先程、愛読している講談社の公式サイトのひとつの【現代ビジネス】の記事を見ている中で、
『 「親思いの娘」と同居してから、
83歳女性の老化が進んだ「残念な理由」
~家事は「無意識のリハビリ」である~ 』、と題された見出しを見たりした。
こうした中で、私は学生時代は実家より、結婚してからも単身赴任をしたことがなく、
ある民間会社を35年近く勤め、やがて2004年の秋に定年退職となったりした。
この間、夫の私は家計の責務で奮闘して、家庭のことは、庭の手入れをする以外、
家事のすべてを家内に頼ったりした・・。
そして多々の理由で、私たち夫婦は年金生活を始めた・・。
定年前のサラリーマン時代の私は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。
そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
平素の買物専任者を自主宣言し、買物メール老ボーイとなったりした。
こうした中で、私の平素の朝食と夕食は、家内と共に談笑しながら頂いているが、
年金生活の当初より、昼食だけは、お互いに制約することなく、自由食としている。
私たち夫婦が年金生活を始める直前、
家内の父が病死となり、残された家内の母は遠方に戸建てに一人住まいとなったりした。
やがて長女の家内は、毎月、6泊7日前後で、
家内の母宅に行き、季節に応じた衣服、暖冷房関係、掃除などで、
行ったりしてきた。
この間、我が家では、私が『おひとりさま』の生活をしてきた。
そして私は、掃除、洗濯、簡素な料理など手抜きながら、何とかしてきた。
やがて家内の母は体調を崩し、病院の付き添いなどを含めた介護で、
家内と家内の妹で、交互に宿泊してきた。
やがて家内が6年前に、亡くなる確率の高い難病のひとつの膵臓(すいぞう)がん、
と医師から伝えられて、退院後に私たち夫婦は、終末治療の扱い、葬儀、お墓、
残された方の生活のありかた、生活費など、考えられる範囲で話し合ったりした。
こうした中、家内は家内の妹に、茶道具、和洋服など、
贈与するために宅配便などを活用して、幾たびも送付したりしてきた。
これ以来、家内は《・・私がいなくなって困るのは、あなたょ・・》、
と無言ながら、家内に叱咤激励されながら、
何かとノロマな私でも、掃除、洗濯、料理などをしたりしている・・。
しかしながら料理は、いつまでたっても初心者となっている。
やがて家内は体調が万全ないが、家内なりに先立って掃除、洗濯、料理してくれ、
私は補欠のような立場となっている・・。
このような我が家の家事に関して実態であるが、
《・・家事は「無意識のリハビリ」である・・》このフレーズに、
私は強く関心させられて、記事を読んでしまった・・。
「親思いの娘」と同居してから、83歳女性の老化が進んだ「残念な理由」(上村 理絵) @moneygendai
親が年をとったら同居して、自分が面倒をみる。しかし、理学療法士の上村理絵氏によれば、同居によって老化が進んでしまう高齢者は多いという。実際にあったケースを紹介し...
マネー現代
物覚えの悪い79歳の私は、学んだことを忘れないために、
無断ながら記事を転載させて頂く。
《・・
親が年をとったら同居して、自分が面倒をみる。
仲のいい家族ほど、そう考えるものだろう。
しかし、著書に『こうして、人は老いていく』がある理学療法士の上村理絵氏によれば、
同居によって老化が、進んでしまう高齢者は多いという。
実際にあったケースを紹介しながら、老化を防ぐ心がまえを上村氏に教えていただいた。
☆子どもとの同居にひそむデメリット
「人が環境をつくり、環境が人をつくる」とよくいわれていますが、
それをあらためて実感した出来事がありました。
「今度、娘と同居することになったのよ」
松崎さん(仮名)がうれしそうに私に話しかけてくれたのは、
長かった残暑がようやく落ち着いた初秋のころだったように記憶しています。
83歳になる松崎さんは、数年前に病気を患ってから、
足腰がおぼつかなくなってきて、私たちのリハビリ施設に通うようになったのです。
足腰が弱っているので、テキパキとはいきませんが、
家事もこなすことができていたので、旦那さんが亡くなられた後も、
1人で暮らしていました。
少し前に病気で体調を崩してしまった松崎さんを心配した娘さんが、
熱心に「同居したい」と持ち掛けてくれたそうです。
娘さんとは仲がよいそうで、彼女自身も同居を心待ちにしているようでした。
冬の訪れを感じ始めたころ、それまでと同じようにリハビリを続けていたのですが、
彼女の身体機能が、あまり改善しなくなりました。
もしやと思い、「最近どのように過ごされていますか?」と質問したところ、
「娘が身の回りのことを、すべてやってくれているんです」
という答えが返ってきました。
☆家事は「無意識のリハビリ」である
松崎さんの身体機能の改善が見られない原因は、予想していた通りでした。
その原因とは、娘さんの深すぎる愛情です。
これまで育ててくれた感謝の気持ちが強いからか、
「体が弱っているのなら、私が助けてあげる」
という思いで、身の回りの世話を焼きすぎたのです。
家事は、「無意識のリハビリ」です。
たとえば、洗濯物を干すと、
腕を上に伸ばす動作や、洗濯物を掛ける際のバランスを保つことで、
上腕二頭筋・三頭筋、広背筋といった腕や背中の筋肉が鍛えられます。
掃除機をかければ、
歩く動作や掃除機を前後に動かすことで、
大腿四頭筋、ハムストリングス、腹筋群、背筋、体幹筋群などが鍛えられるのです。
家事をしなくなるということは、
そういった筋肉を鍛える機会を奪うことになり、その分、筋力は衰えてしまいます。
体が衰えてきている人ほど、体を動かさなくては危険です。
「時間がかかってもいいから、身の回りのことは自分でするようにしないと、体が弱っていきますよ」
と松崎さんにお伝えして、家事の分担を娘さんとしっかり話し合うようにお願いしました。
「仲のいい、家族の同居、要注意」
うまいこと五、七、五でまとまっていますが、
これはスタッフのなかでも共通認識としてあり、松崎さんのようなケースは少なくありません。
☆「できること」を奪われない環境をつくる
まだ肉体が衰えていない若い人たちから見ると、
時間がかかって危なっかしく、つらそうでもあり、
ついつい手を貸したくなる気持ちもよくわかります。
本人も、「家族にやってもらったほうがラク」と思うかもしれません。
しかし、できているのであれば、自分の力でこなしたほうが、
確実に老化の予防・改善につながります。
今はラクでも、体を動かす機会を減らしてしまうと、
後々老化が進んだときに、もっとつらい現実に向き合わなければならない可能性が高くなるのです。・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回、家事は「無意識のリハビリ」である、79歳の男性の私は学び、
確かにそうですよねぇ・・深く同意させられたりした・・。
何かと愚図の私でも、掃除、洗濯などすれば、
行う順番、どのようにすれば効率、綺麗に・・など段取り、実践が伴うので、
身体を駆逐して、動かすので、リハビリ体操と同じである、と思っている。
今回のケースは、自身の自戒と私は受け止めたりした・・。
そして家事は、家内が亡くなった時は、私は『おひとりさま』の生活が余儀されるので、
現状より家事は積極的にしなければ、困苦するのは自身であり、
今回、良きケースを学んだ、と微苦笑をしたりしている。
私と妻、特に妻は足腰が弱ってきたので、娘たちから一緒に暮らしてもらいたいと考えています。
このブログのおかげで、家事はなんとか妻にもらおうと思います。
ありがとうございました。(ゆ~)
初めまして・・。
先程、貴兄よりコメントを頂いたことに気付きまして、
大変失礼を致しました。
>私と妻、特に妻は足腰が弱ってきたので、娘たちから一緒に暮らしてもらいたいと考えています。
>このブログのおかげで、家事はなんとか妻にもらおうと思います。
>ありがとうございました。(ゆ~)
どの家でも、それぞれ深い事情を秘めていることですので、
一概には判断できませんですので、よく御配慮された上で、御決意してください。
陽春の時節、貴兄、奥様共々、御身体を程々に御自愛されながら、
お過ごしして下さい。