「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

「王妃の館」

2015-06-05 00:11:08 | きょうのできごと
そういや圭くんに会いにカップヌードルのとこ行った日、水曜日で。
レディースデーだしってことで久々に映画も行ったんでした!(とてもすばらしい休日だった…)(ってことは一か月経つやんけ!はよ書けよ!!)

めっちゃ前から、相棒の再放送とか見るとCM流れてて気になってた「王妃の館」!
なんと水谷豊さんが演じる主人公の名前が「右京」ということで…(これ、偶然らしいです)、相棒側も「もう一人の右京が!」とかで宣伝してましたが、それって効果あったんだろうか?wもうビジュアルからして、「杉下右京」とはえらい違いで……

いや、どうなんだろ。似てるところもあった気がするし…。
まあ、相棒ファンの人は見に行ったら楽しいと思います!芹ちゃんもいるし、芹ちゃんの助手みたいな女の人も相棒に二度出てる方だし!

えーと……そうやね、今ざらっと調べてみたんだけど、「これから」上映が始まるところもあるみたいですね。通常通り、GW(4月末)に始まったところはそろそろ終わるっぽいけど…。
うーんと、じゃああんまりネタバレは書かない方が…いいのか。でもどっかに出ちゃうかもなので、見に行くことが確定してる方はここからは読まないで下さい!

最初に一つだけ言えるとしたら、うちはこの映画見て、幸せな気持ちになれました。
ものすごい大きな事件が起こるとか、大爆発が起こるとかじゃないけど(なんでうちの思考は「劇場版=派手な爆発」になってんだ… 相棒のせいだ…)、あと、世界が大きく変わるでもないし、多くの人の命が救われるとかでもないけれど…
数名の、そんなに派手じゃない、ちょっとだけ「変な」数日間。でもその中で、登場人物たちが少しずつ「変わって」いった。その様子にじんわり、幸せになれた。
…正直、うちは理解力がなくて「??」ってなるとこもあったけど(でも大抵の映画はそうで、うちが一発で理解できる話のが少ない)(おい…)、それでもその全体の印象があったかいことが嬉しくて、上映後にすぐパンフを買いに行きました。うちは、見て、よかったと思った時しか映画のパンフは買いません。ほんと…見に来てよかったと思った。
…はいっ、ここまでで見る気になった方はどうぞ!見に行って下さい!「王妃の館」!(え?この数行で心が動く人なんていないって?)

とにかくとにかく……、パリの街が、美しい!!行きたくなる!!
邦画初、ルーブル美術館・ヴェルサイユ宮殿を撮影で使用!!って宣伝でも強調されてましたが……いやあ、ほんっと、すごかった……!ってか私、どちらも行ったことないんですが(パリ、一応2回行ってるのにねw)、どっちも、それこそ世界からの観光客でめっちゃめちゃ混んでるんでしょ…!?ほんとよく撮影できたなあ……!
印象的なシーンは、ルーブルに皆が駆け入る時に、スローになるとこ!あの有名な「ピラミッド」が見えて、外見からすでにゴージャスすぎるルーブル…!そこになんか変なツアーのご一行が走って入ってくるという、この落差www

そう、変と言えば……正直最初にビジュアル公開された時、ちょっと引きました!!今回の右京さんの衣装!!w
初日からもう十分おかしいのに、次の日にはまた違う変なスーツで出てくる天才小説家に、「どこにそんなん売ってんねん!!」って心の中でツッコみまくりでした!また強烈なのがカラータイツでしたね…。しかもこのスタイルはマジで水谷豊さんのアイディアだというからもう…!どんな想像力してるんですか…!!
でもツアー客の中にはもっとすごいファッションの人もいたりして、もうなんだか、すごかった…w

ファッションといえば、ツアー客の一人「香」演じる吹石一恵さんの服とか、髪型とか、とても個人的に好きな感じで、もう彼女が着替えて出てくるたびに注目しまくりでした。ガーリーなトップスに、ふんわりとしたスカート…。布が多いスカートって(布っていうか…なんていうの?こう、プリーツじゃなくてフリルが自然にある感じの…あ、フレアスカート!?)、私は「サウンド・オブ・ミュージック」(古いなー!!)の頃から憧れのスタイルなんですが、ああ、こういう風に普通に着ていいんだなあって思いました…!本当に、めっちゃかわいかった。
…かわいかった、と褒めた後にこういうこと書くのは非常におこがましい感じなんですが…「香」さんは、どこか、自分に似てる気がして、親近感もあって見守ってる感じでした。似てるって、もちろん顔じゃなくて、服でもなくて(私フレアスカート持ってない、今は)、なんか…アクションが…。美しい街パリで、思いがけず憧れの人のそばにいれて、テンション高くウキウキしてる感じが…すごい…うちみたいだった…。でも、ただ能天気なうちとは違い(そしてこのままでは本当に平気で一人でパリとか行きそうなうちとは違い)(さっきから…もう…)、こんな高級ツアーに一人で参加した理由は、結構重くて……。
右京さんが彼女にかけた言葉、自分への言葉のように、真剣に聞いてしまいました。

みんな、それぞれ、事情があるんだよね。
…それがまあ、ハッピーエンドに向かっていく、という映画なんだけど、それにしてはあっさりしてる感じもした。具体的なことは何もわからないままの人もいる。
でもそれは、きっとわざとそうしてるんだろうと思った。言葉で語られないところは、想像したらいい、って。
逆に、くどくど全部の事情を説明しなくても、ちょっとした、本当になんてことない言葉が相手の心を救ったりすることも、あるんだなって…思った。

そうそう、パンフ、すっごい良かったです!!さっきも書いたけど、私はよかった映画はパンフ買うって決めてて、だから別に中身とか全く確認しなかったんだけど…
一番うれしかったのが、映画に出てきたスイーツのお店の名前が紹介されてたこと!すんごいおいしそうだったけど、映画の中ではほとんど説明なかったんだよね…!(用意するのはいつも「スイーツ女子」の香さんでした。でもだから彼女が気になったんじゃなくて、まずはそのスタイル)
あと、フランスのロケ地マップも!たくさん紹介されてて嬉しかった…。客室内部だけ他の「お城」を使ってたとかすごいっすね…ほんとに…。
各キャラの衣装の設定画とか(水谷さんのもあります)、フランスでのロケの様子とか、めっちゃ読みごたえもあって、写真も綺麗で…!うーん、買って良かった!!

途中、「これはパリのプロモーションビデオなんだっけ?」って思っちゃうほど、これでもか!ってほど、パリの街は美しく撮られてます。もう、見たら絶対行きたくなるよね、これは!!
本当にまた行きたくなりました。で、今度行くときには、ヴェルサイユもルーブルも行くんだ…きっと…!

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