夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

家事の負担が様変わり、高齢者の男性の私は学び、驚きながら溜息を重ねて・・。

2021-04-18 15:26:06 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『 家事の負担が様変わり
     掃除は真っ先に「やらなくていい家事」に 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。


過ぎし2004年の秋に、私は定年退職時を迎え、多々の理由で年金生活を始めた。

そして専業主婦だった家内は、専業主婦の延長戦だわねぇ・・、
と微苦笑しながら、家事全般をしてもらうことなったりした。

私としては、せめて平素の買い物ぐらいと思い、
自主的に我が家の買い物専任者を宣言して、
これ以来、家内から依頼された品を求めて、
スーパー、専門店に殆ど毎日行っている買い物メール老ボーイとなってきた・・。


しかしながら昨年の新春より新コロナウィルスの烈風に伴い、
感染が怖くて、3日に一度に集約にしている。


そして掃除、洗濯、料理などの家事の全般は、家内にお任せで、
ときおり家内が家内の母宅に5泊6日前後で、介護に行っていた時は、
私は若葉マークと称せられる初心者として、
戸惑いながら掃除、洗濯、料理などの家事をしたりしてきた・・。

このような我が家の家事の実態であるが、
今回の《・・家事の負担が様変わり・・》って、どのようなことですか、
と思いながら記事を読んだりした。

この記事は、『女性セブン』の2021年4月29日号に掲載された記事のひとつで、
関連の【 マネーポストWEB 】に於いて、
4月18日に配信され、無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。




《・・ コロナ禍のステイホームで、とくに影響を受けたのが主婦なのではないだろうか。

夫や子供が家にいる時間が長くなり、主婦の仕事は二極化しているという。

これまで以上に亭主関白が浮き彫りになった家庭と、
家事をシェアする機会が増え、主婦の負担が減った家庭に分かれたのだ。


家事研究家で、『なぜ妻は「手伝う」と怒るのか 妻と夫の溝を埋める54のヒント』の著者、
佐光紀子さんが語る。

「外出自粛を余儀なくされるようになったことで、
それまでは日中は家にいない“お客さん”だった夫が、
家にずっといるようになった。

そのせいで、家事のマネジメント業務が増えた主婦は、少なくありません。

一方で、この期間に家事に参加するようになり、
“お客さん”から、ようやく“家族”に変わった夫も増え始めています」

主婦が日々、家の中でこなさなければならない仕事は無数にある。
事実、男女問わず多くの人が、
コロナ禍で「家事の負担が増えた」と感じていることがわかった。

その影響もあってか、掃除、洗濯、料理、買い物といった昔ながらの家事は、
科学技術の発達や、さまざまな家事代行サービスの登場によって、
様変わりしている。

なかには、近い将来絶滅を迎えるものすらあるかもしれない。



家事シェア研究家で、NPO法人tadaima!代表の三木智有さんが指摘する。
「5年後に専業主婦が完全になくなっているとは思いません。
ただし、家事のハードルは年々下がっていて、
5年もすれば主婦の負担が減ることは間違いない。

“家事は、女の仕事”などという古い価値観も減り、
家事の分担や外注は、当たり前になっているでしょう」

家事は、もはや「主婦の仕事」ですらなくなるかもしれない。




◆最新のロボット掃除機の驚くべき機能

まっ先にやらなくてもよくなる家事は「掃除」だと語るのは、
知的家事プロデューサーの本間朝子さん。

一昔前まで、主婦は掃除機を片手に、部屋の隅から隅まで移動して、
 それが終われば、雑巾やワイパーで床を磨き上げなければならなかった。

だが、大ヒットしたアイロボットの「ルンバ」をはじめとするロボット掃除機の普及で、
掃除にかかる手間は、どんどん少なくなっている。

「最新のロボット掃除機は、吸引力が向上しているのはもちろんのこと、
部屋の角のほこりやゴミもかき出して吸い込みます。

掃き掃除だけでなく、拭き掃除までこなし、
清掃後のゴミは、充電器が自動で収集します。

AI機能が進化して、花粉の時期やペットの換毛期に合わせた掃除の提案もしてくれます。

唯一の弱点は、床が散らかっていると動線が確保できず、
掃除ができないところ。

しかし、いずれそれをカバーする機能や、
整理整頓ができる家電が登場することは、容易に想像がつきます」(本間さん・以下同)


風呂やトイレ、台所などの水回りの掃除は、
「自動洗浄」が当たり前になりつつある。

「TOTOの『おそうじ浴槽』は、
入浴後にボタンひとつで浴槽を洗剤で洗浄し、
『床ワイパー洗浄』は、床面に除菌水を吹きつけて、皮脂や角質汚れを落として除菌します。

一方、パナソニックのトイレ『アラウーノ』は、
使用後、水を流すたびに泡と水流で、便器を洗浄してくれる。

また、同じくパナソニックの最新のシステムキッチンには、
食器洗い乾燥機だけでなく、
まな板に紫外線を照射し、わずか2分で除菌する機能や、
ファンの掃除が10年間不要なレンジフードもあります」

より身近なところでいえば、SCジョンソン社の「スクラビングバブル」のシリーズなど、
水回りにスプレーして数分おき、水で洗い流すだけで汚れが落ちる洗剤は、
どこでも手に入る。

もはや、腰をかがめて、ゴシゴシ擦って掃除する必要はないのだ。

新しい家やリフォームした家であれば、
自動洗浄機能を取り込むことで、掃除の手間はとことん省ける。



◆新たな課題はごみ問題

掃除だけでなく、洗濯の流儀も大きく変わりつつある。

「洗濯物は、“天気のいい日に外に干す”のが当たり前でしたが、
いまは花粉やPM2.5などの影響で屋外に干すメリットが少なくなっています。

洗剤や洗濯機の除菌効果も上がっているので、
今後は“外に干す方が危ない”という価値観になるでしょう。

スチームや紫外線ライトで衣類を除菌できるホームクリーニングマシンも登場し、
洗濯から除菌までのすべては、家の中で、ボタンひとつで行うのが、
  近未来の常識になっているかもしれません」

すでに、襟や袖などの部分洗いや、洗剤の計量・投入が自動でできる洗濯機は、
開発されている。

かつて洗濯板や二槽式洗濯機で苦労したほろ苦い思い出は、
追憶の彼方に消えていくのだ。

「さらに最近は、洗濯からアイロンがけまでを請け負う、
クリーニングの進化系ともいえる『ウォッシュ&フォールド』という米国生まれのサービスが
日本でも登場しました。

家で洗うのは、下着だけで、
洋服などの洗濯からアイロンがけまで外注する未来は、そう遠くないかもしれません」(佐光さん)



一方、コロナの影響で登場した新たな課題がゴミ問題だ。

「デリバリーや宅飲みが増え、家庭ゴミの量が激増しました。
今後は、ゴミの体積を大幅に減らせる圧縮機能つきのゴミ箱や、
ゴミを乾燥させて肥料がつくれる家庭用の生ゴミ処理機などが、
環境保護の観点からも、より広く浸透していくはずです」(本間さん・以下同)・・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




今回、家事の負担が減る要素として、
掃除機の自動化、洗濯機関連、キッチン、風呂、トイレなどの自動洗浄の機能、
恥ずかしながら知らないことが多く、多々教示されたりした。

しかしながら掃除機は、長年使用してきたコード有の掃除機、
或いは手軽なコードレスの片手でもできる掃除機、のふたつで、
この二刀流で従来通り行おうと、家内と話し合いが出来ている。

しかしながら風呂、トイレ、キッチンの自動洗浄の機能は、
高齢者夫婦だけの我が家としては、誘惑されそうで、
私は家内と話し合い、やがて買い求めることもある、
と思ったりした。



ただ難点は、我が家は古ぼけた家であり、風呂、トイレ、
そしてキッチンにしても、リーフォムした上で、新調する必要があるので、
老後の資金を配慮して、程々に・・と微苦笑しながら、溜息を重ねたりしている。
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