私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
今朝、ぼんやりとカレンターを見たら、
『土用の丑』と明記されていたので、私は思わず苦笑させられたりした。
ここ数週間、新聞のニュースを見たりすると、ウナギは高騰している、と私は学んだりしてきた。
私は定年後の年金生活を始めて、日常の買物に関して自主的に専任者となり、
殆ど毎日のようにスーパー、専門店に行ったりしている。
私たち夫婦は朝食を頂いた後、まもなく家内はスーパーのチラシに赤のサインペンで○印を付けて、
私に手渡した。
赤の○印は買い物の必須品であり、後は店内の品を見て、私が気に入った品を購入するのが、
我が家のいつもの習慣となっている。
そして家内は、
『あらぁ・・今日、『土用の丑』の日だわ・・
あなた・・久しぶりに『うなぎ』でも・・買われたら・・』
と私に微笑みながら言ったりした。
まもなく私は、家内から手渡しされた最寄りのスーパーのチラシを見たら、
《 霧島山系のミネラル豊富な地下水で育て、
やわらかくふっくらと蒸して香ばしく焼き上げたうなぎです。 》
と大きく題された文字と共にうなぎの絵柄が掲載され、この下段には、
『鹿児島産 霧島湧水うなぎ長焼 一尾』1,580円
『鹿児島産 霧島湧水の恵み長焼 一尾』1,980円
と具体的に解説されて掲載されていた。
そして横には、《うなぎをさらに美味しく!!》さんしょうの粉 298円、
と可愛らしく掲載されていた。
或いは《 丑の日 当日限定販売!! 》
『一尾使いの満足うな重 1パック』1,780円
と掲載されていた。
その後、私は10時半過ぎに、淡い夏の陽射しの中、
いつものように夏の帽子を深くかぶり、サングラス、半袖のスポーツシャツ、長ズボン、ウォーキング・シューズの容姿で、
過ぎし一週間前の35度前後の猛暑より、29度前後のしのぎやすい中、
大通りの幅広い歩道を颯爽と歩いたりしていた。
スーパーの店内の特別コーナーは、
チラシに明記された『霧島湧水うなぎ』などが専任の方が、孤軍奮闘されながら焼いたりし、
特有の香ばしい匂いの前を、私は通り過ぎたりした。
或いは店内の放送で、『土用の丑』の日を迎えた本日、うなぎの特選コーナーを設けていますので、
お買い求めて下さい!!、と私は聴こえたりした。
私は野菜コーナーで、キャベツ、キュウリ、ピーマン、ニンジン、ブロッコリーなどを買い求め、
牛肉のコーナーで゛、オーストラリア産の焼肉用 1パック サービス価格1,000円
と明記されたのに、瞬時に魅了されて購入することにした。
そして帰路、確か一昨年はお惣菜コーナーの売り場で、『愛知三河産深蒸し うな重』を買い求めたりしたが、
私たち夫婦は、ここ何年かは『うなぎ』を食べていない、と思ったりした。

過ぎ去る年の2006〈平成18〉年の2月下旬の頃、私たち夫婦は家内の母を誘い、
浜名湖の湖畔にある三ヶ日温泉の観光ホテルに5泊6日で温泉滞在した時、
この間のある一日、小雨降る中、観光船に乗り、
浜松市が市制60周年の記念として、動物園とフラワー・パークと称したこの里山の一角に創設した処に、
訪れた。
家内たちは動物園に行き、私は動物に関心がないので独りでフラワー・パークに入園した。
霧雨が降る中、冬枯れの樹木、草花の情景に私は魅せられた後、
家内たちと観光船の乗り場に待ち合わせをしていたが、
一時間半ばかり時間があり、
私は近くの『うなぎ』の小旗がたなびく食事処が3軒ばかり見えたので、この中の一店に入った。
ご主人と奥方だけのこじんまりとした店内で、客は私だけだった・・。
私は程ほどの『うな重』を注文して、地酒を一合も注文した後、ゆっくりと地酒を呑みだした。
もとより『うなぎ』は、捌いて後、焼くにも時間を要するが、
30数分過ぎても、『うな重』はこなく、やむなく地酒を追加した。
結果としては、45分過ぎに『うな重』は、テーブルに置かれて、
私は頂いたが、一流店並みに時間を要したが、美味しくなく、街の『うなぎ料理店』以下であった。
そして樋口一葉のお札で支払い、100円ばかりのおつりを頂きながら落胆し、
確かこれ以来、私は『うな重』は食べてる機会が激少している。
定年した2004〈平成16〉年の頃から、私はうなぎより江戸前寿司の方が食欲を増すので、
ときおり駅近くの江戸前寿司の回転寿司店を私たち夫婦は利用したり、
或いは近所の寿司屋さんから配達してもらったりして愛食している。
遥か江戸時代の頃から、『土用の丑』と称せられ、
栄養価の高い『うなぎ』などを食べて、何とか暑い日々を乗り切ろう、と心情は私は痛いほど理解できる。
私の現役サラリーマンの時代は、数多くのお方と同様に多忙な身であったので、
深夜に帰宅することが多く、入浴した後、
疲れ果てながら、ビールを呑み、『蒲焼き』のうなぎを盛んに頂いたりしていた。
或いは昼食の時は、同僚たちと10日に一度ぐらいは『うなぎ料理店』を利用したり、
年に一度ぐらいこの季節に、少し背伸びしながら『うなぎ専門』の料亭で頂いたりしてきた。

このようなことを思い馳せたりしたが、『うなぎ』は卒業した、と思い深めたりした。
我が家の今宵のメニューは、
オーストラリア産の牛肉を焼き、一切れの肉の上に、ニンニクの薄切りを軽く焼いたのをのせたり、
或いはニンニクをおろした瓶詰めから、小皿に取った上に醤油を加え、これに一切れの肉を付けて頂く。
このようなことをここ10数年、私は疲れを感じた時の基本メニューとなっている。
この発想の根源は、30代の時にガーリック・ステーキに魅了されて。
これをヒントに、家内も気に入った我が家の料理のひとつとなっている。
そしてキャベツ、ピーマンの千切り、ニンジンをスティクなどの野菜の盛り合わせ、
蒸したブロッコリー・・
こうした簡素な料理に、私たちはビールを呑みながら頂き、夏対策のひとつとなっている。
そして我が家では、同じ『丑(うし)』でも、
オーストラリア、カナダ産の牛肉、豚肉などをこよなく頂いたりしてきてるので、
『うな重』などが縁遠くなったりしている。
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私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
今朝、ぼんやりとカレンターを見たら、
『土用の丑』と明記されていたので、私は思わず苦笑させられたりした。
ここ数週間、新聞のニュースを見たりすると、ウナギは高騰している、と私は学んだりしてきた。
私は定年後の年金生活を始めて、日常の買物に関して自主的に専任者となり、
殆ど毎日のようにスーパー、専門店に行ったりしている。
私たち夫婦は朝食を頂いた後、まもなく家内はスーパーのチラシに赤のサインペンで○印を付けて、
私に手渡した。
赤の○印は買い物の必須品であり、後は店内の品を見て、私が気に入った品を購入するのが、
我が家のいつもの習慣となっている。
そして家内は、
『あらぁ・・今日、『土用の丑』の日だわ・・
あなた・・久しぶりに『うなぎ』でも・・買われたら・・』
と私に微笑みながら言ったりした。

まもなく私は、家内から手渡しされた最寄りのスーパーのチラシを見たら、
《 霧島山系のミネラル豊富な地下水で育て、
やわらかくふっくらと蒸して香ばしく焼き上げたうなぎです。 》
と大きく題された文字と共にうなぎの絵柄が掲載され、この下段には、
『鹿児島産 霧島湧水うなぎ長焼 一尾』1,580円
『鹿児島産 霧島湧水の恵み長焼 一尾』1,980円
と具体的に解説されて掲載されていた。
そして横には、《うなぎをさらに美味しく!!》さんしょうの粉 298円、
と可愛らしく掲載されていた。
或いは《 丑の日 当日限定販売!! 》
『一尾使いの満足うな重 1パック』1,780円
と掲載されていた。
その後、私は10時半過ぎに、淡い夏の陽射しの中、
いつものように夏の帽子を深くかぶり、サングラス、半袖のスポーツシャツ、長ズボン、ウォーキング・シューズの容姿で、
過ぎし一週間前の35度前後の猛暑より、29度前後のしのぎやすい中、
大通りの幅広い歩道を颯爽と歩いたりしていた。
スーパーの店内の特別コーナーは、
チラシに明記された『霧島湧水うなぎ』などが専任の方が、孤軍奮闘されながら焼いたりし、
特有の香ばしい匂いの前を、私は通り過ぎたりした。
或いは店内の放送で、『土用の丑』の日を迎えた本日、うなぎの特選コーナーを設けていますので、
お買い求めて下さい!!、と私は聴こえたりした。
私は野菜コーナーで、キャベツ、キュウリ、ピーマン、ニンジン、ブロッコリーなどを買い求め、
牛肉のコーナーで゛、オーストラリア産の焼肉用 1パック サービス価格1,000円
と明記されたのに、瞬時に魅了されて購入することにした。
そして帰路、確か一昨年はお惣菜コーナーの売り場で、『愛知三河産深蒸し うな重』を買い求めたりしたが、
私たち夫婦は、ここ何年かは『うなぎ』を食べていない、と思ったりした。

過ぎ去る年の2006〈平成18〉年の2月下旬の頃、私たち夫婦は家内の母を誘い、
浜名湖の湖畔にある三ヶ日温泉の観光ホテルに5泊6日で温泉滞在した時、
この間のある一日、小雨降る中、観光船に乗り、
浜松市が市制60周年の記念として、動物園とフラワー・パークと称したこの里山の一角に創設した処に、
訪れた。
家内たちは動物園に行き、私は動物に関心がないので独りでフラワー・パークに入園した。
霧雨が降る中、冬枯れの樹木、草花の情景に私は魅せられた後、


家内たちと観光船の乗り場に待ち合わせをしていたが、
一時間半ばかり時間があり、
私は近くの『うなぎ』の小旗がたなびく食事処が3軒ばかり見えたので、この中の一店に入った。
ご主人と奥方だけのこじんまりとした店内で、客は私だけだった・・。
私は程ほどの『うな重』を注文して、地酒を一合も注文した後、ゆっくりと地酒を呑みだした。
もとより『うなぎ』は、捌いて後、焼くにも時間を要するが、
30数分過ぎても、『うな重』はこなく、やむなく地酒を追加した。
結果としては、45分過ぎに『うな重』は、テーブルに置かれて、
私は頂いたが、一流店並みに時間を要したが、美味しくなく、街の『うなぎ料理店』以下であった。
そして樋口一葉のお札で支払い、100円ばかりのおつりを頂きながら落胆し、
確かこれ以来、私は『うな重』は食べてる機会が激少している。
定年した2004〈平成16〉年の頃から、私はうなぎより江戸前寿司の方が食欲を増すので、
ときおり駅近くの江戸前寿司の回転寿司店を私たち夫婦は利用したり、
或いは近所の寿司屋さんから配達してもらったりして愛食している。
遥か江戸時代の頃から、『土用の丑』と称せられ、
栄養価の高い『うなぎ』などを食べて、何とか暑い日々を乗り切ろう、と心情は私は痛いほど理解できる。
私の現役サラリーマンの時代は、数多くのお方と同様に多忙な身であったので、
深夜に帰宅することが多く、入浴した後、
疲れ果てながら、ビールを呑み、『蒲焼き』のうなぎを盛んに頂いたりしていた。
或いは昼食の時は、同僚たちと10日に一度ぐらいは『うなぎ料理店』を利用したり、
年に一度ぐらいこの季節に、少し背伸びしながら『うなぎ専門』の料亭で頂いたりしてきた。

このようなことを思い馳せたりしたが、『うなぎ』は卒業した、と思い深めたりした。
我が家の今宵のメニューは、
オーストラリア産の牛肉を焼き、一切れの肉の上に、ニンニクの薄切りを軽く焼いたのをのせたり、
或いはニンニクをおろした瓶詰めから、小皿に取った上に醤油を加え、これに一切れの肉を付けて頂く。
このようなことをここ10数年、私は疲れを感じた時の基本メニューとなっている。
この発想の根源は、30代の時にガーリック・ステーキに魅了されて。
これをヒントに、家内も気に入った我が家の料理のひとつとなっている。
そしてキャベツ、ピーマンの千切り、ニンジンをスティクなどの野菜の盛り合わせ、
蒸したブロッコリー・・
こうした簡素な料理に、私たちはビールを呑みながら頂き、夏対策のひとつとなっている。
そして我が家では、同じ『丑(うし)』でも、
オーストラリア、カナダ産の牛肉、豚肉などをこよなく頂いたりしてきてるので、
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