私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
昨日、ときおり愛読しているネットの【 ディリー新潮 】を見たりしていた中、
新型コロナに感染されたお二人の状況経過を証言された記事を読んだして、
多々教示させられたりした。
そしてコロナ対応に追われる医療関係者によると、
コロナ患者のうち約85%は無症状か、自然に回復する軽症者。
残る15%のなかで、6%が重篤化する、ということも学び、
そして重症化した場合、生死の“分岐点”の実態を学びながら、私は震撼させられたりした。

こうした悲惨な状況、経過、そして実態に関心がある御方と共有致したく、
あえて記事の後半部を転載させて頂く。
《・・(略)・・先日急逝した志村けんさんのように、発症から1週間程度で命を奪われるほど、
重症化した場合、コロナの進行は極めて速い。
医学博士で元小樽市保健所長の外岡立人氏によれば、
「新型コロナウイルスによる肺炎の特徴は、
重症化すると気管の最末端にある細気管支(さいきかんし)が、
炎症によって生じた滲出物で詰まってしまうことにあります。
その結果、肺胞まで酸素を届けられなくなる。
そうなると人工呼吸器でも効果を得られず、放っておけば窒息してしまう。
最終手段として用いられるのが、体外式膜型人工肺(エクモ)です。
ただ、これは永続的な治療法ではなく、あくまでも肺が自力で回復するまでの時間稼ぎ。
結局は、肺そのものの回復力にかかっています」
たとえ最後の砦である体外式膜型人工肺(エクモ)を用いても、
志村けんさんや中村勘三郎さんのように帰らぬ人となるケースは、後を絶たない。
高血圧などの基礎疾患を持たず、病を自ら乗り越える免疫力や基礎体力を備えていないと、
コロナが重症化すれば、“生還”は難しいようだ。
山王病院呼吸器センター内科副部長の須藤英一氏はこう話す。
「慢性的な肺の病気を持っているか、どうかが生死の“分岐点”となるように思います。
急激に悪化するのは、高齢で基礎疾患があり、肺の免疫力が落ちている患者が多い。
とりわけ、長期にわたって喫煙を続けたことで慢性閉塞性肺疾患(COPD)に罹っていると
重症化するリスクが高まります」
人間の気管支は、繊毛によって異物を除去しているが、
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者は、繊毛運動が衰えているため、重症化を招きやすいという。
「他にも、糖尿病や肥満がリスク要因に挙げられます。
糖尿病は高血圧を併発しやすく、血管がダメージを負うため、酸素運搬能力が衰える。
加えて、透析を受けている方は、免疫力も低下します。
また、肥満が原因で睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠中に低酸素状態に陥るので、
心臓や肺に負担がかかってくるのです」(同)
予防の観点から言えば、日本が世界でもダントツの普及率を誇るCTも活用すべきだろう。
「ダイヤモンド・プリンセス号」の感染者を受け入れた自衛隊中央病院は、患者の症例をHPで公開。
たとえ無症状でも、CT検査で異常が認められる感染者がいることが分かった。
CTが感染の早期発見に繋がる可能性は高い。
日本医科大特任教授の北村義浩氏いわく、
「重症化を防ぐには、初期症状をきちんと見定めて、かかりつけ医や自治体の相談窓口に連絡するしかありません。
呼吸をした時に“ゼーゼー”と息苦しさを感じた場合は、注意が必要。
これは肺炎の症状で、軽い咳や味覚の変化よりも危険度が高い。
次に、平熱が36度台前半の人が、38度台を超える熱を出したら、気を付けた方がいい。
一旦、熱が下がっても、健康な方が高熱に見舞われることは、そうそうないので油断は禁物です。
いまはインフルエンザの流行はほぼ終わっている時期なので、突然の高熱は肺炎を起こしている可能性が高い」
重症化を防ぐには、細気管支が炎症を起こさないよう、なるべく早く身体の異変を察知することに尽きる。・・》
こうした記事であるが、新型コロナの重症化になってしまった場合、
慢性的な肺の病気を持っているか、どうかが生死の“分岐点”となる、
と私は学びながら、震撼してしまった・・。
こうした関連として、《・・糖尿病や肥満がリスク要因に挙げられます。
糖尿病は高血圧を併発しやすく、血管がダメージを負うため、酸素運搬能力が衰える。
或いは透析を受けている方は、免疫力も低下しているし、
或いは肥満が原因で睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠中に低酸素状態に陥るので、
心臓や肺に負担がかかってくるので・・》
要注意と学んだりした。
そして新型コロナの重症化になって、あの世に旅立つのは、
勘弁して欲しい、と仏様と神様に祈願したりした。
やがて一昨日の27日に於いて、ネットでウイルス学の専門家の東海大学の医学部の山本典生教授より、
学童でも判りやすい『新型コロナ重症化を防ぐ為のアドバイス』、私は学んだので、
もう一度復唱した後、新型コロナは近寄らないでねぇ・・、と呟(つぶや)いたりした。