「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

消費増税に思わぬ余波!先物主導の売り!?

2013-10-02 23:39:53 | マ-ケット

          
今日の東京市場、日経平均は大幅反落し、300円以上の下落となりました。

米政府機関の一部閉鎖が、短期間にとどまるとの見方から今朝方のNY株が
反発した流れを引き継ぎ、朝方は買いが先行しました。

だが、米財政問題やイタリア政局不安など海外要因が引き続き重しとして意識
されたほか、国内では経済対策の発表で材料出尽くし感も広がり、後場に入って
先物主導で下げ幅が拡大する展開となりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131002-00000082-reut-bus_all

後場寄り後まもなく、先物に攻撃的な大口売りが出て下げ幅が拡大しました。
安倍首相は、昨日の記者会見で、消費増税と合わせ、企業向けの減税や5兆円
規模の経済対策の策定を表明したが、前場の東京市場で実需筋からの買いが
膨らまず、今回の経済対策だけでは、デフレ脱却が難しいとみた海外投機筋の
売りが後場になって加速させたとみられています。

売りの主体はCTA(商品投資顧問業者)との見方が多く、債券先物買い・株式
先物売りの動きが観測されている。「裁定買い残が3兆6000億円近くまで
膨らんでおり、解消売りを誘う動きも出た」(準大手証券)との指摘も。

一方、産業界にも、思わぬ余波が広がっています。

米アマゾン・ドット・コムなどがネット配信事業で消費税を払っていないと、国内の
出版やネット業界が猛反発しています。

また、JR東日本では「1円値上げ」を検討しています。自動券売機は10円刻みの
ため、「二重運賃」になるとの声も上がっています。

前者で、現行の課税制度の場合、電子書籍や音楽などの電子データを国内にある
サーバーから配信されると、消費税が課されるが、海外にあるサーバーから配信
すると、課税されません。国内出版業界は、危機感から政府に是正要望を出して
いるようです。
国内にある電子書籍市場の金額ベースシェア40%を握っているアマゾン。
現状制度が継続だと、消費税8%もどこ吹く風と言ったところ。

後者については、JR東日本が「SUICA」などICカードに限って「1円単位」での運賃
改定を検討しています。増税分を運賃に反映するためとしてますが、自動券売機は、
設計上 1円単位での仕様変更に対応しておらず、従来通り「10円単位」になりそう。
このまま放置されると、券売機を使わずICカードを使った方が5円程度の得になる
場合もあります。

と言うことで、日経平均は、大幅下落314円安の14170円の大引けでした。
(出来高 概算29億株の商いでした。)

日経平均の状況は、冒頭に書いたとおり。

日経平均の大幅下落で、25日線を割り込み、まさに正念場、相場の分水嶺!!
何とか、踏ん張ってダマシの下落であってほしいところ。

注目のNY市場、米政府機関閉鎖の長期化が懸念される中、関心は10/Mの
債務上限期限に移りつつあるようですが、今日の日経平均の下落からすれば、
本家で300ドル以上下落してもよい所。100ドル強の下落でスタートです。
NY市場、軟調な展開で終了しそうです。

明日の日経平均、今日の下落で、おつりが来る程下げたので、先物が買戻しを
するか注目しています。
下ひげをつけてのプラス引けとなるか、先物次第の様です。


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