夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『年賀状』を発行しながら、そのお方を思い・・♪

2008-12-14 13:54:10 | 定年後の思い
私はここ数日、年賀状の親族、親戚、知人、友人等に
数種類の文面を考えた結果、昼前後のひとときプリントした。

宛名のソフト『筆まめ』を愛用しているが、
葉書の表面をプリントしている時などは、そのお方のことを思ったりしていた。

わずか、その人、そのお方はたった1分前後であるが、
幼児、少年期にあの叔母さんにお世話になった・・、
中学時代の時の友に、あの時は助けられた・・
就職、結婚の人生の節目に、あの奥様に多大な暖かな言葉を頂いた・・
サラリーマンの時代にあの上司に、あの時のアドバイスがなければ・・
友のさりげない激励・・

このような人生のさまざまな瞬時の情景が甦(よみがえ)るのである。


私は年金生活の五年生であるが、
こうした折、私なりに拙(つたな)い人生を歩んできたが、
改めて多くの助けを頂き、今日を迎えることが出来ている、
と実感したりしている。


そして、過日、私は【たとえ年賀状でも、創意工夫で認(したた)め・・♪】
と題して、
このサイトに投稿した綴りを読み返したりしていた・・。

【・・
私は年金生活の5年生の64歳の身であるが、
年賀状を頂くのも、ひとつの楽しみとしている。

元旦の朝の10時頃に配達されるのが、毎年の慣(なら)わしとなっている。

そして、知人の近況などが付記されていると、
お元気でお過ごし・・と知り、安堵したりしているのである。

一番困るのは、定例型の挨拶文だけで記載されている場合である。

例えば、

 賀正
本年もよろしくお願い致します


  謹賀新年
輝かしい新年を迎えまして
皆様のご健康とご多幸を
心よりお祈り申し上げます

 
私はこうした年賀状を拝読すると、がっかりするのである。

たとえ年賀状の一通でも、少なくとも近況とか、
何か創意工夫が必要である、と思っているのである。


私は小学生の時、『習字』の授業は怠けていたので、毛筆で達筆は夢の世界であり、
『図画』の授業も不得意であったので、イラストで絵を描くのも駄目である。
或いは、デジカメでその人なりの心を込めた情景で表現すれば良いかしら、
と思ったりしたが技量がなく、断念しているのである。

やむえず、私なり散文で綴っているが、
独創性のある文体で、的確に近況の知らせを短い文章で表現しているが、
私は毎年、12月の中旬になると数日思案しているのである。

この近況の知らせを親族、親戚、知人、友人等に数種類書き分けているのである。
現役時代の頃は、上司、同僚なども当然として加わっていたので、
私なりに工夫した文面を作成している。

古人から、文は人なり、という至言があるので、
たった年賀状一枚と云えども、粗末にはできないのである。

・・】


このように私は少し気負って綴っていたが、
まだ私は人生のなかばで青臭いかしら、と微苦笑したりしている。



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冷たい雨の降る日となり・・。

2008-12-14 08:15:46 | 時事【社会】
東京郊外の調布市は、雨が降りしきる朝となり、
モミジの紅色、朱紅色の葉をわずかに残し,
樹木の周辺が落葉したたわわな葉が彩(いろど)っている・・。

先ほど、地元の天気情報を報じていたが、
朝の6時過ぎは8度、日中の最高気温は6度前後となり、
昼下りまで雨の降る寒い日中となり、夜の6時は6度前後が予測され、
本格的な真冬日となります。
と報じられていた。

ここ一週間は11月のような暖かさに恵まれていたが、
一転して冬に気候に変わり、私は少し戸惑ったりしている。


今年もあと2週間ばかり残しているが、
こらからは本格的な真冬日となるので、お勤め方たちは大変と、
雨の降りしきる情景を見つめ感じたりしたのである。

昨今、政治の混迷はもとより、経済の悪化で雇用の不安のなる中、
私は民間会社のサラリーマンの方たちに心を寄せたのである。


私は定年退職後、年金生活の5年生の64歳の身であるが、
かって日本はバブル崩壊や、そしてベルリンの壁の崩壊後、
アメリカ型の経済が世界中に一色となり、
日本経済の足かせになってきた企業の「雇用・設備・債務」の三大過剰問題に対し、
過酷なほどに経営改革が行なわれ、リストラ渦中で、殆どのサラリーマンが翻弄された。

私の勤めていた外資系の中小業の会社も、
1995年頃からリストラ渦中となり、多くの人が業界から去ったり、
私も1999年に出向となったりした。

私はこうした体験もあるので、
今の現役世代の民間会社のサラリーマンの心情が痛いほど解かるひとりである。
幾たびか障害レースのような競争をさせられたが、
ともかく目の前の問題を乗り越えて、頑張るしかないのである。

このような思いで雨を見つめたりしていた・・。




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