「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

MOTHER3日記 その27(ラストらへん)

2006-06-26 23:24:56 | MOTHER3日記

ずっとほっぽいてた、ラストバトル…

書くぞー…

っていや~ホンマに難しいね。

好きすぎるとどう書いていいかわからん。

あとうちが泣いたとこ「泣いた」とか、「うわーん」とか入れてたらきりがない。中盤からずっと泣いてたし。うーん…難しいなあ。たぶん今日じゃ書ききれない。

 

 

 

未クリアの方は本当に読まないでください!

ラストバトルです!ネタバレどころのさわぎじゃないです!

セリフ、書きまくってます!

 

******************************************

 

二度目の対決。おそらくこれが…最後の。

 

一撃で気絶させられた仲間達をぼんやりと見やり、どうしていいかわからないまま、「たたく」を選択した私。

だけど…

「リュカは

なぜか こうげきができなかった。」

泣いた。

そうだよね…もうお兄ちゃんだって、わかってる。ずっとずっと探してた大好きなお兄ちゃんなんだ。

あやつられてるだけなんだ。リュカに攻撃ができるはずもない。

ごめんね…。

 

でも、彼をあやつっていたポーキーはもう…いない。いないんだ。

なんとか目を覚ましてほしい。でも…どうしたらいいんだろう…

 

むこうは容赦なく攻撃してくる。負けるのが正しいのか…?と一切の抵抗をやめてみた、が、HPが0になってもマジプシーの形見が発動して、カムバック。

それで少し目が覚めた。倒れちゃ、いけない。だってここで倒れたら…誰が兄さんを助けるんだ?

 

!! PK LOVEΩ! いた…いたい!にいさん…

 

……え…?

「リュカ」

名前… 名前?

誰?誰の声?

 

うわあ、シールド張ってもすぐ破られる!

 

…え、また…

「クラウス」

こ、これ…まさか…おかあさ……

 

 

やっぱり!お母さんの声だ。

だけど、仮面の男には、届かない……

 

 

いたい!いたい!ビームが!!

お母さーん!死にます!死にます!ぼくが!!

 

 

「あなたは

ポーキーの ロボットじゃない

わたしたちの こども!」

 

かめんのおとこは あたりを みまわした って…!

…届いてる!お母さん!がんばって!!

ぼくもがんばるから…

っていうかこれはMPなくなったらどうしたらいいのかしら…

 

うわっまた!PK LOVEΩ!!いやああーーー!!

「あぶない!リュカ!」

え…… え、お父さん!?

前に飛び出した!?

い……いやあ……!!

「クラウス きづいてくれ

クラウス

ずっと おまえを さがしてたんだ。」

 

その言葉は 彼には 届かない。

 

ま、またPK LOVE…

おとうさ…!いやーーーーーっ!!

おとうさんまで…死んじゃうの?

おかあさんみたいに…ぼくを…ぼくらを、守って、

そして、ぼくらを、残して……

お兄ちゃん!…おねがい…やめて…

目を覚まして!!

 

 

あっ、あわてて、「たたく」選択しちゃっ…

え!?攻撃した!!リュカが!!なっ……

そこへ、声が聞こえた。かなしそうな……

「リュカ

あなたから さきに

たたかいを やめて」

 

ごめんなさい…お母さん。

そうだね。ここでぼくが、兄さんを倒して、それでどうなるっていうんだ…。

ぼくが、本当に、ひとりぼっちになるだけだ。

もう 祈るしかない。

お兄ちゃん、どうか…どうか、目覚めて。

ぼくは、攻撃をしない。

 

 

ただ、耐える。

激しい攻撃に、倒れてしまわないように。

ぼくにできることは、今は…それだけ。

 

 

お母さんは必死に「クラウス」に呼びかける。

何度も。何度も。

ぼくはただ、耐えている。

祈りながら、耐えている。

 

「おねがい

どうか おもいだして!

リュカも

クラウスも」

 

回想。

2人が生まれたときの、お父さんとお母さんの会話。

「1人じゃできないことも、2人ならできそうね。」

ならんだベッド。

「どんなふうに そだってほしい?」

風にゆれる、ひまわり。

「きみに にた おもいやりのある こに…」

幸せな家族の思い出。

「たのんだよ。」

 

 

 

 

 

その2人は今、真っ暗な中で向き合っている。

故郷から遠く離れた、汚れた町の奥底の

最後の針の前で。

 

一方は、仮面で素顔を隠した少年。

この世界を破滅させようとした男の下で

世界の脅威となった少年。

 

一方は、明るい金色の髪の少年。

たくさんの人々の期待をその身に背負い

世界の希望となった少年。

 

 

倒すべき最後の敵は、生き別れた弟。

倒すべき最後の敵は、生き別れた兄。

この世界の行く末は、この悲劇の戦いによって決まる。

救いは、兄の方の心はすでに無い、ということか。

兄は弟だとは認識できず、

弟はあまりにも多くのものを失いすぎた。

せめて全力でぶつかり合えば

悲劇の色は薄くなるのかもしれない。

 

だけどこの世界は、そんな悲惨な妥協は許さなかった。

愛で救うのだ。

全てを。

それは、悲劇さえもすくい上げる。

 

 

 

リュカは どうしていいか わからなくなっている

 

かめんのおとこは リュカをみつめた。

 

 

それでもあいかわらず攻撃はしてくる彼。でも、弱々しくなってる…

音楽も…かすれた、機械的な感じだったのに…どんどん変わっていく…

曲は…愛のテーマ。

 

かめんのおとこは みみをふさいだ。

きこえるかい?この曲が。

かめんのおとこは めをつぶった。

みえるかい?目の前にいる敵が、だれなのか…

 

 

かめんのおとこは リュカをみつめた。

 

リュカは なきたくなった。

 

 

仮面の男の攻撃。

リュカは泣きたい気持ちで、それをその身で受ける。

 

 

かめんのおとこは リュカをみつめている。

 

 

そこへ…お母さんの声が響く。

 

「クラウス…

クラウス… もう

おかあさんのところに

おいで

 

つかれたでしょう

おいで クラウス…」


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