夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

改めて、私が魅了されたクリスマス・ソングスは・・♪

2008-12-19 17:25:47 | 音 楽
私は日中のひととき、駅前の本屋、ス-パーに寄ったりしたが、
クリスマスの歌が流れていた・・。

帰宅後、私はこのサイトに昨年に綴ったクリスマスの歌に関しては、
数多くあり、
先ほどから、読み返し、微笑んだりしている。

私は年金生活の5年生で64歳の身であるが、
私なりに心の宝物のように大切な曲でもある。

私は確固たる根拠もなく自信ばかりあり、と幾度もこのサイトで4年ばかり表現しているが、
今回も独断と偏見の多い綴りであったが、あえて再掲載するので、
ご笑話を頂けたら、幸いと思ったりしている。




第一話 【私の最も好きなクリスマスのアルバムは・・♪】
                          《初投稿日2007年12月21日》

ここ1週間、買物などで街に出たりすると、
スーパー、専門店の店内で、クリスマス・ソングが流れたりしている・・。

私はクリスチャンでないので、キリストの行事に関して興味がないが、
敗戦後の日本はこの時節は、多くの人々がクリスマス・シーズンを親しまれ、
街、
家並みがイルミネーションなどで染まり時でもある。

私はクリスマスに関しての歌は、現役時代に職業柄数多く聴いたりしたが、
心に残る最も好きなアルバムの一枚がある。

ダンス・クィーンなどと称されていたドナ・サマーが、
1994年に名プロデューサーのマイケル・オマーティアンとの共作に寄る
『CHERISTMAS SPIRIT』と題されたアルバムである。
日本で発売されたアルバム・タイトルは、
『ホワイト・クリスマス/ドナ・サマー』となっている。

①ホワイト・クリスマス
②クリスマス・ソング
③神の御子は今宵しも
④クリスマス・イズ・ヒア
⑤クリスマス・メドレー
  a.このみどり子は誰なるぞ
  b.ドゥ・ユー・ヒア・ホワット・アイ・ヒア
  c.もろびとこぞりて
⑥クリスマスはわが家で
⑦クリスマス・スピリット
⑧プレイス・オブ・ヘヴン
⑨オー・ホーリー・ナイト
⑩ラム・オブ・ゴット

真の大人の歌手が声量たっぷりに唄い上げ、オーケストラとゴスペラ・コーラスを背景にした作品である。

黒人霊歌を根底に育ったドナ・サマーが、真摯に唄うクリスマス・ソングの一曲でも聴くと、
まさに使い古された言葉であるが、鳥肌が立ち、思わず襟を正す、

かといって、どなたでも親しみのある名曲ばかりであるので、
たとえ一流のホテル、街のお洒落な居酒屋でも聴きやすいアルバムでもある。

私は先程から、『ホワイト・クリスマス』、
『クリスマス・ソングス』、『神の御子は今宵しも』
そして『もろびとこぞりて』等を聴いたりしているが、
やはり日常生活でキリスト教に切望し、親しみを持たれた類(たぐい)稀(まれ)な歌手に、
底知れぬ唄声に降参し、魅了されるのである。




第二話 【この時節、最も微笑む曲は、『クリスマス・イブ』・・♪】
                        《初投稿日2007年12月23日》


東京の郊外は、昨夕からの雨が先程から上がり、静寂なひとときとなっている。

私は庭に下り立ち、常樹木の枝葉は濡れ、
そして葉を落とした落葉樹の枝の雨粒を見つめたりしていた・・。


♪雨は夜更けに過ぎに
 雪へと変わるだろう

【 『クリスマス・イブ』 作詞・作曲 山下達郎 】


この歌がどうしてか、脳裏に浮んだのである。

私は年金退職の4年生の身であるが、
私のサラリーマン現役時代の折、確か1983年のこの時節に初めて聴いて、
巧過(うます)ぎる歌だなぁ、と直感した。

この後に、JR東海のCMに盛んにテレビで放映され、
離れ離れの若い男女で、やっと逢える、
といった情景だったと思い浮かべている。

後年に判ったことであるが、
JR東海のX’mas7 ExpressのCMと知った。

山下達郎のこの曲の唄声を背景に、
その後毎年のように幾つかの若い男女のせつなく、もどかしい情景が映しだされ、
私は微笑みながら、秘かに若い男女に幸せあれ、
と心の中で送っていた・・。


♪きっと君は来ない
 ひとりきりのクリスマス・イブ

【 『クリスマス・イブ』 作詞・作曲 山下達郎 】


私はシンガー・ソング・ライターの山下達郎に関して、
無知な方であるが、この『クリスマス・イブ』を聴いた限り、天才と讃(たた)えている。

そして、ネットのYou Tube上で、
【Xmas Express 歴代CM1988年~1992年】を視聴し、
若き男女がやっと逢える情景を微笑ましく見ていた・・。


♪心深く 秘めた想い
 叶えられそうもない


私は、若き男女に冬の天の川のように心寄せながら、
ときめき、もどかしさ、せつなさの恋情を齢を重ねた私さえ、
感じられ、感銘させてくれるのである。




第三話  【クリスマス・ソングで皆を最も高揚させる歌は『赤鼻のトナカイ』・・♪】
                          《初投稿日2007年12月25日》

午前のひととき、私は二軒ばかりのスーパーに買物に行った。

数多くの人々が三連休の最終日、その上、クリスマス・イブなので、
何時もの平日と違い、込み合っていた・・。
ご家族の方たち、現役の40代のご夫婦等が見受けられ、
私なりに微笑ましく、感じられた・・。

店内からは、

♪真っ赤なお鼻の トナカイさんは
 いつもみんなの 笑いもの

【 『赤鼻のトナカイ』 作詞・新田宣夫 作詞・MARKS JOHND 】

メロディが流れた・・。

私は何かしら追われるように、買物の選定をしたのであるが、
クリスマス・ソングの中で、誰しもが知っていていて、親しまれ、
心を高揚させる曲は、『赤鼻のトナカイ』は、
ずば抜けて最高の選曲と思ったりした。

買物の客が、何かしら追われるようにクリスマス関係商品を数多くお買い上げ頂ければ、
と店長の発想であったならば、優秀な人と私は誉(ほ)め讃(たた)える。

選曲を『ホワイト・クリスマス』などにした場合、
買い物客は、何かしらしっとりと聴きこんでしまい、お買い上げの向上に図れないと思う。

たかが、クリスマス・ソング、されど選定された曲は何かしらの向上に役立つ、
と私は微苦笑したのである。

この時節、元気のない人は、『赤鼻のトナカイ』の一曲を聴けば、
心身元気を取り戻す特効薬かしら、と微笑んでいる。




このように選曲していたが、私は読み返しながら、
私の人生に最も影響を受けたひとりのお方を忘れていたのである。
古い表現で云うと、シンガー・ソングライターの中島みゆき・女史である。

私は40代に、この方の『エレーン』で人生の心のピンチを救われ、
その後、ギックリ腰で28日ばかり入院していた時、『永久欠番』で救われ、
何よりも『HAFE』は少なくとも50年間で数多く音楽を聴いた中で、
最も影響を受けて感銘作品である。

私にとっては、やはり中島みゆき・女史は、女神であり、
この思いは、ここ20数年変わらず、敬愛している。

このような私であるので、中島みゆき・女史のクリスマス・ソングは知っているし、
秘かに心の中で唄ったりしている・・。

【歌麿】と題したコンサート(1986年)の中で、
一曲として『クリスマスソングを唄うように』である。

この佳作のような曲であるが、私なりに最も愛すべきクリスマス・ソングである。




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誰もが予測出来なかった経済の悪化・・。

2008-12-19 11:38:15 | 時事【政治・経済】等
私は年金生活の五年生で64歳の身であり、
政治・経済などに疎(うと)く、少しボケけたひとりであるが、
先ほど、ネットの【NIKKEI NET】を見て、
驚いて、しばらくため息をしたのである。

【トヨタ、初の営業赤字の公算 円高・販売不振で】

と題された記事で、

【・・
トヨタ自動車の2009年3月期の連結業績(米国会計基準)は、
本業のもうけである営業損益が初の赤字に転落する見通しとなった。

世界的な景気後退で自動車販売の低迷に歯止めがかからないうえ、
急速な円高が業績を直撃する。
トヨタは11月上旬に業績下方修正に踏み切ったばかりで、
わずか1カ月余りで見直しを迫られる。

トヨタは終戦直後の混乱で経営難に陥った1950年3月期に
税引き前損益が7652万円の赤字となったことがあるが、
営業段階での赤字計上は公表を始めた41年3月期以来、例がない。 (07:00)
・・】

そして、この少し前に読んだ記事は、

【米の家計資産、600兆円減 1年で、7割が株式・不動産】
と題された記事で、

【・・
【ニューヨーク=藤井一明】
米国の家計が保有する資産が急減している。
米連邦準備理事会(FRB)の統計によると、
7―9月期の総資産は71兆1136億ドルとなり、
直近のピークである昨年7―9月期に比べ6兆6664億ドル(約600兆円)減った。

株式と不動産だけで減少分の約7割を占める。
住宅バブルの崩壊と金融危機に伴う株価の急落が家計の縮小を招き、
個人消費を下押ししている。

1年間の資産の減少率は約9%で、
減少額は日本の国内総生産の名目値(2007年、約500兆円)を大きく上回る。

一方で預金は4091億ドル(約37兆円)増えた。
日本よりも株式投資に積極的とみられてきた米国民が、
生活防衛の意識を強めて堅実な貯蓄に傾いている姿もうかがえる。 (09:37)
・・】

注)記事の原文にあえて改行を多くした。

以上はNIKKEI NETの記事であり、無断であるが掲載させて頂いた。


私は日頃から山川草木をこよなく友とし、
政治はもとより経済にも疎(うと)い身であるが、
昨年の夏過ぎからアメリカのサプライムローンが問題となり、
そしてリーマン・プラザーズが破綻となり、
アメリカはもとよりヨーロッパ、アジアなど殆ど世界中に、金融危機となり、
肝要の実体経済まで悪化させている。

昨今、日本の経済も多大な影響を受けて、
先の見えない状況で企業などの諸問題が露呈し、社会問題までなっている。

前段に掲載させて頂いた2つの記事は、
世界の経済専門の評論家はもとより、今年の初め頃には、
ここまで悪化する事態を誰しもが予測出来なかった、と思われるのである。


私は投資銀行などの金融派生商品には険悪してきたひとりであり、
いったいどこまで膨らませば気がすむの、
とここ5年ばかり憂(うれ)いてきたひとりでもある。

程々の健全な利益を上げて、世界経済が発展するのが望ましいと、
私は実体経済しか信用していない遅れた身であるが、
少しボケた私でも、この2つの記事は驚き、ため息をさせられたのである。


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ふたたび、この人の言葉の前に・・♪

2008-12-19 07:07:34 | 読書、小説・随筆
私は年金生活の5年生の64歳の身であり、
日頃は小説、随筆などを乱読するひとりである。

昨日、私の切り抜いたひとひらの紙を見つめていた。
私は何かと気に掛かる記事を新聞、総合月刊雑誌などから、
切り抜いて整理箱と称した茶色の箱に入れている。

この一番上にあったのを、昨夜、読み返していたのである。

12月16日の読売新聞の夕刊に於いて、
『文化 こころのページ』があるが、
この中で月に2回ほど連載されている特集があり、【魂の一行詩】がある。

俳句を詠まれ、投句された方たちの選定、講評を角川春樹氏が担当されている。
私は俳句、短歌を詠む素養はないが、
ときより読むのが好きなひとりでもある。
このコーナーで、何より魅了されるのは、角川春樹氏の序文である。

今回は、一句詠まれた後、いつものように格調高い文章を綴られている。


【・・

   花あれば 寂寥(せきりょう)といふ 詩の器

                    角川春樹

西行であろうが、実朝であろうが、
万葉集に遡(さかのぼ)れば大伴家持であろうが、
俳諧の芭蕉であろうが、
近代短歌の釈迢空に到(いた)る、古代から現代まで、
詩人は孤独の中で詩を詠みつづけてきた。

寂寥感は常に詩を生みだす根源である。
「永遠の今」を詠む時間意識も、
宇宙の中のたった一人の自分という認識があってのことである。

・・】

無断であるが、掲載させて頂いた。
注)原文より、あえて改行を多くした。


私は、こうした言葉の前に於いては、ただ正座してしまうのである。
こうした歴然とした言葉を、再び心の中で呟(つぶや)いて、
そして、深く読み返したりし、学んだりしているのである・・。


私はこのサイトに於いて、昨年の5月末頃、
【角川春樹氏は、豪刀のような人・・♪】と題し、
と投稿している。

昨夜、読売新聞に於いて、俳句の毎月一回掲載する【魂の1行詩】がある。

角川春樹氏が一般の詠まれた俳句を選定され、
特選された句には講評を明記している。

何時ものように、序文を表記されているが、
特に昨夜に明示した内容は、武士の刀で表現したなら、
造作に似た平穏時の観賞用に似た刀でなく、
まさに戦場で肉を切らせて骨を絶つ豪刀に感じたりした。

無断であるが、俳句に対する真摯な深い思いが、
熱く感じる鑑(かがみ)のような名文であるので、
あえて転記をさせて頂きます。

【・・
陶芸家の北大路魯山人は、「平凡と傑作は紙一重だ」と言ったが、
それを決めるのは鑑賞する人間の力量である。

句会に出席して感じることは、選者の力量の無さである。
概して、傑作を平凡と感じてしまう。
さりげないながら内容の深い句は、句会では見落とし、句集になって気づく、
ということもある。

しかし、プロともなれば、作品は勿論のこと、鑑賞力が必要だ。
だが、専門俳人の器量が狭く、たかが知れた自分の身の丈でしか計ることが出来ない。
良い1行詩を創ろうとするならば、真贋を見抜く選句力が重要である。

・・】

以上、無断であるが、転記させて頂きました。


このことは俳諧に留まらず、小説、歴史書などの書物にも適合することと思っている。
中々、明記し難いことばであり、
それだけ角川春樹氏の熱く深い思いが伝わってく。
まさに、余人に変えがたい発露と私なりに感じ、
そして私は、しばらく溜息をしたのは事実である。


私はこのように拙(つたな)い綴りで投稿したりしていた。


ここ数年、私なりに数多くの随筆などで拝読し、
その人の思想なりを明確に断言して発露させる人の中で、
特に私に感銘させて下さる方は、
このお方・角川春樹氏と作家の嵐山光三郎氏、
このお2人かしら、と深く思ったりしている。

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