週末の土曜日、 「来年のことを言えば、鬼が笑う。」のことわざもありますが、
年末の日経平均を推定できる情報を見つけたので、これをアップします。
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10月相場と言えば、今なお「荒れる月」のイメージが根強い。世界大恐慌の
発端となった1929年の大暴落(暗黒の木曜日)が「10月24日」。また、NY
のダウで▼22.6%、日経平均で14.9%と言う空前の下落率を記録した
1987年の「ブラックマンデー」も「10月19日(東京市場暴落は翌20日)」だ。
なお、2008年のリーマン・ショック勃発は9月だったが、相場がダッチロール
状態に陥っていくのは、やはり10月に入ってのこと。日経平均の歴代下落率
上位を振り返ると、1、2位と5から7位を、この10月に記録してるが、うち4回
この年に記録している。
さて、今年の10月相場は、米国財政問題に翻弄されながらも、これまでの株価
推移を見る限り、むしろ力強い足取りをたどってきた。ここでは、「10月安値から
年末にかけての上昇習性」にも目を向けてみたい。
直近5年間で見ても、
① 08年 7162円 → 8859円(△23.7%)
② 09年 9674円 → 10546円(△ 9.0%)
③ 10年 9202円 → 10228円(△11.2%)
④ 11年 8382円 → 8455円 (△ 0.9%)
⑤ 12年 8534円 → 10395円 (△21.8%) と言った具合。
仮に、現時点での今月安値13853円(7日終値)に、過去5年の平均上昇率
(△13.3%)を乗じると、今年の年末は「15698円で着地」と言った線も想定
されてくるところか。 (出典:日本証券新聞13/10/18)
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さて、昨日の終値から年末までに、1000円ちょっと上昇する必要がありますが
今年は、過去の上昇習性の平均値程度は、十分 期待できそうです。
それでは、また。