夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

御節(おせち)料理、多彩な食べ物の意味合い、遅ればせながら私は学び、微苦笑をして・・。

2020-12-27 14:24:57 | ささやかな古稀からの思い
先程、MSN (マイクロソフト)JAPANより配信されたニュースの中で、
『 おせち料理でいただく数の子や黒豆ってどんな意味があるの?』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に築後40数年の古ぼけた一軒屋に住んでいる。




こうした中で、御節(おせち)料理に関しては、
私の母が亡くなる1998年〈平成16年〉の生前までは、
家内が奮闘して、世間並みに御節(おせち)料理を三段重として、
素材の購入から料理までを一週間ぐらい要して、ふたセットを作ったりしていた。

こうした中、もとより祝い肴三種として、「数の子」、「黒豆」、「田作り」も、備えていた。
何かしら「田作り」は、カタクチイワシの稚魚を干したのを、
お醤油であめ炊きにしてつくるのよ、と私は家内から教えられたりした。

やがて独り住まいの私の母に、大晦日の日に私は届けた後、
家内の両親を我が家に迎えて、『お年取り』をした後、宿泊して頂き、
翌日の元旦に家内の両親は帰宅されたりした。

この翌日の2日には、私は三男坊の身であり、私の実家で私の長兄宅で、
私の母を中核に、私の兄妹、親戚一同で、華やかに『新年会』を行ってきた。

こうした行事が、私の母が亡くなるまで20数年続いたりした。



この後は、私の長兄宅での『新年会』は消滅し、
家内の両親を我が家に迎えて、『お年取り』をした後、共に新年を迎えることも消え去り、
私たち夫婦は、年末年始に初めて国内の旅路し、その後も4年ばかり重ねてきた。

やがて私が定年退職する2004年(平成16年)の秋の直前に家内の父が死去し、
家内の母は独り住まいとなったので、年末年始には我が家に来て貰っている。

そして私たち夫婦は、この時節の年末年始を共に3人で過ごすのが、
14年間続いたりした。

簡略した御節(おせち)料理とした上、
それぞれが食べたい単品を揃えて、お互いに歓談しながら、頂いたりしてきた・・。 




このように私は御節(おせち)料理を漠然としながら頂いてきたが、
御節(おせち)料理、多彩な食べ物の意味合いは無知なこともあり、
遅ればせながら私は学ぼうと思い、記事を精読した。

この記事の原文は、初めて知る公式サイトの【 TABIZINE 】に於いて、
12月23日に配信され、無断であるが記事を転載させて頂く。




《・・師走を迎え、新しい年まであとわずか。

新年に向けての最大の準備といえば、
やっぱり「おせち料理」ではないでしょうか。

自宅で手作りしたものを食べる人や、
高級おせちをお取り寄せして楽しむ人などさまざまですが、
おせちの具材一つ一つにも意味があるのをご存じですか?

毎年何気なく食べているおせちですが、
具材一つ一つの意味を知ってよりおいしくいただきたいものですよね。

今回は、一の重に入っている具材の中で「祝い肴」からご紹介します。



© TABIZINE 提供 おせち料理

☆重箱に詰めるおせちの具材は決まっている



© TABIZINE 提供 おせち料理

おせち料理は、一般的に重箱に詰められています。

お重を重ねることは、「めでたさを重ねる」という意味があり、
重ねた時に1番上にくるのが「一の重」、
その下につづくのが、「二の重」、「三の重」と呼ばれています。

本来は四段重(五段重という説もあり)が正式なものでしたが、
現代は、三段重が多いようです。



一の重には、祝い肴と口取りを詰めます。
この祝い肴とは、関東では「数の子、黒豆、田作り」、
関西では「黒豆もしくは田作り・数の子・たたきごぼう」が一般的な祝い肴とされています。

「これら3つと餅があればお正月を迎えられる」
とすらいわれているほど、お正月に欠かせない食材です。

そして、口取りとは「口取り肴」の略語で、酒の肴になる料理のことを指します。

紅白のかまぼこやきんとんをはじめ、伊達巻き、昆布巻きなど、
甘みのある料理を詰めるのが主流となっています。


☆祝い肴は田作り・数の子・黒豆の三種類

お正月に欠かせない食材である祝い肴。
それぞれ、どのような意味が込められているのでしょうか?
ひとつずつ見ていきましょう。

◎数の子

© TABIZINE 提供 数の子

ニシンの卵である数の子は、二親(にしん)の子に通じ、
卵の数が多いことから「子孫繁栄」を願っています。


◎黒豆

© TABIZINE 提供 黒豆

「マメ(豆)に元気に働けるように」という願いが込められています。
また、豆は健康や丈夫という意味を表す言葉であったことから、
無病息災も願っています。



◎田作り

© TABIZINE 提供 田作りとくわい

田作りは、片口イワシの稚魚を干して飴炊きにしたもの。
片口イワシを肥料として使った田畑が豊作になったことにちなみ、
五穀豊穣を願っています。
「ごまめ」とも呼ばれます。



◎たたきごぼう

© TABIZINE 提供 たたきごぼう 他

関西では、たたきごぼうを祝い肴とする場合があります。
柔らかく煮たごぼうを、延べ棒で叩き調味料をしみ込ませた料理です。

ごぼうは、地中にまっすぐ根を張ることから縁起の良い食材と言われ、
たたきごぼうを入れることで家の基礎が堅固であることを願っているのです。

縁起の良い食材を使った祝い肴をいただき、健やかな新年のスタートをきりたいものですね。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、御節(おせち)料理、多彩な食べ物の意味合い、
遅ればせながら私は学び、やがて微苦笑をしたりした・・。

何かと無知なことの多い私は、私の幼年期は農家の児として育てられ、
祖父、父が小学3年生まで亡くなるまで、
正月の時は、御節(おせち)料理とか御雑煮を頂きながら、
御節(おせち)料理の食材の意味合いを教えられてきた・・。




遠い昔、60年弱・・思い馳せたり、
或いは後年に、書物などから学んだしてきたので、
今回、無知だったのは、《・・ごぼうは、地中にまっすぐ根を張ることから縁起の良い食材・・》、
たたきごぼう』であったりした。
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