私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
昨夜、ヤフーより発信されているニュースを見ている中、
『 今年の“新語”大賞は「ぴえん」
新型コロナ関連のワードも続々トップ10入り 』
と見出しを見たりした。
昨夜、ヤフーより発信されているニュースを見ている中、
『 今年の“新語”大賞は「ぴえん」
新型コロナ関連のワードも続々トップ10入り 』
と見出しを見たりした。
我が家は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。
もとより息子、娘もいなく、まして孫もいないので、
何かしら世の中の風潮とか流行に取り残されることもあり、
ときおり私は微苦笑する時もある。
そして今回、《・・今年の“新語”大賞・・トップ10・・》って、
どのようなことなの・・と知的好奇心に負けて読んだりした・・。
この記事は、音楽ランキング専門雑誌として名高い『オリコン』の公式サイト【ORICON NEWS 】で、
11月30日に配信され、無断であるが転載させて頂く。
《・・『三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2020」』の大賞は「ぴえん」
2020年を代表する言葉(日本語)で、
今後の辞書に掲載されてもおかしくないものを発表する
『三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2020」』選考発表会が、
11月30日、都内で行われ、大賞には「ぴえん」が選出された。
今後の辞書に掲載されてもおかしくないものを発表する
『三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2020」』選考発表会が、
11月30日、都内で行われ、大賞には「ぴえん」が選出された。
「今年の新語」は、一般公募などで寄せられた候補の中から、
辞書編纂(さん)のエキスパートたちが選定。
選ばれるのは、あくまで「今年広まったと感じられる新語」で、
必ずしも「今年生まれた言葉」とは限らないため、
その年話題となった新語・流行語を決める『ユーキャン新語・流行語大賞』とは一線を画する。
辞書編纂(さん)のエキスパートたちが選定。
選ばれるのは、あくまで「今年広まったと感じられる新語」で、
必ずしも「今年生まれた言葉」とは限らないため、
その年話題となった新語・流行語を決める『ユーキャン新語・流行語大賞』とは一線を画する。
トップ10には「リモート」、「密」などといった新型コロナウイルスにまつわる語も、
ランクインしていたが、「選外」にも“コロナ枠”を設けて、
「ソーシャルディスタンス」、「ステイホーム」、「クラスター」、
「アマビエ」、「ロックダウン」、「手指(しゅし)」が選ばれた。
ランクインしていたが、「選外」にも“コロナ枠”を設けて、
「ソーシャルディスタンス」、「ステイホーム」、「クラスター」、
「アマビエ」、「ロックダウン」、「手指(しゅし)」が選ばれた。
■『三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2020」』トップ10
大賞:ぴえん
2位:〇〇警察
3位:密
4位:リモート
5位:マンスプレイニング
6位:優勝
7位:ごりごり
8位:まである
9位:グランピング
10位:チバニアン
選外(コロナ枠):ソーシャルディスタンス、ステイホーム、クラスター、アマビエ、ロックダウン、手指(しゅし)
このようにベストテンが発表されていたが、
無念ながら『“コロナ枠”』系を半分ぐらい知っている程度であり、
世の中を隔てられている人々に属していると苦笑したりした。
しかしながら大賞を得た『ぴえん』ぐらいの意味合いを知らないと、
今年の大晦日(おおみそか)が訪れてこないように思い、
そして新年も迎えられないように思いながら、
こっそりとネットで調べたりした・・。
やがて日本経済新聞の系列の公式サイトのひとつ【日経クロステック】に於いて、
無念ながら『“コロナ枠”』系を半分ぐらい知っている程度であり、
世の中を隔てられている人々に属していると苦笑したりした。
しかしながら大賞を得た『ぴえん』ぐらいの意味合いを知らないと、
今年の大晦日(おおみそか)が訪れてこないように思い、
そして新年も迎えられないように思いながら、
こっそりとネットで調べたりした・・。
やがて日本経済新聞の系列の公式サイトのひとつ【日経クロステック】に於いて、
ITライターとして著名な鈴木 朋子(すずき ・ともこ)さんの寄稿文で、
『 SNSの流行語「ぴえん」、なぜ女子中高生の心を捉えたのか 』と題され、
2020年10月2日で配信されていた。
そして私は、鈴木 朋子さんの教えを乞うように記事を精読した。
《・・ SNSの流行語「ぴえん」、なぜ女子中高生の心を捉えたのか
『 SNSの流行語「ぴえん」、なぜ女子中高生の心を捉えたのか 』と題され、
2020年10月2日で配信されていた。
そして私は、鈴木 朋子さんの教えを乞うように記事を精読した。
《・・ SNSの流行語「ぴえん」、なぜ女子中高生の心を捉えたのか
「ぴえん」という言葉が10代の子どもたちを中心にSNS(交流サイト)で流行し、
今や定着した感さえある。
マイナビティーンズの「2019年ティーンが選ぶトレンドランキング」、
マーケティング会社AMFの「JC・JK流行語大賞2019(言葉部門)」で共に1位に輝いた、
女子中高生に大人気の流行語だ。
2020年上半期には、ぴえんが進化した「ぴえんこえてぱおん」が、
流行語にランクイン、人気の衰えを見せない。
今や定着した感さえある。
マイナビティーンズの「2019年ティーンが選ぶトレンドランキング」、
マーケティング会社AMFの「JC・JK流行語大賞2019(言葉部門)」で共に1位に輝いた、
女子中高生に大人気の流行語だ。
2020年上半期には、ぴえんが進化した「ぴえんこえてぱおん」が、
流行語にランクイン、人気の衰えを見せない。
ぴえんは、悲しいときやうれしいときに、泣いていることを表す言葉だ。
泣いているといっても、号泣ではなく、目を潤ませる程度である。
使用法としては「指を蚊に刺された。ぴえん」のように、
ちょっと情けなくて泣いてしまうようなときや、
「優衣がスタバおごってくれた。ぴえん」のようにうれしいときに語尾に付ける。
「ぴえんこえてぱおん」は、ぴえんよりも感極まっているときに使う。
SNSなどでは投稿やメッセージに
「#ぴえん」というハッシュタグにして付けることも多い。
2020年9月24日時点で写真共有SNSの「Instagram」における
#ぴえんの投稿は、11万件に達する。
ぴえんの意味を表す絵文字も人気だ。
目を潤ませて、眉毛が下がっている表情の絵文字で、
英語では「Pleading Face(訴えかける顔)」と呼ばれる。
米Apple(アップル)のiOSでは、2018年10月のバージョン12.1で追加された。
「ぴえん」に使われるiOSの絵文字
(出所:米Apple)
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☆広がりを見せる「ぴえん」の流行
「ぴえん」の流行は、言葉だけにとどまらない。
女子中高生は、絵文字をモチーフにしたクッキーを焼き、
「Instagram」に投稿している。
執筆段階で「#ぴえんクッキー」の投稿は、1000件以上だ。
コロナ禍で流行した「#おうちカフェ」とも相性がよかったのだろう。
女子中高生は、絵文字をモチーフにしたクッキーを焼き、
「Instagram」に投稿している。
執筆段階で「#ぴえんクッキー」の投稿は、1000件以上だ。
コロナ禍で流行した「#おうちカフェ」とも相性がよかったのだろう。
ぴえんを題材にした歌もある。
アーティストの針スピ子による『「ぴえん」のうた』は、
童謡のような楽曲で、サビで繰り返される「ぴえん」のメロディーが耳に残る。
ショートムービー共有アプリ「TikTok(ティックトック)」では、「ぴえん」のうたを使った動画投稿が、
2020年9月24日時点で7万6000件を超える。
何かが壊れたなど悲しい事象を写した動画のBGMに、
使われることが多いようだ。
「ぴえん」のうたのショートバージョンは、
著作権フリーで公開されているため、ゲームにも使われた。
ゲーム開発を手掛ける、ただすめんが制作した「PIEN-ぴえん-」は
無料の3Dホラーゲームだ。
ぴえんの絵文字に黄色いカラダが付いている不気味なキャラクターに、
追いかけられつつ、ミッションをクリアする。
このキャラクターが出現すると、「ぴえん」のうたが流れるためか、
2020年7月には音楽配信サービス「Spotify」の「バイラルトップ50(日本)」で
4位にランクインした。
ぴえんの流行に乗り、企業もぴえんをデザインしたTシャツ、缶バッジ、
有料スタンプなどを販売している。
例えばLINEの有料スタンプでは、言葉、絵文字とも、
ぴえんをモチーフとするスタンプが数多い。
女子中高生に人気の自撮りアプリ「SNOW」でも、
目がぴえんの絵文字と同様になり、
上からぴえんの絵文字が降ってくるスタンプを提供している。
有料スタンプなどを販売している。
例えばLINEの有料スタンプでは、言葉、絵文字とも、
ぴえんをモチーフとするスタンプが数多い。
女子中高生に人気の自撮りアプリ「SNOW」でも、
目がぴえんの絵文字と同様になり、
上からぴえんの絵文字が降ってくるスタンプを提供している。
メーク法にも「ぴえん」が取り入れられた。
アイドルグループ「NMB48」の吉田朱里さんが、
涙袋にキラキラしたラメを施す「ぴえんアイ」を提唱。
吉田さんは、若い女性に人気のコスメブランド「B IDOL(ビーアイドル)」のプロデューサーでもあり、
ぴえんアイに使えるメーク用品としてB IDOLの商品を動画配信サービス「YouTube」で紹介している。
ラメが黒目に反射することで、潤んだ瞳に見えるという。
☆SNSで使いやすい要素を含む
ぴえんは、なぜここまで流行しているのだろうか。
まず、半濁音を使っていることが挙げられる。
女子中高生は「彼氏」を「かれぴ」と紹介するなど、
半濁音でかわいらしく表現することが好きだ。
さらに、「ぴえーん」よりも短く、
押しつけがましくなりすぎないこともよかったのだろう。
次に、ハッシュタグにしやすいことがある。
女子中高生は、Instagramの投稿にハッシュタグを使って、
文章を付ける。
一般的にハッシュタグは、画像を撮影した場所や料理の名前など、
情報を付加するために使用する。
しかし女子中高生は、「#寝不足でむくんでる」、
「#雨で毛量終わってる」など、
自撮り写真への言い訳をハッシュタグにして書くことが多い。
そのときに「#ぴえん」と足すことで、自虐的な笑いを呼ぶことができる。
さらに、ぴえんの絵文字がアレンジしやすいことも人気の理由だ。
眉毛と目の特徴さえ捉えれば、スイーツや料理にも生かせる。
絵文字自体も人気があり、SNSに投稿する画像にも
絵文字をたくさんデコレーションする文化がある。
少し気持ち悪いけれどかわいい表情が、女子中高生の心を捉えたのだろう。
ぴえんは、半濁音を使った短い言葉、ハッシュタグ、絵文字と、
SNSで使いやすい要素を含んでいる。
女子中高生をターゲットにするのなら、こうした仕掛けが重要になるだろう。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、ITライターとして著名な鈴木 朋子さんの寄稿文に導かれて、
『ぴえん』の女子中高生の多彩な活用を学び、ただ驚かされたりした・・。
私としては、孫世代のような女子中高生が、スマホを中核に、
LINEの有料スタンプ、写真共有SNSの「Instagram」、
ショートムービー共有アプリ「TikTok(ティックトック)」、
女子中高生に人気の自撮りアプリ「SNOW」など活用している時代に、
ただ驚き、溜息ばかりしている。
今回、せめて《・・女子中高生は「彼氏」を「かれぴ」と紹介するなど、
半濁音でかわいらしく表現することが好きだ。・・》、
初めて知り、「彼氏」のことを「かれぴ」かょ・・と微苦笑したりしている。