「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

楽天が日本シリーズ進出!相場も楽天的になる!?

2013-10-21 23:35:13 | ニュ-スからひと言

          
楽天がパシフィックLのクライマックスSを制して、創設9年目で日本シリーズ
進出を果たしました。ロッテを下して4勝1敗でした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131021-00000554-sanspo-base

5-5の七回にマギーが勝ち越しのソロ本塁打を放ち、八回にも2点を追加し、
最後は、リリーフ登板したエース・田中が締めました。

週末にジャイアンツと日本一を争うことになりますが、台風27号の影響が気に
なります。今年の日本シリーズに興味があり、新興企業と老舗企業の覇権争い、
どっちに軍配が上がるでしょうか。

楽天は、ヤフーショックの後、株価を下げてきましたが、楽天球団の進撃と共に
値を戻しており、明日は、ご祝儀が入るかもしれません。

そんな中、株式相場も楽天的に、日経平均15000円台が射程内に入ってきた
感じです。

さて、日経平均は、132円上昇の14693円の大引けでした。
(出来高 概算は、17.5億株とうす商いでした。)

週末NY市場が上昇しており、この流れの中、為替がドル/円で98円前後でも
買い先行となり、総じて うす商いの先高感となったのは、これからリリースされる
企業決算への期待もあるようです。

注目のNY市場、もみ合いの展開となっています。9月雇用統計発表前の模様見
とも受け取れますが、底堅い展開になりそうです。

明日の日経平均、先物も悪させず、続伸の展開を想定しています。 


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10月第4週 相場展望と予定

2013-10-20 23:13:28 | 相場展望

          
10/14~週の日経平均は、何とか上昇トレンドを維持した格好で引けました。

米の財政協議の行方を睨みながら、10/17デッドラインを迎えたデフォルト
回避に向けた暫定合意(14年2/7迄)を織り込みつつリバウンド継続です。

年内について金融市場の混乱を回避した事により、東京市場は、年末相場へ
助走を暗示する来週以降のさらなるリバウンドに期待が出てきました。

ただ、米で約半月に及ぶ政府機関の一部閉鎖により、米景気への不透明感も
あり、為替相場がドル安/円高傾向で停滞しているのがネックです。

欧州株式市場や東南アジア株式市場も堅調で、米デフォルト回避から戻りを
試すリスクオン状態になっており、外部環境も改善されてきています。

と言う事で、10月第3週(10/14~10/18)日経平均は、約157円上昇
(↑1.09%)の14561円の終了でした。

10月第4週(10/21~10/25)の主なイベントと予定は、下記1.の通り。

明日からの週は、国内も13年上半期決算が出始め、その業績を確認しながらの
業績相場に移行していきます。

アベノオリンミクス(アベノミクス+オリンピック)効果により、各企業の通期業績
見通しの上方修正が期待されます。

主なイベントは、国内で10/21の貿易統計、日銀支店長会議、10/23の
9月訪日外国人数、10/25の9月全国消費者物価指数などに注目。

海外で、10/22の米9月雇用統計、10/25のEU首脳会議などポイント。 

また、需給面では「空売り」規制が11/5に解除される予定であり、年末高へ
向かう中、株式の商いが膨らむ、良好な需給環境を演出しそうである。

日経平均、10月第4週(10/21~10/25)レンジは、14400円~14900円
程度を想定しています。

1.10月第4週(10/21~10/25)主なイベントと予定
 10/20
  世 世界経済フォーラム・モスクワ会議
 10/21
 日本 日銀全国支店長会議、地域経済報告
 日本 黒田日銀総裁、あいさつ
 日本 衆参両院で予算委員会(~10/24)
 日本 9月通関ベース貿易収支
  日本 オービック、光世証券、KOA、メルコ、SPK等 各決算
  米   9月中古住宅販売件数
  米   9月シカゴ連銀全米活動指数
  米   マクドナルド、ハリバートン 各決算
 10/22
 日本 システム情報 新規上場
 日本 FJネクスト(東証2部→1部)
 日本 日本電産、石塚硝子、リコーリース、ベクター等 各決算
 日本 電子書籍端末「キンドル・ペーパー・ホワイト」新製品 日本発売
  米   9月雇用統計
  米   テキサス・インスツルメンツ、ユナイテッド・テクノロジーズ、アムジェン
     イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール、トラベラーズ・カンパニーズ、
     ステート・ストリート、ブロードコム、コーチ 各決算
  米  アップルがプレスイベント
  独  連邦議会招集(ドイツ基本法による議会開催期限
 10/23
 日本 9月訪日外国人数
 日本 衆院選「1票格差問題」、最高裁大法廷で弁論
 日本 日本取引所、バルカー、蝶理、信越ポリマー等 各決算
 日本 クラウドコンピューティングEXPO(~10/25、幕張)
 日本 工作機械見本市(~10/26、名古屋)
  米   8月住宅価格指数
  米   AT&T、ボーイング、キャタピラー、シマンテック 各決算
  豪   第3四半期 消費者物価
  英   中銀議事録
 10/24  
 日本 月例経済報告公表
 日本 カゴメ、キヤノン、富士電、信越化学、松井証券等 各決算
 日本 第51回日本癌治療学会(~10/26、京都)
 日本 気象庁3ヶ月予報(11月~2月)
  米   9月新築住宅販売件数
  米   新規失業保険申請件数(~10/18までの週)
  米   マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、3M、ゼロックス 各決算
  米   30年物TIPS(70億ドル)
 中国 10月HSBC製造業PMI
  西   サンタンデール銀行、サバデル銀行
 EU  EU首脳会議(~10/25)
  世  世界大恐慌から84年「暗黒の木曜日」 
 10/25
 日本 9月全国消費者物価指数
 日本 ヤフー、JFE、日電硝、中外薬、NRI、協和キリン等 各決算
 日本 ジャパンマテリアル(東証2部 → 1部)
  米   9月耐久財受注
  米   10月ミシガン大学消費者信頼感
  米   プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー、ムーディーズ
     イーストマンケミカル 各決算
  独  10月Ifo景況感指数
 10/26
 日本 プロ野球 日本シリーズ開幕
 10/27
 日本 競馬 天皇賞・秋
 EU 欧州、夏時間から冬時間に移行

2.NY市場、為替/債券 各結果(10/18)

 18日のNY外国為替市場はドル売りの動きが収まり、小動きに徹する展開と
 なった。米債利回りの低下や、量的緩和縮小開始が遅れるとの観測などがドル
 売りにつながる展開が続いていたが、週末を前にいったん動きが一服。
 とはいえ、ドルの軟調地合自体は継続の見方が強かった分、戻しも限定的で、
 動きが膠着した形。        http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=199623

 ロンドン市場で2.5378%まで低下した10年債利回りが2.57%台まで戻すなど、
 NY市場では債券利回り低下の動きが一服した。
 債務上限問題解決の動きから買い(利回り低下)が目立った米国債市場に、
 週末前の調整が入った格好。
                      http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=199622

3.NY株式市場 結果(10/18)

 NY株式18日
  ダウ平均        15396.82(+25.17 +0.16%)
 S&P500        1744.21(+11.06 +0.64%)
 ナスダック         3913.96(+50.82 +1.32%)

 CME日経平均   14620     (大証比:+30 +0.21%)

 18日のNY株式市場は、グーグルの決算が予想を上回る好結果となったこと
 などを好感して、全般に堅調な地合となった。10%以上上げた同社の株式に
 支えられナスダックは1.3%超の上昇へ。

 ダウ平均は為替、商品なども含め様子見ムードの強い展開となる中で、小幅安
 となる場面もみられたが、午後にかけてプラス圏を回復した。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=199621

4.NY原油先物11月限/金先物12月限 各結果(10/18)

 NY原油先物11月限(WTI)
   1バレル=100.67

  東京時間に発表された中国のGDPが好結果となりロンドン市場で100ドル台後半の
  安値から1ドル超の上昇を見せたNY原油先物。NY市場では週末を前にした調整売り
  などに押され、上げ幅をほぼ消し、木曜日のNYクローズとほぼ同水準でのひけと
  なった。               http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=199614

 NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1323.00

 木曜日にドル全面安の流れを背景に1270ドル台から1320ドル台まで上昇したNY
 金先物。18日の市場でもロンドン朝に高値を更新するなど堅調な地合も見られたが、
 その後は週末を前にしたポジション調整売りが目立つ形となり、やや値を落として
 いる。もっとも、1310ドル台を維持するなど、押し目は限定的。
                      http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=199610



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鬼も笑う、年末の日経平均予想は15700円!?

2013-10-19 23:57:42 | 役立つ投資情報

          
週末の土曜日、 「来年のことを言えば、鬼が笑う。」のことわざもありますが、
年末の日経平均を推定できる情報を見つけたので、これをアップします。

-----------------------------------
10月相場と言えば、今なお「荒れる月」のイメージが根強い。世界大恐慌の
発端となった1929年の大暴落(暗黒の木曜日)が「10月24日」。また、NY
のダウで▼22.6%、日経平均で14.9%と言う空前の下落率を記録した
1987年の「ブラックマンデー」も「10月19日(東京市場暴落は翌20日)」だ。

なお、2008年のリーマン・ショック勃発は9月だったが、相場がダッチロール
状態に陥っていくのは、やはり10月に入ってのこと。日経平均の歴代下落率
上位を振り返ると、1、2位と5から7位を、この10月に記録してるが、うち4回
この年に記録している。

さて、今年の10月相場は、米国財政問題に翻弄されながらも、これまでの株価
推移を見る限り、むしろ力強い足取りをたどってきた。ここでは、「10月安値から
年末にかけての上昇習性」にも目を向けてみたい。

直近5年間で見ても、
 ① 08年 7162円 →  8859円(△23.7%)
 ② 09年 9674円 → 10546円(△ 9.0%)
 ③ 10年 9202円 → 10228円(△11.2%)
 ④ 11年 8382円 →   8455円 (△ 0.9%)
 ⑤ 12年 8534円 → 10395円 (△21.8%) と言った具合。

仮に、現時点での今月安値13853円(7日終値)に、過去5年の平均上昇率
(△13.3%)を乗じると、今年の年末は「15698円で着地」と言った線も想定
されてくるところか。                    (出典:日本証券新聞13/10/18)
-----------------------------------

さて、昨日の終値から年末までに、1000円ちょっと上昇する必要がありますが
今年は、過去の上昇習性の平均値程度は、十分 期待できそうです。

それでは、また。  


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国家戦略特区で実施する規制改革は、まだ不十分!?

2013-10-18 23:35:12 | 政治に物申す

        
今日、政府は、首相官邸で日本経済再生本部(本部長・安倍首相)を開き、地域を
限定して導入する「国家戦略特区」で実施する規制改革の内容について、公立学校
運営を民間企業が行う「公設民営学校」の解禁や医療の規制緩和などを盛り込む事
を決定しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131018-00010000-jij-bus_all

特区を成長戦略の柱に位置付ける政府は、11月上旬に関連法案を提出し、今国会
での成立を目指します。地域指定は年明けにも行われる見通しです。

医療について、病床規制の緩和や混合診療の拡充などは、良い施策だと思います。
雇用については、雇用条件の明確化や非正規雇用の延長、農業について、保証
信用制度の適用、都市再生では、賃貸住宅の宿泊施設への利用解禁など、経済の
活性化につながりますが、これだけに留まらず、さらに追加検討すべき規制緩和も
あり、同時に、副作用を考えたセーフティネット充実にも目を光らせる事が大事です。

さて、日経平均は、8日ぶり小幅反落 約25円安の14561円の大引けでした。
(出来高 概算20.5億株の商いでした。)

NY市場が終了してみれば、底堅い展開で、東京市場はさすがに週末要因と この
ところの上昇で、利益確定売りの中、下値を売り込む流れとならず、来週に期待を
つなげた格好です。

日経平均は、25日線や5日線上にあり、ボリンジャーバンドの煮詰まりと共に、
リバウンド継続を示唆しています。

注目のNY市場、小幅下落のスタートも底堅い展開に期待したいところ。
来週から、東京市場は、業績相場本格化で、来週前半 延期された米雇用統計の
は結果次第では、さらに東京市場の追い風になるかもしれません。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!


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外国人旅行者の訪日に「免税のおもてなし」!?

2013-10-17 23:41:51 | 政治に物申す

        
お菓子や化粧品で海外旅行者の心をつかめ──。政府は、家電製品などに限定されて
いた外国人観光客に対する消費税免税の対象範囲を大幅に広げ、人気の高い菓子類
化粧品も含める方向で本格的な調整を始めたようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131017-00000060-reut-bus_all

海外旅行者の増加のきっかけになれば、観光立国へ動きが成長戦略の進展につな
がるという思惑もみえます。国交省は2014年度税制改正要望に盛り込み、早ければ
14年度税制改正で実現する見通しです。

外国人観光客は現在、日本国内で物品を購入した場合、家電製品が代表的商品となる
耐久消費財などに限って消費税が免税され、食品など国内で消費できるものは対象外
となっていました。

政府関係者によると、日本で購入したすべての商品を対象に、購買した物品の総額が
1万円以上に達した場合に消費税を免除することなどが検討されています。

菓子や化粧品など消耗品は、国内で消費されてしまう可能性あるため、免税手続きは
出国時に、消費税相当額を還付する方式を検討する様です。
現在は、手書きで記載する事項が多い免税手続きの簡素化も検討します。

免税範囲を広げる事で、国内の関連産業の売上高を伸ばし、経済活性化にもつながる
可能性があります。従来の家電製品等に限定されていた免税の範囲を広げれば、訪日
外国人増加につながり、観光地のホテル・旅館などの宿泊施設や土産店、電車・バス・
タクシーなども恩恵を受け、この施策は2020年東京オリンピックに向け、おもてなしの
サービスで、国内消費の継続的な増加になるかもしれません。

さて、日経平均は、7日続伸し119円高の14586円の大引けでした。
(出来高 概算20.8億株の商いでした。)

NY市場が、土壇場でデフォルト回避と政府機関のシャットダウン解除見通しで、
大幅上昇した事が、東京市場の追い風になりましたが、ザラ場に為替が円高傾向と
なると、上げ幅を縮小した結果となりました。

危機の先送りと揶揄されても、米政府の債務上限を来年2/7まで引き上げ、政府
一部閉鎖も解消する法案を可決したことにより、年内について、金融市場の混乱は
回避したので、まさに国内は、業績相場に移行しそうです。

注目のNY市場、昨日の大幅上昇の反動もあって下落からのスタートですが、どこ
まで戻すかポイントです。

明日の日経平均、週末とあって小幅下落も底堅い展開を想定しています。


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マンション販売は駆け込み需要で終わらせるな!?

2013-10-16 23:59:40 | ニュ-スからひと言

        
不動産経済研究所が、今日発表した9月の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の
1都3県)で発売された新築マンションは、5968戸で、前年同月に比べ77.3%
増えました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131016-00000080-jij-bus_all

2014年4月の消費増税を控えた駆け込み需要に対応し、業者側が一部マンション
発売を前倒しした事が大きいと言う。

発売戸数の前年比プラスは、5カ月連続。9月としてはリーマン・ショック前06年
(6488戸)以来、7年ぶりの高水準となりました。これを受け、研究所は13年見通し
(従来予想5万戸)を54000~55000戸に上方修正しました。

発売月に売買契約を結んだ割合(契約率)も9月は83.5%と4カ月連続で80%を
突破し、好不調の目安とされる70%を大きく上回りました。

この流れを継続させるためにも、住宅購入支援策を打ち出し、買い時終焉の愚を
避けるために、個人の可処分所得の増加策や「アベノオリンミクス」の矢として 
適切な施策実行力が求められます。

さて、日経平均は、6日続伸、25円高の14467円の大引けとなりました。
(出来高 概算17.7億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場、大幅下落で、東京市場の足を引っ張る事が懸念されましたが
「買いたい弱気が、売りたい強気を駆逐した。」格好です。

膠着感の強い中、先物主導の売り崩しが避けられた格好。10/17の米財政懸念
最終的に回避されるとの思惑が強い証拠かもしれません。

日経平均は、上昇する25日線上を越えた推移で、ボリンジャーバンドも収斂して
さらなるリバウンドの期待も出てきています。

注目のNY市場、 「米上院は債務の上限引き上げで、来年2月まで必要な借り入れ
できるようにし、政府機関を再開させること」で合意に達し、大幅上昇してます。

明日の日経平均、7日続伸にチャレンジしそうです。


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米国債利回りが1週間ぶり低水準!財政合意近い!?

2013-10-15 23:33:48 | マ-ケット

        
今日、10~11月償還の米財務省証券(Tビル)利回りが、1週間ぶりの水準に
低下しました。財政協議で合意の兆しが見え、デフォルトへの不安感和らいだ
格好です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131015-00000109-reut-bus_all

11月7日償還のTビル利回りは直近で0.2025%、11日時点から5bp
(べーシスポイント)低下しています。

ロイター通信が、関係者の話として伝えたところによると、米下院共和党は
上院案と異なる債務上限引き上げ・暫定予算案を提示する方針で、下院案で
2/7までの債務上限引き上げと、1/15までの暫定予算を提示する方針です。

何とか、明日までに妥協案で合意してほしいところ。

さて、日経平均は、5日続伸の36円高の14441円の大引けでした。
(出来高 概算20億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、財政協議の進展期待から上昇してのスタート。日経平均
一時14500円台回復の場面も、膠着間強い中、戻り待ちの売りに押されて
上げ幅を縮小した状況でした。

日経平均は、陰線も5日続伸しており、リバウンド継続の芽は残った格好です。

注目のNY市場、昨日の上げ幅を帳消しにする下落スタートも、戻りを試す
展開となっており、どこまで戻すか注目されます。明朝までに財政協議の進展
あれば、プラス引けは、十分可能です。

明日の日経平均、台風一過で晴れ晴れする結果となるか、注目です。


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10月第3週 相場展望と予定

2013-10-14 23:31:35 | 相場展望

         
10/7~週の日経平均は、週の中頃から米財政問題の進展期待から、買戻しも
進み、13800円台から14000円台を回復すると、週末に為替のドル高/円安も
追い風に、14400円台回復のリバウンドを高めた1週間となりました。

10/17に期限が迫る米議会、オバマ大統領のTPP不参加にして、米国内の
財政問題の解決にあたる姿勢に、共和党も話し合いの場につくなど、期限までの
解除期待が高まった格好でした。

結局、日経平均は、1週間で約380円上昇(↑2.71%)の14404円の大引け
となりました。

週明けから再開される米財政協議について進展があり、期日迄に合意される運び
となるか、注目の週となります。

10月第3週(10/14~10/18)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

この3連休の間も、膠着状態の話し合いが行われ、話し合いの場を持った事が
進展とも写りますが、何とか子供じみた党利党略から抜け出し、国益 ひいては、
世界益を考慮した落とし所を見つけて、世界各国に迷惑をかけない決断をして
ほしいところです。

シカゴ市場の日経平均先物は、月曜の推移は軟調で、週末のNY市場の上昇分を
掃き出すような展開で、期限のせまったNY市場の重石となる可能性もあります。

一方、国内については、9月中間期の企業決算がボチボチとリリースをはじめ、
その業績に注目が集まります。

また、10/15には臨時国会が召集され「アベノオリンミクス」の第3の矢、成長
戦略の具体策をどう実行に移し、軌道に乗せていくか、手腕が問われます。

日経平均は、13700円台の東京オリンピック決定前の水準まで調整、出直り
見せており、米国財政状態の進捗によって上にも下にも動く状況です。

米債務問題は、妥結のカギは「上院」共和党にある様ですが、今晩以降の進展に
期待したいところ。月曜序盤のNY市場、下落からのスタートで、どこまで戻す
のか、注目されます。

日経平均、10月第3週(10/14~10/18)レンジは、14000円~14800円
程度を想定しています。

1.10月第3週(10/14~10/18)主なイベントと予定
 10/14
 日本  休場(体育の日)
  米  休場(コロンブスデーで為替、米国債市場)<株式市場は通常通り>
 中国  9月消費者物価
 中国  9月生産者物価
   シ   シリア 化学兵器使用禁止条約へ正式加盟
 EU   ユーロ圏財務相会合
  世   ノーベル経済学賞 発表
 10/15
 日本  臨時国会召集(~12/6)
 日本  安倍首相所信表明演説
 日本  8月鉱工業生産 確報値
 日本  オリックス不動産REIT 決算
  米   10月NY連銀製造業景気指数
  米   ダラス連銀総裁、講演
  米   国債償還 3年債(322億ドル)
  米   J&J、コカ・コーラ、シティG、インテル、ヤフー 各決算
  独   10月ZEW景況感指数
  英    9月消費者物価/9月生産者物価
  英   9月小売物価
  伊   2014年 予算案提出期限
 EU   EU財務相理事会
 10/16
 日本  9月首都圏マンション販売
 日本  総合メディカル 決算
  米   ベージュブック(地区連銀経済報告)
  米   9月消費者物価指数
  米   ダラス連銀総裁 講演
  米   クリーブランド連銀総裁 講演
  米   カンザスシティー連銀総裁 講演
  米   IBM、バンカメ、ペプシコ、アメリカン・エキスプレス、
       サンディスク 各決算
 中国  中国企業・政府の報日団来日(~10/19)
  印   休場
  英  9月失業率
 EU  9月ユーロ圏消費者物価
 10/17
 日本  安川情報システム、ワイ・イー・データ 各決算
 日本  日本経済再生に関する3研究所共同公開セミナー
  米   米新規失業保険申請件数(~10/11の週)
  米   9月住宅着工件数/建設許可件数
  米   9月フィラデルフィア連銀製造景況感指数
  米   9月鉱工業生産/設備稼働率
  米   ダラス連銀総裁 講演
  米   シカゴ連銀総裁 講演
  米   ミネアポリス連銀総裁 講演
  米   カンザスシティー連銀総裁 講演
  米   連邦債務上限引き上げ期限、解決しないとデフォルトに陥る
  米   グーグル、べライゾン、ゴールドマン・サックス、イーベイ
       AMD
  西  スペイン国債入札
 10/18
 日本  黒田日銀総裁、あいさつ
 日本  ジャフコ、東京製鐵、日本鋳造、安川電機 各決算
  米   9月カンファレンスボード景気先行指数
  米   マイクロソフト「ウインドウズ8.1」正式リリース
   米    GE、シュルンベルジェ、ハネウェル、モルガン・スタンレー 各決算
 中国  第2四半期GDP
 中国  9月小売売上高
 中国  9月鉱工業生産
 10/19
  米  ブラックマンデーから26年(東京市場の急落10/20)
 10/20
 日本  菊花賞(競馬)
  世  界経済フォーラム・モスクワ会議

2.NY市場、為替/債券 各結果(10/11)

 今日のNY市場、依然として財政協議は合意に達していないものの解決への期待感も
 根強く、円相場は円安の動きが続いている。

 米財政協議に関して、取引時間中には具体的な動きは見られなかったものの、債務
 上限引き上げの期限となっている10月17日は超えないとの楽観的な雰囲気は強い

 米上院共和党の議員がホワイトハウスでオバマ大統領と会談していたようだが、
 大統領は6週間という米財務上限の引き上げの期間が気掛かりとなっていると述べて
 いた。
 難航はまだ続く可能性を指摘していたが、特にネガティブな反応は見られていない。

 また、ワシントンで開催されていたG20が閉幕し、声明では米財政協議の早期解決を
 求めていた。ただ、これについても特に大きな反応は見られなかった。

 米株の上昇と伴にドル円は一時98.60付近まで上昇。ユーロ円や豪ドル円も本日の
 高値圏での推移が続いている。

 ドル円は9/11-10/7の下降波のフィボナッチ38.2%戻しが98.10、そして50%戻しが
 きょうの高値である98.55付近にあり、100日線もその付近に来ている。
 現状はリバウンド相場の第1関門ともされる38.2%戻しの水準を突破したが、50%
 戻しの水準はまだ抜け切れていないといったところ。
 
 しかし、第1関門の水準は維持されており、米財政協議の進展を待って再度上値を攻め
 たいといった雰囲気も出ている。来週も98円台を維持できるようであれば、一旦100円
 を目指す可能性も高まりそうだ。

 ただ、早期QE縮小開始の期待は後退しており、財政協議がまとまったとしても、短期間
 先延ばししただけのことで、年内には再び危機感が高まる可能性は残る。その点は留意
 したいところではある。
 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=198981

 米国債利回り(NY時間16:47)
   2年債          0.346(+0.005)
   10年債        2.687(+0.006)
   30年債        3.744(+0.010)
   期待インフレ率  2.209(-0.006)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは上昇。前日の共和党とオバマ大統領との会談で米財政
 協議が合意しなかったことから利回りは下げて始まったものの、米株の買戻しが続い
 ていることから、利回りも下げを取り戻している。

 10年債は2.64%まで低下した後、2.68%まで戻している。
 2-10年債の利回り格差は234(前日+234)。
 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=198980

3.NY株式市場 結果(10/11)

 NY株式11日
   ダウ平均       15237.11 (+111.04 +0.73%)
   S&P500        1703.20 (  +10.64 +0.63%)
   ナスダック        3791.87 (  +31.13 +0.83%)
   CME日経平均  14575     (大証比:+165 +1.14%)

 今日のNY株式市場は3日続伸。依然として財政協議は難航しているものの、解決へ
 期待感も強く、株式市場は楽観的に見ている模様。

 ダウ採用銘柄では、ジョンソン&ジョンソン、ビザ、ゴールドマンが上昇。一方、
 依然として政府機関の閉鎖は続いていることから、ボーイングが下落している。

 なお、この日決算を発表したJPモルガンやウェルズ・ファーゴは軟調。

 ギャップが下落。9月の既存店売上高が予想外に下落していたことが嫌気されている。
 新製品が少なかったことが影響したとしている。

 スーパーのセイフウェイが上昇。来年の早い時期までにシカゴ地区の閉鎖し、経営
 資源を集約する計画が好感されている。アナリストの投資判断引き上げも寄与した。

 ナスダックも続伸。アップルやマイクロソフト、グーグルなど主力株がしっかり。

 半導体のマイクロン・テクノロジーが商いを伴って下落。冴えない決算が嫌気されて
 いる。ライバル企業の工場が火災で一部操業停止となる中、同社への期待も高まって
 いた。
 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=198977

4.NY市場、原油先物11月限/金先物12月限 各結果(10/11)

 NY原油先物11月限(WTI)
   1バレル=102.02(-0.99 -0.96%)

 きょうのNY原油先物相場は反落。期待感はあるものの米財政協議が依然として
  合意に達しないことから、原油は再び売りに押された。

 国際エネルギー機関(IEA)は米国の原油生産は増加が見込まれ、非OPEC国と
  しては1970年代以来の大幅生産となるだろうと述べたことも原油を圧迫。

 11月限は一時100ドル台まで下落する場面も見られるなど、再び100日線ブレイク
  を試す展開となっている。
 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=198971

 NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1268.20(-28.70 -2.21%)

 きょうのNY金先物相場は4日続落。米財政協議が依然として合意に達していないもの
  の期待感は強く、米株も上昇が続いていることから金に対する逃避買い需要は後退。
 見切売りも出て大幅安となっている。
 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=198971



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楽天、楽天的でいられない市場のうわさ!?

2013-10-13 18:46:36 | 企業を斬る

        
昨日の最も遅い真夏日から一転、秋本来の気候に戻った感のある横浜です。
半日で10℃以上の気温差があると、体調維持に大変です。

そんな大変の中、相場展望と予定は、明日書き込み予定とし、今日のネタは
話半分のうわさ話です。

先の「ヤフー・ショック」から急落した楽天(4755)10/8には、一時5/2
以来の安値に沈んだが、思えば6/E時点で、この株を弱気推奨していた
数少ないアナリストが三菱UFJ証券の荒木正人氏でした。(マッコリー証券も
弱気推奨)

その荒木氏に、楽天がプレスリリースで「出入り禁止」を通告したのは、7/2
夜の事で、適時開示情報として、目にした読者も少なからずいる事と思います。

当日の終値は1210円、直近では、この水準を割り込んでいます。今後せめて
これを上回ってこないと 「楽天は『正論をはく弱気派アナリスト』を追放した」との
汚名を着せられかねません。

因みに、昨日の終値1138円で、4ヶ月前の安値水準です。

yahoo掲示板を見ると、楽天たたきやホルダー嘆きが、結構書き込まれて
おり、EC事業(楽天モール)で6割を稼ぐ楽天にとって、正念場ですね。

楽天本社会議で、三木谷社長、英語の小田原評定をやってる場合でなく、
次の一手をどう打つつもりなのか、注目しています。

それでは、また。


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「中国経済崩壊論」は、ウソって本当!?

2013-10-12 23:51:47 | ニュ-スからひと言

            
3連休初日の書き込みは、東洋経済オンラインから、中国経済の成長に警鐘を
鳴らす日本国内メディアに対する反論の様なレポートです。上海での見聞を元に
した記事をアップします。

これをどう受け止めるか、一部エリアの活況で、中国全体を捉えて良いのかと
言う疑問もありますが、読者の情報リテラシ-に判断を委ねたいと思います。

以下、レポートです。

-------------------------------------
「なんやこれ、香港みたいやないか!」

私は数年ぶりに上海に来ているわけだが、その発展ぶりが目覚ましい。一昔前は
バンド地区やフレンチ・コネクション一帯以外、あまりおしゃれなところはなく、
南京東路の道端でエビラーメンと小龍包、そして牛か羊か(下手したらネズミと
いう説もある)の串焼きをほおばりながら、豫園でハンコでも作って帰るのが定番
だったが、今やすっかり街中が様変わりしている。

2013年10月現在の上海には、広く清潔な道路にミッドタウンや六本木ヒルズ並みの
新しい巨大なビルが乱立している。数年前は上海1位の高さを誇るはずだった金茂
君悦大酒店(グランドハイアットホテル)のビルが、今や3位か4位の高さになって
しまった。

その近くに香港ランドマークでもあるIFCビルが立ち並んでおり、数年で香港が
もう1個作られたような感覚だ。この金融地区の立派さは東京とソウルと香港を足
してもかなわないくらいであり、香港からトレーダーたちが上海に引っ越して行く
理由がわかる気がする。

私の上海の友人(某外資系小売りに務める元スーパーモデル)曰く、「いまだに内陸
部の人は中国が貧しいと思っているのだけれど、上海に来ると信じられないという
顔つきで祖国の発展を実感する」のだそうだ。

たしか私が大学生の頃、この友人が東京に遊びに来てくれた時に「空港がきれいで、
ゴミが落ちていなくて清潔で感動した。」と言っていた当時に比べ隔世の感があり、
今やアジアのビジネス中心が中国に移動したことを強く実感させる様変わりである。

<実際には、経済はいまだに好調>

なお今でも“中国崩壊論”が日本のメディアをにぎわしているが、なーんにも知ら
ないのに知ったかぶって、性懲りもなく中国経済崩壊論を書いている人たちに惑わ
されてはいけない。彼らは大抵結論ありきであり、誰かが書いていることを又聞き
で書いて、カットアンドペーストして“てにをは”を変えているだけである。

私の上海在住の友人の話(ずっと中国に生まれ育ち、復旦大学で経済学を学んだ人
なのでよっぽどあてになる)によれば、“経済崩壊”などの実感はまったくないという。

そもそも内需が大きいので、欧州や米国の金融危機の影響は(財政・金融政策の
効果もあって)実感することは、ほぼなく、給料も毎年30%くらい上がり続けている。

彼女は外資系のアパレルメーカーで在庫管理をしているのだが、管理職を雇うのが
人材不足で難しいのみならず、店頭に並ぶバイトですら需給が逼迫して雇いにくい
と嘆息する。

なおグローバル企業で働く彼女たちの現地サラリーを聞いてみたところ、その額は
もはや東京と変わらない――というより、東京で働く大学の同期より稼いでいる。

当然、まだ月収5000元程度で暮らしてる人も多いのだが、私が大学時代に来た時は
1カ月1000元ほどの収入で暮らしている人も多かったので、実に15年で給料が5倍
くらいになっているのが肌感覚で伝わってくる。

ちなみに中国で不動産バブルがはじけて、日本のバブル崩壊の二の舞で金融危機が
起こり……みたいな暴論が一部でまかり通っているが、レバレッジをエクイティの10倍、
ないし20倍かけて不動産を転がしていた、日本のバブルと異なることに留意しよう。

不動産金融引き締めのために不動産購入時、エクイティが、資産価値の半分という
十分な自己資金出資が求められているため、不動産価格が下がっても個人の損失で
随分吸収され、不動産価格の低下に起因する銀行のクレジットクランチは、当時の
日本に比べよっぽどコントロールされているのだ。

<無駄な過剰投資はやはり問題>

当然の事ながら「中国経済は何もかも順調!」とか言うはずもなく、問題も沢山
ある。たとえば、海外の需要ショックを吸収するために、巨額のインフラ投資が
行われたからか、どうも無駄な過剰設備が多い。

たとえば黄山という有名な観光地にドライブで行くと、その目的地の近くは週末の
ハイウェーなのに私たちご一行しか走っていない。だだっ広い立派な道路が、全然
使われていないのを見ると、建設業界への利益誘導でクマやシカしか走っていない
日本の地方の道路事情を思い出す。

そう言えば、年度末になると予算を消化するため、出来て間もない立派なアスファ
ルトの頑丈な道路を、“補修工事”とやらで、掘り起こしてまた埋め直す、という
謎の道路工事が昔は多かったものだが、今でも、日本ではこれを見ることができる
のだろうか。

ともあれこれは日本の政治家も同じだが、共産党の地方幹部も自分の任期の間に
立派なインフラを造って、長期的に採算がとれなくても、それは後任者に任せる、
という無責任がまかり通っているという。

ちなみに現地で売っているマンションも東京より高いものが多く、サイズも巨大で
3億円、4億円の部屋がごろごろ売り出されており、経済にバブルが存在するのは
確かである。ただし、その急落を吸収する仕組みは、不動産におけるレバレッジの
低さや早期に動いた当局の引き締め政策、内需拡大の余地など、まだまだたくさん
あることも事実なのだ。

<日本食は上海でも大人気~香港よりも人は親切に?>

さて、ここ数年でイケアやカルフールの大型店舗が進出したが、その複合ビルの中
には日本レストランがかなり多く、吉野家も謎の回転ずしチェーンも非常に人気が
ある。

回転ずしのネタは、サーモンとウナギと卵焼きとホタテとキュウリ巻の5種類しか
なくて寂しいのだが、食べてみるとこれがまた値段の割に結構おいしく、恥ずかし
ながら30皿も食べてしまった。

そして驚くことに、今やどこの店に入っても「歓迎光臨(いらっしゃいませ)」と、声を
かけてもらえ、店を出るときは「謝光臨(お越しくださり、ありがとうございました)」
と丁寧にあいさつしてもらえる。人の話し方も丁寧になっており、親切な人も増えた。
上海に限れば、いまだに声が馬鹿デカく無礼な人の多い香港に比べ、よっぽど人が
いい気がする。

もっともこれは、昨日、私が香港の自宅のビルを出て、母親のオクトパスカード
(香港の住居のIDに電車代金とかチャージできるカード)を使っていつものように
メトロに乗ろうとしたら、5人の無礼な係員に取り囲まれ、香港特有の“世界最大
の大声”で「このカードはあなたのではない。不法に他人のメトロカードを使った。
罰金500香港ドルだ」などと、荒唐無稽な(実際、香港の友人や自宅マンションの
コンシェルジュに聞いても、聞いたことないと驚いていた)言いがかりをつけられ
500香港ドルを取られたので、一時的に、香港メトロへの怒りがベースにある事が
上海への過大評価につながっているかもしれないので、ご注意いただきたい。

<テレビ番組は、日本よりよっぽど面白い?>

この香港メトロへの怒りは、いったん置いておいて最後に申し上げると、上海は
テレビが面白い。出ている司会者も議論に参加する人も、知的な人が多く、討論
番組を見ていても勉強になることが多いのだ。また言論の自由がないのでは、と
思われがちな中国だが、テレビの討論番組では、日本よりよっぽど双方の視点に
ついて自由闊達に論議がなされている(もちろん番組によっては、全面的に政府
見解
のみが報道されることもあるのだが)。

「一虎一視談」というたいへん面白い討論番組があるのだが、ここでたまたま日本
の右傾化と再軍備問題について議論がされていた。

そこで、中国の学者が大まじめに「日本に軍隊のない非正常な状態でい続けよ、と
いうほうがおかしい」「釣魚島(尖閣諸島)の問題にしても、中国側の視点ばかりで
話さず、日本側の視点も理解する様にしないと、お互いが自分たちの視点だけ声高
に叫ぶのでは何も解決しない」「日本が右傾化していると言うが、戦前のような、
軍国主義になるわけはない」「日本は親切で優しい一面と、一度、自分たちより下と
みなすと徹底的に残酷になれる二面性があるので、その両面を見なければならない」
「戦時中の虐殺行為は許せないが、戦後の最大の援助国が日本なのは確かだ。

文革以降、欧米が尻込みしているときも日本は果敢に投資してくれた」と、何かと
冷静に日本側の視点も取り入れた議論がなされている。

これは、とにかく嫌韓・嫌中一色にそまる三流週刊誌と四流評論家だらけの国より、
大衆メディアの知的水準は高くも感じられる。東京が抜かれているのはビルの高さ
だけではないのかもしれない。経済規模や軍事力、ビルの高さだけでなく、人間の
礼節・知性・視点の広さ・国際感覚という意味でも、各国間で健全な競争がなされ
ることを祈りつつ(「東洋経済オンライン」読者の皆様はもちろん、断トツでこの
健全な競争に連戦連勝なのだが)、台風に見舞われている真っ暗の街に繰り出す
上海の早朝であった。
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さて、どう感じましたか。

中国について、全体像の変化の把握は、マクロな時系列データが必要だと思います。
上記の記述も、代表都市の1側面の真実を伝えていると思いますが、上記だけを
鵜呑みにして、「中国経済崩壊論」の反論には、不十分な気がします。

それでは、また。


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