夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

高齢者の体力向上 65~69歳の女子、75歳以上の男女 過去最高、私は学びながら、何よりの朗報と思い深めて・・。

2016-10-10 15:21:41 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅に住む年金生活12年生の72歳の身であり、
今朝、いつもように配達された読売新聞の朝刊を読んだりした。

そして1面を見たりすると、【 高齢者の体力向上 75歳以上の男女 過去最高 】と見出しを見て、
私は高齢者であるので、吸い取られるように読んだりした。

やがて読み終わった後、そうですよねぇ、と思いながら私は、微笑んだりした。

無断であるが、読売新聞45年ばかり購読しているよしみに甘えて、転記させて頂く。

《・・高齢者の体力向上 75歳以上の男女 過去最高・・・体育の日 スポーツ庁調査

スポーツ庁は10日の体育の日に合わせ、2015年度の体力・運動能力調査の結果を公表した。
高齢者の体力が向上しており、体力テストの平均合計点は65~69歳の女子、75~79歳の男女で過去最高となった。
             

1964年東京五輪をきっかけに運動・スポーツに親しんだ世代に当たり、
同庁は2020年東京五輪・パラリンピックも国民の体力向上につなげたい考えだ。

同調査は前回の東京五輪を契機に始まり、52回目。6~79歳の約7万4000人を対象に実施した。
体力テストは各項目の成績を10点満点で得点化し、実施項目の点数を合計する。

直近18年間の体力テストの平均合計点では、30歳代女子を除く幅広い年代で向上傾向にあった。
特に高齢者(65歳以上)は握力、上体起こしなど全6項目のほとんどで向上傾向を示した。

1964年当時中学生以上だった今の高齢者は、五輪を機に誕生したスポーツ少年団に加入するなど、運動する機会が増えた世代。
高齢になっても、体を動かすことへのハードルが低く、再び運動に取り組む傾向が強いことが明らかになった。(略)・・》

注)原文にあえて改行を多くした。
             

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

私は民間会社の中小業に35年近く勤め、2004年〈平成16年〉の秋に定年退職後、
その直後から多々の理由で年金生活をしている。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

長寿社会の中、私は健康寿命と平均寿命に関して、
遅ればせながら過ぎし高齢者入門となった65歳の時から、強く意識を始めたりした・・。

厚生労働省の「平成25年簡易生命表」などによれば、
男性は健康寿命は71.19歳、そして平均寿命は80.21歳、
女性は健康寿命は74.21歳、そして平均寿命は86.61歳、と公表されてきた。

そして平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約13年の差があり、
それぞれ人生の晩秋期として、何よりも悩ましい難関の期間となる。

もとより健康寿命は、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間であり、
やがて要支援・要介護状態となり自立度の低下や寝たきり、終末期となる。

そして誰もが最後まで、健康で心身溌剌とした生活を送りたいと念願して、
自助努力されて過ごされている、と私は深く感じたりしてきた。
             

私が年金生活を始めて2年過ぎた時、会社時代のOB懇親会が開催され、
私は御世話になった先輩と談笑していた中、
『年金生活の中、病気になって病院にお金を運ぶか、
或いは自身の好きな趣味に使うか・・人それぞれだよねぇ・・』
と私は言われたりした。

そして私は『確かにセカンンドライフを過ごす中、天と地ですよねぇ・・』
と私は漠然としながら応じたりした。
             

私が現役サラリーマンで奮戦している50代の時、同僚が病死されたり、
そして知人は定年前の59歳で病死し、残されたご家族の心痛な思いが、痛いほど理解させられたりしてきた。
           
やがて私は2004年(平成16年)の秋に定年退職した後、
年金生活を始め、やがて62歳の時、現役時代の一時時期に交遊した友も、無念ながら病死したりした。
       
まもなく、知人のひとりの奥様が病死されて、
この知人は『おひとりさま』となり、私たちの多くは哀悼をしながらも、動顛してしまった。

こうした根底には、私たち世代の周囲の男性の多くは、60代で妻が夫より先に亡くなることは、
考えたこともなく、こうしたことがあるんだぁ、とこの人生の怜悧な遭遇に深く学んだりした。
  
やがて私は高齢者入門の65歳を過ぎてから、心身ともに自立し健康的に生活できる期間の健康寿命は、
男性の平均としては71歳であり、平均寿命は男性の場合は80歳と知った時、
恥ずかしながらうろたえたりした・・。

そして70代となれば、多くの人は体力の衰えを実感して、75歳まではこれまでどおりの自立した生活ができるが、
80歳が見えてくる頃には介護を必要とするようになり、
やがて80代後半では何らかの介護付き施設に入居する可能性が高くなる、と専門家の人から数多く発言されている。

もとより70代、80代の私より年上の御方でも、心身溌剌と過ごされている方達も、
近所にいる御方、知人に多くいることも、私は知って、少しでも学ぼうとしている。
            
ここ数年は会社時代の少し先輩、或いは後輩の68歳が、いずれも大病で入退院を繰り返した後、この世を去ったり、
ご近所の私と同世代の知人が、突然に脳梗塞で死去されて、数か月の先は誰しも解らない、冷厳なこの世の実態に、
私は震撼させられたりしてきた・・。
             

今回、記事を読み終わった後、誰しも自身のそれぞれの願いを叶えたく、その人なりの自助努力で、
心身ともに自立して健康に配慮して過ごされて、
特に65~69歳の女子、75歳以上の男女は 体力が過去最高に向上された、と私は感じ、微笑んだりした・・。

そして昨今は、平均寿命が延びて、行動的な高齢者が増えつつある中、
20数年前より、多くの御方が5歳~10歳ぐらい若返りになっている、と私は感じたりしてきた。
             

私は定年後の年金生活の中、ら自主的に平素の買物担当となった私は、
家内から依頼された品を求めて、自動車も所有できない我が家は、
私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、季節のうつろう情景を眺めたり、
歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、原則として路線バスに頼らず、
ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。

こうした後、独りで我が家から歩いて3キロ範囲にある遊歩道、小公園をひたすら歩いたりしている。
そして紳士バックを園児に真似て、斜め掛けして、颯爽と歩いたりしていることが多いが、
大半はデジカメをネクタイのように首から掛けて、歩いている中で瞬時に魅了された情景を、
一期一会ねぇ、と思いながら撮ったりしている。

私は特にスポーツはしていないが、このように私は歩いたりしている程度であり、
体力の衰えを実感している私は、この程度で充分と微笑んだりしている。
                         

しかしながら35度前後の猛暑の時は、最寄駅から利便性ある路線バスに乗車しているが、
これ以外は体力の衰えを実感している私は、三キロばかり遊歩道を歩きながら、
疲れを感じた時は、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたりしてきた。

或いは、♪しあわせは 歩いてこない  だから歩いて ゆくんだね・・
【『三百六十五歩のマーチ』 作詞・星野哲郎、作曲・米山正夫、唄・水前寺清子 】
と何かと単細胞の私は、1968年(昭和43年)の頃に流行(はや)った歌を心の中で唄い、
自身を励ましたりしているのが実態である。

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