夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

今年の我が家の3大ニュース、私達夫婦のささいな出来事は・・。 【上】

2010-12-30 11:10:06 | 定年後の思い
             序 章

東京郊外の調布市に住む年金生活7年生の66歳の身であるが、
過日の22日に青森の初冬の8泊9日の旅を終えた翌日、
家内の洗濯、掃除の合間、私は家内にコーヒーを淹れて小休憩をしていた時、
『XXちゃん・・世間では今年の10大ニュースが発表されたりしているけれど・・
我が家の今年の出来事は・・今までの35年の結婚生活で・・何よりも変ったことは・・何だろうねぇ・・』
と私は家内に云ったりしていた。

この後、私は主庭のテラスで冬枯れの落葉樹を眺め、煙草を喫いながら、
今年の私達の生活で大幅に変貌したことを思い浮かべたりした・・。


そして、三つばかり出来事が思いだしたりした。

◎私達夫婦は家内も年金の受給者になり、お互いに年金の身となる。

◎共通趣味の国内旅行の内容が、大きく変貌した。

◎私の『お酒代』が激少した。

この後に、このような出来事を家内に云ったりしたら、
そうだったわょねぇ・・、と微苦笑しながら同意した。



         第1章  私達夫婦は家内も年金の受給者になり

私は2004(平成16)年の秋に35年ばかり勤めた民間会社を定年退職後、
直ちに年金生活に入った。
私は1944(昭和19)年の秋に生を受けたので、
この後の2年間は、報酬比例部分だけの年金受給であった。

そして2年後の定額部分、配偶者加給が加わった通常年金総額からすれば、
ほぼ55%受給額で、片翼飛行のような状況で定年後の2年間は過ごした・・。


家内は1949(昭和24)年の初冬に生まれたので、
私の退職後の関係で、この間は国民年金を支払っていた。

昨年の晩秋に、家内は60歳を迎える直前に年金受給資格を得て、
今年の初めより支給された。

私と結婚する前に短期間に働いた成果で、年金支給されると、
『ほんのわずかだわ・・』
と家内は少し落胆していた。

『長年・・専業主婦だったから・・やむえないょ・・
それより・・俺の退職後から国民年金を支払ってきたことを思えば・・
支払う側から支給される立場となったのだから・・天と地の違いだょ・・』
と私は家内に微笑みながら云ったりしたのである。

このように我が家に於いては、今年から私達夫婦は完全年金受給者となったのである。

                               《つづく》

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