2話です。
OPで、少佐が銃をガンガン撃つシーンのよいところは、食いしばってる歯が見えるところだと思うんだよね。歯ってあんま、アニメで見ないもんな。
その、OPで銃を向けている…でかくてごついタチコマみたいな白い機体が、原因不明の大暴走をするシーンからはじまります。
一人、フェンス越しにそれを見ている男の人がつぶやく。「これでいいんだな、加護。」
#02 暴走の証明 TESTATION
シーン変わって、9課。タチコマメンテナンス中?赤い服の人が2人と、バトーさん、トグサ君がいる。
「今のところ、各機体ごとの個体差は認められんな」
「つまりお前には個性がねえってことだよ。」
「コセイ?」
「どの機体をチョイスしても、同じスペックで扱えると言って欲しいね。」
それじゃおもしろくないと、そのタチコマに天然オイルを入れてあげるバトーさん。「これは機械に対する愛なの、愛。」いいなあ、バトーさんとタチコマ。
喜ぶタチコマ。「あっ、少佐!」「げっ」
げって…(笑)
少佐は冒頭に出てた、多脚戦車(字はこれでいいんだろうか…、という不安がとても多いこのアニメ)の暴走事故の説明をあっという間にすませ(とても書けません)、皆に指示を出す。トグサは課長と剣菱で原因究明…と言われ、少し顔をしかめる。少佐とタチコマとで戦車の元に向かうように言われたバトーさんは「それが君のお仕事~。」とからかうんだけど、トグサ君は子供っぽく「戦車に吹っ飛ばされて泣くなぁ?」とか言い返してて、かわいい。ギスギスしなくていいねえ。
6機のタチコマが輸送機に乗り込んで出動。おしゃべりしてるのがとてもかわいい。これが1人の声優さんの声だなんて…!これでコセイがないだなんて…!
現場に到着。現れる白い機体。警察の皆さんにも特に攻撃はせず、ただ進む機体を後ろから追跡するタチコマ達。…タチコマって乗れるのね。結構衝撃。あの中から顔出す少佐が(笑)。
剣菱に行っている課長・トグサ・イシカワさん。課長は上層部と掛け合うらしい。で、2人が事情聴取をするのは…開発担当オオバさん。…冒頭の、あの人だ。時計を、気にしてる…。
「被害を最小限に抑えることをお望みでしたら、新型戦車に関する全ての情報を速やかに我々に提示していただきたい。」
課長、かっこいいです。渡された情報をすぐに少佐に送る。まもなく狙撃地点…。サイトーさんが準備をしている。
サイトーさんあんましゃべんないけどかっこいいよね!つーか声が大佐(ハガレン)だなんて全く気づきませんでしたよ!!EDではじめて名前に気づいた時「大川さんがいる!!サイトー!?どの人!?」とか思ってたもんなあ。まあ落ち着いて聞いたらわかるけど…。大川透さんってすごいよなあ。プラネテスのやな人の時は何回聞いても同じ人だとは思えなかったし、テレタビーズ(やっけか)も信じられません!
左目が開いて…、衛星とリンク。ギリギリまで待って放たれた、命中するはずの弾丸は、なぜかよけられる!サイトーさん驚きつつも、もう1度。…また、よけられてしまう。
「課長!」少佐が信じられないという声で叫ぶ。
「鷹の目」のデータが盗まれている…。向こうも衛星とリンクしている。でも、「目視で、あと、ワンチャンス!」
ぐはっ!かっこいいっ!!
…でも今回も防がれた。「…残念ながら、全ての情報を教えてはもらえなかったようですな。」課長にそう言われて、顔を見合わせる剣菱の重役2人…。
白い機体はそのまま、高速へ乗って進む。
陸自は手を出さない。剣菱も自分とこのミスだと認めない。9課が止めるしかない。
課長は再度繰り返す。情報を提示しろと。9課を信用しろと。
だけど剣菱も、何年もかかって開発した機体の秘密をそうそう公開できるものではない。公開することが、会社に計り知れないダメージになると主張する。だけど課長は声を荒げる。
「それは購入先があってのことでしょう!このままでは剣菱のマークが入った宣伝カーが、最悪のデモンストレーションをしてまわることになりますが、よろしいか?」
それでも、協力は望めない。
トグサが話をしているオオバさんも、口を開かない…。
機体は止まらない。タチコマが一機やられてしまう。
「いーないーな!壊れたよ!?」
「構造解析されちゃうかも♪」
…タチコマたちは楽しそうです。
橋を渡る機体。戦車ミサイルを使う最後の機会だって、少佐が迫る。この先は市街地。「ますます打つ手がなくなるわよ!?」
開発部長がやっと答える。ミサイルはやめたほうがいいと。あの戦車のシステムでは全部よけられるか、そのまま返されるらしい。それを聞いて、トリガーから指を離すサイトーさん(一応狙ってた)。
課長のいる部屋に、オオバさんを連れたトグサ達がが入ってくる。オオバさんがとうとう口を開いたらしい。戦車に乗っているのは…1週間前に死んだはずの、加護タケシ…。
彼の遺言に従い、死んだ彼の脳を戦車のAIにつないだ…。彼の、あの白い戦車の、目的はおそらく、彼の両親への、復讐……。
兵器の設計において、天才的な才能があった加護。体が弱く、義体化しなければ長生きはできない状態だったのに、宗教上の理由から義体化ができなかった…。死んだ後は、宗教から解放されるから、友人の大場さんに頼んで、念願の「鋼鉄の体」を手に入れた…。
機体はとうとう市街地に。今のところ死傷者はゼロ、だけどこれからはどうなるかわからない…。
とうとう社長がデータを渡す。止めようとする開発部長に「わしは、剣菱自体を、明日に残さねばならんのだ。」と。
「ご協力、感謝いたします。」
課長、かっこいい。もっと早く出さんかい!とか怒らないとこがいいね。
少佐はタチコマでなんとか機体の移動を止めようとするが、物理攻撃では歯が立たない。バトーさんの制止を振り切り、単身白い機体に向かっていく…!
こんな時に非常に不謹慎ですが…少佐、お尻がステキです(ホントに不謹慎だ)。
銃でガンガン撃って、機体のフタ?部分を開けようとがんばるけど、開かない。そこへ、空から大きな銃を構えたイシカワさんと課長の乗った飛行機が!剣菱の対多脚戦車兵器で、機体の足を固定し、やっと動きを止める。
バトーさんの「サルがタヌキを説得したか…」がおもしろい。サルサル言われまくりですが…いいの?課長。
加護の脳を取り出そうとしているところに…両親が!!「タケシ…なのかい?」という声に、完全に動きを止めていた機体が再起動!
「馬鹿な…なぜ避難していない!!」叫ぶ少佐。
機体は両親に銃口を向ける。少佐が急いで有線をつなぎ…加護の脳を焼き切る。その瞬間…大量のイメージが少佐の中に流れ込んで…。
機体は完全に沈黙。
バトーさんがつぶやく。
「くそったれ、そこまで自分の親が憎かったのか。」
少佐が下を向いたまま、それに答える。
「違う。…加護の脳を焼いた時、一瞬だけど感じたわ。どうだい母さん、鋼鉄の体になった俺の姿…、そんな、自慢とも、復讐ともつかない奇妙な感覚…。」
「やめとけ。…それはただの錯覚だ。」
「…ならいいんだけど。」
「それを確かめる術は、二度となくなったわ。」
この回は…とにかくラストに流れる歌が。「beauty is within us」歌詞が…泣けますです。
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