトに！
まあ、箱まで買って、ケーキ作るのだけでほんと必死で、お皿とかフォークとか全く用意せずに行っちゃったんだけどね…（最低…）。
どうやって食べてもらったんだっけか…。

そんなことを懐かしく思い出しながら作りました。
今の私は、どうせ持って行くなら「すごい！」って言われたいので（性格悪いね…）、もうちょっと手間のかかる、見た目ももうちょいいいケーキを作ることが多いです。
だけどこういうシンプルなやつも、それはそれでおいしいんだよねえ…。実際、喜んでもらえたし。
それに、普通の人が作るなら、こういうケーキの方が手間もかからなくていいわけだし……。

お菓子作りが全然できなかった昔の私、が作ってたお菓子。
たまに振り返ってみるのもいいなあと思いました。


…しかしあれだ。ほんとに焼きっぱなしのスポンジを使うって、今となっては緊張しますわ…。
「これ、一番上の焼き目も外さないの！？マジで！？いいのね！？」って何度も何度も本確認しちゃったもんな、ホワイトチョコだばぁする前。