クリスマスなので、ちゃんとケーキを作ろうと思い立ち、また本棚をひっくり返しながら何を作ろうか考えてて…でも、なかなか決められない。そこで、そのへんにいた母にためしに聞いてみることに。
「どんなのが食べたい?」
「う~ん…チョコレート!」
なるほど、と思ってチョコレートの本を探す。
チョコレートばっかりの本も何冊かあるので、順番に見ていたら、よさそうなの発見。
「チョコレートの手作りお菓子」(杉本都香咲/新星出版社)
チョコレートの手作りお菓子 (Homemade sweets)杉本 都香咲新星出版社このアイテムの詳細を見る |
より、「ビュッシュ・ドゥ・ノエル」!
…オーブンペーパーの上で撮影すんなあああ!!(しかも使ったやつ!)
だって、この長さのケーキが入るお皿が我が家になかったんだもの!あと、これともう一品イチゴのデコレーションケーキ作ってたら、終わったのもう夜中だったんだもん!「と、とりあえず、写真だけ…」ってヨロヨロしつつ撮ったんだもん!(余裕持って作れよ…)
さて、こちらのケーキですが、見た目ほど難しくありません。…まあロールケーキって大概そうですよね。生地作ってクリーム塗って巻くというだけなので、作業的にも少ないし。
だけどまあ私は、お決まりというか…ロール巻くのが苦手なので、ほとんど家では作ったことがありませんでした。まあでも今回は…ちゃんと巻けたかな?巻き終わった時、生地に亀裂が入っていて、非常にクリームが塗りづらかったのですが…(だめじゃん!)
この本の手順で行くと、ロールケーキは「向こう側から自分の方に向かって巻いてくる」という風に説明がされていて…、私は手前からしか巻いたことがなかったのでとまどったのですが、…そういえば普通にいけたなあ。まあ中身はクリームのみ(フルーツやらナッツが入っているわけではない)ので、巻きやすかったと言うのもあるのでしょう。
中身のクリームと、外にコートしているクリームは同じものです。しかもクリームはガナッシュ(生クリーム+チョコ)に、バターを加えるのみ。本当に手軽にできました。
が、ひとつだけ、材料に見慣れないものが…
「冷凍フランボワーズピューレ」
そう、上にも飾ってあるフランボ(あれはフランボです。冷凍物なので色が悪いですが)、生地に打つシロップの中にも入っているのでした。
…ていうかさー、冷凍のピューレとか、売ってないっちゅうねんな…。
皆さん、一体どこで買われているのでしょうか!!クオカとかで取り寄せろってことなのでしょうか!悪いけどうちはお取り寄せは嫌いなんだ!!送料がかかるから(えー)(だからこそ私は東京までケーキ食べに行くわけであって)
まあ、そういうわけで、冷凍のピューレは手に入りませんでした。
そのまま無視でいこうとも思ったのですが(私結構これやるんですが…「コニャック~!?んなもんあるか。グランマニエ入れてやる」とか)(←最低やん…)、冷凍のフランボワーズ自体はあったので、「じゃあそれをピューレにしちゃおう!」と…。バーミックスでガーッと。自家製フランボワーズピューレの完成です!(「自家製」の使い方がおかしい)
そのせいか、えらいツブツブ感が際立っていた気もします(……)。
あと、うちの台所は本当に寒いのですが…コーティングするクリームが、塗りひろげられないまま固まってしまったのは本当に参りました。しょうがないのでリビングのストーブの前に持っていってじわじわ溶かしながらやっとのことでコートしたという…。本当に元パティシエか。
でもなかなか融解してくれないクリームにぶちギレでした☆「ちくしょう、バーナーがあったら直接あぶってやるのに…!!」←怖い
チョコの飾りとか、クリスマスのプレートが手元にあったら、もっとよかったのですが…
再現率
この本は結構お気に入りです。最初本屋さんで見かけた時は、表紙の見事ならせんの飾りチョコがのっかっているムースを見て、「またこんな、家で再現不可能な本を…」と思いました。でも中を読んでみると、なんか、ちゃんとそのらせんチョコの作り方まで載っている(笑)。で、表紙のムースも丁寧に手順が載っているし…できなくもないかもという気持ちにさせてくれる!他にもオシャレっぽいケーキが多いし、おいしそう…。加えて、著者の方、辻(東京校)の元先生だったそうで…それは、買いでしょう!と。…ほら、一応卒業生だし、ワタシ。