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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

早朝に震度4強に遭遇し、何かと鈍い69歳の私でも覚醒して、やがて我が家の地震対策を・・。

2014-05-05 11:36:59 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市の片隅に住む年金生活の69歳の身であるが、
今朝4時半過ぎに目覚めて、ぬくもりのある布団の中で、まどろんでいた時、
何かしらドスーンと底から突き上げられるような揺れて、何なのょ、と明確に覚醒してしまった。

やがて30秒ぐらい過ぎた頃に、横揺れが続き、
何かと鈍(にぶ)い私でも、地震かょ、と実感したが、少し激しんじゃないの、
と思ったりしていた。

そして横の布団に寝ている家内から、激しい地震ねぇ、と声をかけてきた・・。
震度4は超えているねぇ、と私は応(こた)えたりした。

私たち夫婦は東京郊外の調布市に住み、結婚前後の5年間を除き、
調布市の片隅で世田谷区と狛江市に隣接した地域に63年ばかり過ごしている。

そして古惚けた築後36年の一軒屋に、家内と2人だけで住んでいるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、
お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
          

私たち夫婦は2階の和室で寝ていたが、築後36年の家が少しでも壊れたり、
最悪の場合で倒壊したら困るよなぁ、と祈願したりしていたら、
まもなく地震は鎮静してくれた・・。

そして5分後、私はノソノソと布団がら這いずりだして起床し、
一階に下り、トイレに立ち寄った後、雨戸を開けたりした。
この後、居間にある三つばかりの本棚の中、一冊の本も床に落下していなく、
私の苦手な家内の東京ディズニーシーで買い求めた数多くのキャラクター・グッズも
落ちることなく鎮座していたので、微苦笑をしたりしていた。

やがて地震速報を視聴しょうと、テレビのスイッチを入れた。
          
5日午前5時18分ごろ、東京都心で震度5弱を観測する地震があり、
東京都や神奈川県、栃木県など関東地方の広い地域で震度4を観測した。

気象庁によると、震源地は伊豆大島近海で、震源の深さは162キロ、
地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.0。この地震による津波の心配はない。

東京都心で震度5弱の地震があり、都内で震度5弱以上を観測したのは、
東日本大震災が起きた2011年3月11日以来、と報じられていた。

そして私は都心の中心街の千代田区が震度5弱の地震、と表示されていたので、
我が家は20キロばかり離れた地域であるので、震度4強かしら、と思ったりした。

この後、テレビの速報として、気象庁は念のため、数日間は震度3から4程度の地震に注意してほしい、
と報じられていたが、
何よりも関東地方南部で想定されている巨大地震とはメカニズムなどが異なることから関連性はない、
と明言されていたので、私は安堵したりした・・。
          

私は中小業の民間会社に35年近く奮戦て2004年〈平成16年〉の秋に定年退職した後、
多々の理由より年金生活してきたが、現役時代の緊張感を失くし、
やがて高齢者になった65歳頃からは体力の衰えを実感して、何かと気弱になっている。

こうした中で何よりも怖いのは、自身が認知症になることであるが、
対策のひとつとして、殆ど毎日ひたすら歩いて、何とか遭遇せずに晩年を過ごしたいと念願している。

そして次に恐れているのは、首都直下地震である。
昨年の12月20日の少し前に、《 首都直下地震 「死者2万3000人」最悪想定 経済被害は約95兆円 》
と中央防災会議より公表されたりした。
        
このように首都直下地震が発生した場合、首都圏の甚大な大災害を読み、
東京郊外の調布市に住み私は、どうしたらよいのか、無力の私は動揺したりした。

そして購読している読売新聞の記事の中に於いて、
《 生き延びる備え 家庭備蓄 一週間分 一人分 21食と水21リットル 》
と見出しされ、私は驚きながら、記事を精読してしまった・・。

この記事の詳細に於いて、《・・「最低でも3日分、可能な限り1週間分」の備蓄を求めている。
飲料水は1人1日あたり3リットル必要で、1週間分は21リットルになる。
家族全員の備蓄となると、飲料水だけでかなりの量となる・・》と学び、
私は1週間分の水21リットルだと、2リットルのペットボトルで10本強で、
我が家は二人なので、少なくとも21本になるのか、と驚きながら戸惑ったりした。
          
 
我が家は防災全般に関しては、恥ずかしながら確固たる対策をしていない。
ただ、漠然と思いながら、東京湾からは40キロ以上離れた地域であるので、津波からは対象外だし、
豪雨による付近の野川の洪水による床下浸水も、高台の住宅街であるので、心配はしていない。
しかし地震については、どのような対策をとったら、と思案したりしてきた・・。

こうした地震については、私たち夫婦が考え始めたのは、
過ぎし年の2011年3月11日の観測史上最大の地震の東日本巨大地震に伴い、
岩手県、宮城県、福島県などの太平洋の沿岸に、大津波が発生して壊滅的な大惨事となった時からであった。

その上、福島第一原子力発電所で事故が発生、その後も相次ぐ事故に関して、主要国の諸国まで注視された。
そして、私さえも恐れていた周辺の一時避難、その上に農作物、畜産、水産、農地、牧草地、森林、
水の汚染などに影響をもたらした。

こうした中で、私はテレビでNHKニュースを視聴したり、
新聞、ネットでニュースを読み、各地域で甚大な災害に、知るたびに身体はもとより心まで震(ふる)えた・・。

この間、大惨事の被災した地域で、亡くなわれるた方が日ごとに増え、
私はただ呆然としながら、犠牲者の多数に悲しみに、ときおり黙祷をしたりしてきた。
そして特に、行方不明となられた方のせめてご遺体だけは、ご遺族のお手元に、と思ったりしてきた。
          

この時の東日本大震災の時の我が家は、
大きく揺れ、こんなことこの世にあっていいの、と震度5度ぐらい、その後の直後の余震に、
私たち夫婦は居間で立ちすくんでいた。

そして本棚から10数冊の本が床に落ちたぐらいであったが、
我が家は防災に不備なことに気付かされた・・。

懐中電灯が2つばかりあるだけで、予備電池がないことも解かったりした。
そしてペットボトルの2リットルの煎茶が6本あるだけであった。

この後、改めて調布市から市民に配布された『調布市防災マップ』を見たりし、
この中の注意事項、連絡表の記載事項を互いに確認したり、
家内と共に買物に行った帰路に、指定された避難所の場所を近くを通り、確かめしたりした。
          
             我が家から7分ぐらい歩けば、NTT東日本の研修センターがある。
          
             この場所が、私の住む地域の避難所と公表されている。

そして我が家は、そのうちに電池不要の手回しで電源が発生する軽い携帯ラジオを購入しょう、
と話し合い、買い求めたりした。

その後、旅行用の肩掛け、或いは斜め掛けでもできるバックを居間の片隅に置いてある。

この当時、何かしら新聞で、たとえ避難所に行けたとしても、
緊急救援食料は3日間を過ぎた後と知り、私たち夫婦は3日間は自助努力で対処しなければならない、
と学んだりしてきたが、今回は一週間分の水と食べ物が必要、と知り戸惑ったのであった。

こうした緊急時に、いざ避難所に行く時に、最低限に持って行こう、と互いに決めている。
               
                  私が20数年前に買い求めた軽く廉(やす)いナイロン製のバックで、
                  押し入れの中で休眠していたのを、取りだし、再活用とした。                    

この中身は、電池不要の手回しで電源が発生する軽い携帯ラジオ〈電池対応、可〉、
懐中電灯、電池、タオルを4枚、スーパーで売っている大きなゴミ袋(シート或いは身体に巻き防寒用として)4枚、
板チョコレートを4枚、食事代わりのラスク6袋、ペットボトル500mlが2本、
百円玉を中核として10円玉も少しで、3000円。
そして私のメガネの予備、タバコ、
脇サイドには『調布市防災マップ』が入っているだけである。

無念ながら携帯電話は私たちは互いに使えないので、この程度ぐらいと思っている。
あとは、非常食として、乾パン6袋、ラスクの缶詰12個を購入した程度が、我が家の現状である。
          

このように過ごしてきた間に、一昨年の2012年1月22日に於いて、
『マグニチュード(M)7級の首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生する』という試算を、
東京大学地震研究所の研究チームがまとめられて、公表された。

私はこの公表されたその内容を新聞などで知り、
優(すぐ)れた英知結晶である東京大地震研究所のグループの方たちの予測を真剣に受け止めた。

しかしながら、巨大地震が発生した場合は、生きる意志の強い人は救助される確率は高い、
と名言があるので、私たち夫婦なりにジタバタして懸命に努力はするが、
その時はその時に応じて行動すればよい、と思ったりしている。

このようなことを早朝に地震に遭遇したので、私はぼんやりと思い馳せたりした。

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コメント (2)
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