夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

菅首相、無知で可哀そうな言動に、無力な私でも微苦笑を重ねて・・。

2021-04-19 14:35:59 | ささやかな古稀からの思い
今朝、ぼんやりとテレビのニュースを視聴していると、
菅首相は、国内の接種対象者の全員に必要な量の新型コロナウイルスワクチンについて、
「9月までに供給されるメドが立った」と首相官邸で記者団に公言されていた・・。

何かしら首相は、米国訪問中の17日、
米製薬大手ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)と電話会談を行い、
追加供給で実質合意した。

国内の接種対象者は約1億1000万人で、
1人2回接種で約2億2000万回分が必要となる。

首相はブーラ氏との電話会談について、
「協議を迅速に進めたいとの話があった」と説明した。
政府は今後、ワクチンの日本向け輸出が安定的に進むように全力を挙げる方針だ。

このような声明を私は学び、やがて微苦笑したりした・・。




過ぎし17日の夜、ときおり愛読している【 日刊ゲンダイデジタル 】見ている中、
『 菅首相が米ファイザー直接交渉で赤っ恥 CEOとの対面が頓挫 』、
と題された記事を読んだりした。


《・・ 不要不急の外遊で、どれほどの成果を持ち帰ることができるのか。

「バイデン米大統領と対面会談する初の外国首脳」を勝ち取り、
菅首相は意気揚々と訪米。

日米首脳会談の内容もさることながら、新型コロナウイルスワクチン供給をめぐり、
見せ場にしようともくろんだ米ファイザーとの交渉は、鼻であしらわれる赤っ恥。

帰路の足取りは、かなり重いものになりそうだ。



■ワシントンDCからNYに電話

遅れに遅れているワクチン接種スケジュールは、

一向に改善の兆しが見えない。

英オックスフォード大などの調査(10日時点)によると、
少なくとも1回接種を受けた人の割合は、日本は全人口のたった0.87%。

ネタニヤフ首相と諜報機関モサドが陰に陽に動き回ったイスラエルの61.35%、
金に糸目を付けない米国の35.03%に遠く及ばない。

10%超えのG7でも、ケタ違いの差をつけられ、
平均0.65%のアフリカと同水準の情けなさだ。



そこで菅首相周辺が一計を案じたのが、ファイザー社との追加交渉だった。

アルバート・ブーラCEOを滞在先のワシントンに呼びつけ、

対面会談を模索。

「首相による直接交渉」の絵をつくり、
局面打開を狙ったものの、見事に頓挫した。

首脳会談終了後に、
ワシントンの菅とニューヨークのブーラ氏を電話でつなぎ、協議するという。

「新型コロナ対策で対面から電話に切り替えたとされていますが、

袖にされた菅首相のメンツを立てたアナウンスに過ぎない。

1月中旬にワクチン担当に起用された河野行革相が
〈直接ファイザーと話をする〉と交渉役に名乗りを上げると、
引く手あまたのファイザー側は〈首相を出してほしい〉と逆指名したほど強気。
呼べばCEOが出てくると考える方が甘い」(永田町関係者)

本社に乗り込むでもなく、電話で話すんだったら、

東京から、サッサとコールすればよさそうなもの。

米国時間に合わせ、宵っ張りで拝み倒すのが恥ずかしかったのか。




政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。
「ファイザー社には、世界中からリクエストが殺到している。

日本国総理大臣が訪米するから、
直接話そうなんて、虫のいい話が通らなかったのでしょう。

これをもって後手後手と言わず、
何を後手後手と言うのかというほどのお粗末さ。

菅首相には、国民の暮らしと生命を守る危機管理能力がないことが、
 改めて浮き彫りになったと言っていい」

井の中の蛙に国を預けちゃダメなのだ。・・》




このような記事を読み、無力な私でも、
菅首相は、無知で可哀そうなふるまいをしてしまった、と微苦笑してしまった。


或いは今回のバイデン米大統領と初めての対面会談に臨んだ菅義偉首相について、
鳩山由紀夫元首相は18日付のツイッターで、
「不慣れなオロオロ感と気恥ずかしさがモロだった。
夕食会を断られ、ハンバーガー付きの20分の首脳会談では哀れだった」と投稿した。


このようなことを私は学び、
沖縄のありかた、そして日本を混迷させた鳩山由紀夫元首相には、
私は政治家で最も険悪しているので、
菅首相酷評する資格はないよ・・と苦笑したりした。



確かに菅首相は、新型コロナウイルスワクチンについて遅滞しているが、
どのような形であれ、何とか国内の接種対象者の全員に必要な量、
「9月までに供給されるメドが立った」、遅ればせながら責務を果たした。


いずれにしても、安全保障で踏み込んだ共同声明を公表し、
ある程度の成果を得たと、私は思ったりしている。

しかしながら今後は、早めに国民の殆どが希望している新型コロナウイルスの接種後、
感染の終息化を得て、初めて東京五輪の開催判断ができ、
その後に衆・参議院の選挙など、難題は山積しているので、
菅首相は奮闘しても、大丈夫かしら、と微苦笑している。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 家事の負担が様変わり、高齢... | トップ | 菅首相は新コロナウィルスの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ささやかな古稀からの思い」カテゴリの最新記事