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「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

個人投資家の心理状況!?

2009-04-11 23:58:58 | マ-ケット

          
週末の土曜日は 春を飛び越し、初夏を思わせる様な天気となりました。
外出していても、ジャケットを着ていると汗をかき、邪魔になります。

上記フォトは、横浜の人工海浜で、「海の公園」(八景島シーパラダイスそば)
での潮干狩りのスナップ(毎日新聞提供)。
今日は、家族連れ等で 何と約2万がこの場所に集い、賑わったようです。

さて、週末の夜は、ジェットストリームをBGMに個人投資家の心理状況に
ついて、「ビジネスアイ」よりアップします。

JET STREAM B-747 COCKPIT 

個人投資家の心理“底打ち”「3ヶ月後は株価1000~2000円高」

日経平均株価は、3/10にバブル後最安値(7054円)をつけた後、ちょうど
1ヶ月で一時9000円を回復するなど、株式市場に「底打ち」期待感が広まって
いる。こうした中、個人投資家の投資意欲が高まっていることが、野村証券金融
経済研究所が行った意識調査で分かった。

調査は3/20~3/23に行い、男女1000人から回答を得た。 その結果、
3カ月後の日経平均見通しに対する回答結果から算出する4月の「ノムラ個人
市場観指数」は26.0(前月比8.8ポイント増)で、個人投資家の強気姿勢が
鮮明になった。

調査の3/19の日経平均終値は7945円で、前回調査した2/19より388円
高かった。
回答時の日経平均が前回調査時を上回ったのは3ヶ月ぶりで、同研究所の
藤田貴一ストラテジストは「相場全体が回復基調にある中、個人投資家の心理
にも底打ち、先高感が出てきた」と指摘する。

実際、3ヶ月後の日経平均見通しは、「1000~2000円程度上昇」が、前回より
5ポイント以上増えて約6割に達したのに対し、「1000円程度下落」は、5ポイント
以上減り 3割を切った。

過去3ヶ月間の株取引に関しては、06/4月の調査開始以来初めて
(1)売買銘柄数 (2)投資金額 (3)売買頻度(4) 保有銘柄数-のうち、

投資金額を除く3項目で「増えた」という回答が前月よりも微減したものの、「減った」は
全項目で5%以上も低下した。

また、今後3ヶ月間の株取引は、全4項目で「増やしたい」との回答比率が前月
より上昇した一方、「減らしたい」は減った。

藤田氏は「相場から退出する個人投資家が減り、むしろ安いうちに買おうという
人が増えてきたようだ」と話している。
                            (フジサンケイ ビジネスアイ4/11)

投資に、リスク管理の慎重さも必要ですが、取り合えず、4/Eにかけて株式市場
の下値切り上げ先高感があるようです。

また、5月にかけ金市場が弱含むようなら、金ETFなどを仕込んで、半年寝かす
戦術も おもしろいかもしれません。
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日経平均は水準訂正 !?

2009-04-10 17:23:35 | ニュ-スからひと言

        
ここ数日で、すっかり春らしい陽気になってきました。満開だった桜も、花びらを
散らし、葉桜に変貌しようとしています。気持ちの良い季節到来です。

アウトドアーで、生ビールがおいしい時期となるのも、ちょうど今頃。

ところで、ビール各社が発表した、1~3月のビール類(ビール、発泡酒、第3の
ビール)の課税ベース出荷量によれば、キリンビールが、2年ぶりアサヒビールを
抜き首位に
返り咲いた様です。

キリンビールのシェアが37.7%で、アサヒビールが35.8%、3位に浮上した
サントリーは12.9%で過去最高、サッポロビールは12.7%で4位でした。
年間では、昨年まで8年連続でアサヒが制してますが、キリンの「第3のビール」
好調を追い風に、熾烈な競争になりそうです。

個人的に、エビスが好きで、自宅で飲む2本目以降は、「麦とホップ」が口に合う。
サッポロの回し者ではありませんが、好調だったキリンの「のどごし<生>」より
「ビールと間違えるほどのうまさ」の「麦とホップ」が お奨めです(笑)
日経平均もホップ、ステップ、ジャンプと水準訂正ですかね!?

さて、日経平均は、小幅続伸し48円高の8964円の大引けでした。
(出来高 概算30.1億株とSQ日とは言え 大商いでした。大証の発表によると
日経平均のSQ(特別清算指数)は、9140円27銭。 一方、東証によると、
TOPIXのSQは855.25ポイント。)

NY市場の大幅高も、昨日先取りして上昇しており、週末の上値追いに慎重な結果と
なったようです。また、三井住友FGの大幅下方修正も響きました

ただ、日経平均は、25日移動平均線と75日線がGCしており、上昇トレンド継続
のサイン
が出ており、来週にも、9000円台チャレンジになりそうです。

良い週末を!!
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奇怪な2月機械受注、ストレス開放の米銀行で、サプライズ!?

2009-04-09 22:24:37 | 役立つ投資情報

        
昨日の悲観マーケットから一転、楽観のセンチメントへ 投資マインドが大きく
動きました。今朝方の2月機械受注統計は、市場予想の前月比-6.7%に
対し、前月比1.4%増の結果となり、サプライズ
でした。

内閣府が、今日発表した2月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標と
なる「民間需要」(船舶、電力を除く、季節調整値)の受注額は、前月比1.4%増
の7281億円となり、5ヶ月ぶりの増加
に転じました。

製造業全体で8.1%減だったものの、前月に比べ減少率が縮小し、鉄道車両や
農業機械の需要が増えた運輸業(20.8%増)や、農林漁業(47.4%増)の受注
増などが影響
した様です。

内閣府は 「景気が反転したとは言えないが、これまでの大幅な減少に比べ、減少
のテンポが緩やかになっている。」 として、基調判断を上方修正しました。

一方、受注総額は7.1%減の1兆4593億円で、過去3番目の低い水準でした。
海外企業からの受注を示す「外需」は、前月比22.9%減の2965億円と過去
最低となり、依然として厳しい環境は、続いています。
              参照方 → http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/0902juchu.html

外需は、依然 厳しい状態となっていますが、特需とも言うべき、鉄道や農業機械、
農林漁業が頑張り、奇怪な機械受注、想定外の上方修正
となりました。
3月機械受注もプラス継続するか慎重にみておくことも必要でしょう。まぁ、兎に角
マインド好転に一役担いました。  

さて、日経平均は、大幅反発し321円高の8916円の大引けでした。
(出来高 概算 26億株と大商いになりました。)

NY市場の小反発に加え、機械受注の上方修正で 切り返す動き。NYタイムズが
ストレステスト(健全性審査)の対象となっているすべての米金融機関19社が、
審査に合格する見通しである
と報じられ、買い安心感が広がりました。

来週の米金融機関の決算発表前のリリースで、世界的な金融システムに対する
不安を払拭するものになります。

また、10兆円→15兆円規模の追加経済対策に実施も、関連銘柄の買い戻しを
誘いました。

さて、NY市場は、明日がイースタ休場で3連休前。ストレステスト(健全性審査)に
合格する との報道を受け、底堅い展開が期待されます。

夕方、発表された4月第1週(3/30 ~4/3)の3市場、投資主体別売買内容
調査によれば、外国人が買い越しに転じました。個人は売り越し継続、信託銀行は
買い越しを継続
した様です。

明日は、オプションSQ日の週末でも、為替が100円台を維持すれば、SQ通過の
アク抜けで、日経平均9000円台にトライすることに、注目しています。

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追加経済対策、空前の15兆円規模はサプライズ!?

2009-04-08 22:23:39 | ニュ-スからひと言

       
今日 政府は、追加経済対策の財政支出について15兆円程度とする方針を
固めた様だと、時事通信が伝えています。また、09年度の補正予算案も、
同規模程度としています。

追加対策のコンテンツですが、下記の項目(案)が上がっています。

 (1)底割れ回避を目指す緊急的な対策
    ・「緊急人材育成・就職支援基金」(仮称)を創設し、職を失った人に
        対する職業訓練や生活支援を実施する。
    ・ ハローワークの機能を抜本的に強化する。
      ・ 社会問題となっている内定取り消しや派遣切りの防止策。

 (2)未来への投資の成長戦略
   1)低炭素革命
    ・エコポイントの導入 → 販売価格の5%分を、国負担で他の省エネ商品購入
     に充てられる。
    ・環境対応車への買い替え促進策 → 普通車1台当たり最大25万円補助。
    ・地デジテレビ購入促進 → 購入費の最大13%(上限3.9万円)を支援。
  
   2)底力発揮・21世紀型インフラ整備
    ・ 環境に優しい交通機関や物流インフラ整備
     ・「野菜工場」へ助成拡充などを通じ、農商工が連携してバイオテクノロジー
     と 農業を融合させて新産業を創出

   3)健康長寿・子育て-の3分野。
      ・ がんの未承認薬の開発支援
      ・ 介護施設の整備に対する助成と融資の拡大
      ・ 子育て・教育負担の軽減

 (3)政策総動員による「安心と活力」の実現  
      ・贈与税の減免や中小企業の交際費課税の軽減などの減税措置

 1世紀に一度の経済危機で、財源問題はあるものの、景気底割れを防ぐため
 に、09年度の新規国債発行額は、40兆円規模になる見通し。追加経済対策
 規模は GDP比3%規模
となり、今週末に正式決定するようです。
       参考 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090408-00000119-san-pol

さて、日経平均は、大幅続落となり、237円安の8595円の大引けでした。
(出来高 概算23.4億株の商いでした。)

NY市場の下落の影響や、ザラ場で 為替がドル円で100円割れになるなど、売り
圧力が増えました。朝方の外国証券の注文状況は、1000万株超の買い越しでした。
後場は、GLOBEX先物が弱く、先物主導で売り仕掛けが、入ったようです。

NY市場、四半期決算発表の本格化で、警戒感を強める格好ですが、アルコア決算
は、想定下限で着地しました。

明朝にかけて、NY市場が底堅い反発となれば、日経平均も、追加経済対策効果も
あり、リバウンド継続の反発に期待できそうです。

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絵になる父さん犬、SB 携帯契約純増減数トップで頑張る!?

2009-04-07 23:03:24 | ニュ-スからひと言

        
今日、携帯電話各社が、発表した携帯契約数で、新規契約から解約を差し
引いた3月契約純増減数で、ソフトバンクモバイルが38.17万件の純増で
トップになりました。

これで、23ヶ月連続でトップを維持したが、低価格プランが受け入れられて
契約数を大きく伸ばした、前年同月の54.39万件からは減少した様です。

2位はNTTドコモで、27.82万件の純増で、件数が低迷した前年同月に
比べ約6割増でした。
3位はKDDIの22.31万件の純増で、前年同月比半減。
4位はイー・アクセスグループのイー・モバイルで12.19万件の純増でした。

トップのソフトバンクは、有利子負債が多い会社ですが、今期も営業利益を伸張
させるのか、来月発表される09/3期末決算と今期の見通しに注目しています。

右上フォトの父さん犬、ストーリィ性あるCMで強烈なインパクトがあり、次回、
どんな形で登場してくるのか、興味津々です。

さて、日経平均は、5日ぶり反落の25円安の8832円の大引けでした。
(出来高 概算22.7億株の商いでした。)

米国市場の下落で、さすがに調整の一服となりました。97円以上の円安ならば、
09/上の企業想定為替レートから、輸出企業にとって追い風で、下支えが続く
相場展開となっています。

日経平均のボリンジャ-バンドは、幅を広げており、NY市場の反発の後押しが
あれば、今週にも 9000円台回復になりそう
です。今朝の日経朝刊、日本株の
底入れ期待と題して、まちかどに掲載されてたのが、下記。

 --- 日本株に見る底入れ期待 「まちかど」4/7日経朝刊 --- 

日本株の米国株に対する比率が上昇している。東証株価指数(TOPIX)を
S&P500種株価指数で割った倍率(週足)は、3月に1.06倍まで回復し、
前週末も0.99倍。 昨年10月に0.90倍と03/6月以来の水準に低下
した後、持ち直してきた。

直近2回の反転局面(1999年1月と2002年1月~2月)は景気底入れと
ほぼ同時期。
「日本株は景気敏感株との見方から買われやすい」(JPモルガン
北野チーフストラテジスト)という。
ただ、倍率が急拡大した2回と比べると、足元は下げ止まりがはっきりしてきた
という程度。本格的な拡大に転じられるか。

 ------------------------------

先程、始まったNY市場は、軟調な展開ですが、引けにかけ切り返すか注目。
兎に角、週末にオプションSQを控え、明日は週の中日。このまま、週末まで
調整するのか、それでもリバウンド基調は継続しています。
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IBMの散々だった、サン買収交渉!?

2009-04-06 23:21:41 | ニュ-スからひと言

        
ロイター電によれば、米IBMは、サン・マイクロシステムズの買収交渉が、暗礁に
乗り上げ、決裂したと報じています。

関係者の話として、サンの取締役会は 買収提示額 (1株当たり9.40ドル)が、
低すぎるとして、この買収提案を拒否したようです。

IBMによるサン買収交渉は、サンザンだった訳です。

蛇足ながら、このサンマイクロシステムズのネットワークコンピュ-ティング技術は
個人投資家(ネットトレーダー)も恩恵を受けていて、リアルタイムの板情報は、
サンのJava言語のおかげ。
立ち上げ時に コーヒーカップのアイコンが、板情報や5分足チャート表示前に
現れる事がありますが、それが、Javaアプレット。

今回の買収案撤回しても、第2のIBMがM&Aを仕掛けるかもしれません。

さて、日経平均は、4日続伸し108円高の8857円の大引けでした。
(出来高 概算24.5億株と連日大商いとなってます。)

何か、疑心暗鬼の中、新年度入りしてから需給変化を感じます。外資の買い
需要が 一過性なのか、動向に注視して行く
ことになりそうです。

日経平均9000円を目前に、上昇ピッチの速さに強弱感ありあり。2日続けて
上ひげをつけて続伸で、NY市場が反落したら反動もありそう
ですが、幸運にも
為替の100円台の円安が、相場を下支えしそうです。

先ほど始まったNY市場は、軟調な展開で8000ドル割れと、一服する展開と
なっています。

日経平均は、為替が大きく円高にシフトしない限り、下値で、押し目買いが入り
そうで、その訳は、輸出企業の09年/上の為替レート97円程度にあり
そう。

明日は調整しても、週末に向け9000円台の流れとなるか、注目しましょう。
 
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4月第2週 相場展望と予定

2009-04-05 22:16:35 | 相場展望

         
明日から4月第2週。週末NY市場の堅調な引けを受け、寄り付きは、続伸
してのスタートになりそうです。

懸念材料であった北朝鮮のミサイル発射は、昼前実施。1段目は、日本海に
2段目は日本列島を飛び越え、太平洋に落下。領土/領海内で落下物による
被害状況なし。万一、列島に落下物でも降ってきたら、MDシステムの破壊
行為の発令で、市場も混乱するところでした。 (上記フォトは、午後の号外)

とにかく、安保理採択に向け、政府に強く動いてもらいましょう。

さて4/6週は、もみ合いながら、下値を切り上げる展開を予想しています。

今回の戻りは、3月ボトム7021円から 今週高値8884円まで26.5%上昇
する場面がありました。
G20(金融サミット)で、世界協調による500兆円規模の財政出動のインパクト
は大きいので、空売りの立場に立てば、売リ込みずらいと思われます。

4/9機械受注の結果や週末4/10SQに向け、小売決算もスタートし、相場が
動きそうです。尚、4/10は、米国「聖金曜日」で休場となるので、週後半は、
様子見姿勢が、強まることを想定しています。

4/6~4/10の日経平均は、8550円~9050円程度を予想しています。

1.国内外の主なイベント(4/6~4/10)

 4/6
    日本 日銀金融政策決定会合
     日本 2月景気先行CI指数速報値
     日本 2月景気一致CI指数速報値
 4/7
    日本 日銀目標金利
    米国 2月消費者信用残高
    米国 アルコア決算 
 4/8
    日本 2月国際収支-経常収支
     日本 2月国際収支-貿易収支
     日本 3月企業倒産件数
     日本 日銀月報
     日本 3月景気ウォッチャー調査-現状判断DI
     日本 3月景気ウォッチャー調査-先行き判断DI

    米国 MBA住宅ローン申請指数
    米国 2月卸売在庫
     米国 FOMC議事録
 4/9
    日本 2月機械受注 (予想、前月比-6.7%程度;船舶・電力除く民需)
    米国 2月貿易収支
     米国 3月輸入物価指数
     米国 新規失業保険申請件数
     米国 失業保険継続受給者数

 4/10
    日本 ミニSQ日 
    日本 日銀金融政策決定会合議事要旨
    米国 「聖金曜日」休場

2.NY株式市場結果(4/3)

  ダウ平均     8017.59(+39.51 +0.50%)
  S&P500       842.50( +8.12 +0.97%)
    ナスダック      1621.87(+19.24 +1.20%)

  CME日経平均  8975  (大証終比:+245 +2.77%)

  出来高(億株)
  NYSE     14.84
  ナスダック   21.38

 3日のNY株式市場は底固い展開。この日発表された米雇用統計はほぼ事前
 予想並みで圧迫材料とはならなかったものの、米ISM非製造業景況指数が悪化
 したことで、序盤は売りが優勢だった。週末とあって、利益確定の動きもあった。
 ただ、ハイテク中心のナスダック指数が好決算銘柄中心に底固い動きとなった
 ことで、株式市場全体を下支え。業績悪化や投資判断を引き下げられたハイテク
 株も下げ幅を縮めた。
 この日の講演でバーナンキFRB議長が、FRBの取り組みが奏功していると述べた
 ことも好感された。

 個別では、アカマイ・テクノロジーズは下落。シティGが買いからホールドに投資
 判断を引き下げた。ギリアド・サイエンシズは上昇。臨床試験中の薬剤が、血圧
 降下剤の作用しにくい患者の血圧を引き下げることがわかったと発表した。
 マイクロソフトは、バンカメが業績見通しを引き下げたことが手掛かりとなり、
 2.7%安。リサーチ・イン・モーションは好業績が好感され10%高。
 マイクロン・テクノロジーは予想以上に一株損失が拡大したことで下げ幅を拡大
 したものの、次第に下げ幅を縮めた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=34609
3.米国債券市場結果(4/3)

  米国債利回り
     2年債   0.947( +0.064)
     10年債  2.893 ( +0.127)
     30年債  3.690 ( +0.093)
   2-10年債 195     ( +7    )

 3日の債券市場で利回りは上昇。来週、約590億ドルの入札が行われると発表
 されたことで、需給懸念から売りが優勢となった。バーナンキFRB議長がこの日
 の講演で、FRBの資産買い取りプログラムは奏功しており、混乱が収集すれば
 量的緩和を止めると発言したことも、将来的な需給懸念を連想させ、利回りの
 一段の上昇につながった。
 2-10年債の利回り格差は195ベーシスポイントまで拡大。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=34614

4.NY原油先物5月限(WTI)、金先物6月限(COMEX)結果(4/3)

  NY原油先物5月限(WTI)
   1バレル= 52.51(-0.13 -0.25%)
  原油は小幅反落。この日発表された米雇用統計は非農業部門雇用者数、
  失業率ともに事前予想並みだったものの、雇用環境の悪化基調が再確認
  されたことが圧迫材料だった。米ISM非製造業景況指数の悪化も重石。
  前日の急反発の反動も出た。ただ、米株式市場が底堅さを見せたこともあり、
  下げ幅を縮めて引けた。
  
  NY金先物6月限 (COMEX)
   1オンス=897.30(-11.60 -1.28%)
  金は上値の重い展開。米雇用統計の発表後に、前日終値前後まで、戻す場面も
  あったが、米国の過度の景気先行き懸念が後退している中、じりじりと水準を
  切り下げた。3月18日以来に終値ベースで900ドルを下回った。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=34606

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4月相場を検証!(「桜」がBGM)

2009-04-04 20:18:45 | 相場展望

         
昨晩 帰りに 大岡川沿いの夜桜を見てきました。桜は7分咲き程度ですが、
気持ちが高揚するから、何か不思議です。<生ビールのせいか(笑)>

川沿いに お好み焼き/タコ焼き/臨時居酒屋が並んで縁日の様相。提灯を
つけた屋形船も運航しており、船に揺られて一杯も一興かもしれません。
                              (上記フォトは、近所の桜)

そこで 「コブクロ」「桜」 をBGMに過去の4月相場を検証してみます。

この歌がヒットして3年位たちますが、なかなか、いい曲です。 余談ですが、
このメンバーのグループ名「コブクロ」が、小渕健太郎と黒田俊介の苗字を
合成し、つけたことを知ったのは、ヒットした しばらく後
でした。

 タイトル:「桜」、 唄:「コブクロ」


4月相場は 本来、1月と並んで 「パフォーマンス良好月」 の印象があります。
Table1の通り、日経平均の月足陰陽線(勝敗)で見ると、1949年東証再開
(49年5月から)で、月間の勝率で2位
になってます。

Table1    月別の日経平均月足陰陽線(勝敗)

   戦 後(49/5~09/3)          バブル崩壊後(90/1~09/3)
  順位   月    勝敗      勝率       順位  月    勝敗     勝率     
  ①  1月 42勝18敗 70.0%  |  ①  4月 13勝6敗   68.4%
  ②  4月 40勝19敗 67.8%  |  ② 12月 12勝7敗   63.2%
  ③  6月 39勝21敗 65.0%  |  ③  5月 11勝8敗   57.9%
  ④ 12月 36勝24敗 60.0%  |  ④  6月 10勝9敗   52.6%
  ⑤  3月 35勝25敗 58.3%  |  ④ 11月 10勝9敗   52.6%
  ⑥  8月 33勝26敗 55.9%  |  ⑥  3月 10勝10敗  50.0%
  ⑦  2月 33勝27敗 55.0%  |  ⑦ 10月  9勝10敗  47.4%
  ⑧ 10月 32勝28敗 53.3%  |  ⑧  1月  9勝11敗  45.0%
  ⑧ 11月 32勝28敗 53.3%  |  ⑧   2月  9勝11敗  45.0%
  ⑩   5月 30勝30敗 50.0%  |  ⑩  7月  8勝11敗  42.1%
  ⑩  7月 30勝30敗 50.0 % |  ⑩  8月  8勝11敗  42.1%
  ⑫  9月 25勝35敗 41.7%  |  ⑫  9月  4勝15敗  21.1%


また、バブル崩壊後の90年以降で見れば、勝率1位を記録しています。3月
期末を乗り切った安心感や、機関投資家の新規資金配分による、需給好転
期待などが背景と、説明されているようです。

また、Table2の通り、90年以降は、日経平均が4~6月に年間高値をつける
ケースが際立って高く、期待されるところです。(19年間で8回)

Table2  90年以降の日経平均年間高値/安値 形成月

           高値月     安値月  
    90年     1月      10月
    91年     3月       8月
    92年     1月       8月
    93年     9月      11月
    94年     6月       1月
    95年    12月       7月
    96年     6月      12月
    97年     6月      12月
    98年     3月      10月
    99年    12月       1月
    00年     4月      12月
    01年     5月       9月 
    02年     5月      11月
    03年    10月       4月
    04年     4月       2月
    05年    12月       5月
    06年     4月       6月
    07年     7月      11月
    08年     1月      10月
    09年    12月?     3月?

こうした過去の例をたどる限り、4月相場は「上昇しやすい季節習性」と言っても
いいかもしれません。

昨年の場合はどうだったか? ベア・スターンズショックで、3/17に日経平均
大底形成後、急激な戻りに転換。3/26の配当落ちを機に調整を挟んだものの、
4/1の日銀短観の悪化は織り込み済みの反応。

米国ISM製造業指数が、小幅ながら改善したことも背景に、再び騰勢回復。
4/Mのインテル、シテイ決算が想定ほど悪化せず、6月にかけて上昇波動を
形成した経緯があります。

今年も、これまでの所は、同様の推移となっており、「 年4回発表される短観の中
で特に重要」 とされる3月調査の日銀短観は、大企業製造業の業況判断 D Iで
過去最悪の-58となりながら、次回6月短観の改善予想もあり、大方折込済と
なりました。

もっとも、今回の日米同時株高の「出発点」として、シテイGのバンディットCEOの
「1、2月は黒字」コメントが挙げられるだけに、4/17シテイGの決算発表が
注視されるところになります。

勿論、日本企業においても4/Eに本格化する決算発表では、多くの企業が
厳しい09年度見通しを打ち出すのは確実。「想定通りで、悪材料出尽し感」
なるか、「改めて実態悪を嫌気」となるか、前者に軍配が上がる要素も出てきて
ます。(G20の浸透、100円台の円安継続、外資の需給変化など)

期待と失望、懸念と見直しの間で、激しく揺れる市場のセンチメントに、左右
されそうです。

とは言え、ファンダメンタルズ要因以上に、市場で懸念されるのは、需給面。
投資主体別動向で、3月第3週の信託銀行は1月第1週以来の売り越しでした。
昨年も3月最終週は売り越しでしたが、問題は4月以降にあり、三菱UFJ証券
調べによると、直近10年間で、信託銀行が4、5月合計で買い越ししたのは、
00年と昨年の2回のみにすぎないようです。

来年度は、公的年金の主体をなすGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の
大幅買い越しなどが期待できない。今年3月末で基本ポートフォリオ移行が完了
してるので、次期ポートフォリオが適用される10年度まで、「売りも買いもでない。」
状態と大手証券は想定してるようです。

これまで、外国人の大量売りを引き受けてきた、公的年金買いが途絶えたら、
どうなるか。
かつて、大手運用会社で公的資金運用を担った経歴を持つストラテジスト筋も
「4月以降は、これまであったPKO(株価維持策)がなくなる。」 という誤解が
市場に蔓延することによってヘッジファンドが売り込みやすい状況が生まれる。」
可能性を指摘しています。

但し、3月がそうであったように、事前に「4月は危ない」と言われて、実際に
暴落する様な例は少ないかもしれません。年金買いの後退不安が、杞憂に
終わるかどうかは、外国人の動向次第
、ということになりそうです。
                                         <出典:日本証券新聞3/31>

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オバマ大統領が、経済回復の転換点!?

2009-04-03 18:28:34 | ニュ-スからひと言

        
G20金融サミットで 世界的な協調体制が確認されて閉幕しました。オバマ大統領も
これを受け、コメントをリリースしました。G20首脳会議が世界の経済回復に向けた
「転換点になる。」と・・・

まあ、合意内容に課題があるとは言え、世界経済を4%押し上げる効果があると
すれば 景気底割れ回避で、投資も活況を取り戻すかも
しれません。

さて、週末の日経平均は、3日続伸し30円高の8749円の大引けでした。
(出来高 概算28.4億株の大商いでした。)

NY市場、ダウの大幅高 もう少しで8000ドル回復です。ビッグ3問題は燻っている
ものの、G20の金融安定化策も概ね好感され、米地銀による公的資金を 政府に
返済する動きもあり、米財務会計基準審議会(FASB)が、時価会計基準の緩和を
決めたことが大きい
です。

30円の上昇は、物足りないとしても、朝方の外国証券の注文状況が3日買い越しと
潮目の変化があります。

さて、週末のNY市場、悪化した雇用統計を受け、折込済とジャッジするか注目。
底堅い展開なら、日経平均は、来週にも9000円台にチャレンジになりそうです。

今晩は、5~6分咲きの夜桜でも 見ましょうか。

良い週末を!! 
 
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ソロスが賞賛したG20サミット内容とは!?

2009-04-03 17:59:38 | 役立つ投資情報

        
あの著名投資家ジョージ・ソロスが、G20(金融サミット)の成果を称え、初めて受身
的ではなく積極的なアプローチを取ったと指摘
しました。
    http://money.jp.msn.com/newsarticle.aspx?ac=JAPAN-373137&cc=03&nt=00

今回のG20で、大恐慌以来とされる世界的な経済危機に対応するため、総額
1.1兆ドルの対策を講じるとともに、危機の再発を防ぐため金融規制を強化する
ことで合意です。

G20は、IMFに5000億ドルの新規資金を提供し、IMFの財源を3倍の7500億
ドルに拡大するほか、2500億ドルの特別引き出し権(SDR)新規配分を支持します。

ソロスは、2500億ドル相当のSDR発行は非常に重要と指摘し 「これは事実上、
世界的に新たな資金を生み出すことになり、自国通貨を印刷できない国々が、
自国経済を刺激できるよう支援する見通しだ。」
と述べました。

そこで、ここでは、今回のG2 0(金融サミット)の共同声明の骨子を、以下にアップします。
-----<以下 4/2ロイターより>-------------------
 
 1.成長と雇用の回復

  ・われわれは前例のない、連携した財政拡大を実施中であり、これにより何百万
   もの雇用を維持・創出。来年末までに財政拡大は5兆ドルに上り、生産を(累積)
    4%拡大。
    われわれは成長を回復するために必要な規模の継続した財政努力を行うこと
      にコミット。
    ・多くの国で金利は大胆に引き下げられており、中央銀行は価格の安定と整合的
      に非伝統的な手段を含む、あらゆる金融政策の手法を活用しながら、必要と
      される間、緩和政策を維持することをプレッジ。 
    ・貸付と国際的な資金フローの回復がなければ、成長回復のための政策は効果
      をあげない。
   流動性供給、金融機関への資本注入、不良資産の問題への対処のため、
      銀行システムに対し、これまで大規模かつ包括的な支援を実施。
    ・共同して行動することによりインパクトは拡大。さらに国際金融機関、貿易金融
      を通じ1兆ドルを超える追加的資金の提供に合意。
  ・IMFは2010年末までに世界の成長率は2%超に上昇と予測。われわれは
      回復および成長を確保するために必要なあらゆる行動をとることにコミット。
      IMFに各国の措置 の定期的な評価を要請。
   ・財政の長期的持続可能性および価格安定を確保。

2.金融監督および規制の強化 ・金融セクターおよび金融規制・監督における
     大きな失敗が危機の根本原因。強力で整合的な監督・規制枠組みを構築
     すべく行動。
  ・(ワシントン首脳会合での)「行動計画」を実施中。今回「金融システムの強化」
      についての宣言(付属文書)を発表した。
  ○金融安定化フォーラム(FSF)を引き継ぐ金融安定理事会を設立。早期警戒を
       実施するためIMFと協働。 
    ○規制・監督をシステム上、重要なすべての金融機関・商品・市場に拡大。ヘッジ
       ファンドが初めて対象に含まれる。
  ○賃金と報酬に関するFSFの厳格な新原則を支持し、実施する。
  ○景気回復が確実となれば、銀行の資本の質・量・国際的整合性を改善。
        過度のレバレッジ防止。
   好況時の資本バッファー積み増し。
  ○タックス・ヘイブンを含む非協力的な国・地域に対する措置を実施する。
   国家財政および金融システムを保護するため制裁の用意。本日OECDが税に
   関する情報交換の国際基準に反する国のリストを公表したことに留意。
  ○評価・引当基準の改善および単一の質の高いグローバルな会計基準の実現
   に取り組む。
  ○規制監督および登録を信用格付会社に拡大。 
  ・財務大臣に対し、上記決定の実施を完了するよう指示。金融安定理事会および
   IMFに 対し、進ちょく状況を監視し、11月の次回財務大臣会合に報告する様
   要請。

3.世界的な金融機関の強化 ・新興国および途上国も挑戦に直面。8500億
    ドルの追加的資金を国際金融機関を通じて利用可能とすることに合意。 

     ○各国からの2500億ドルの当面の融資は、最大5000億ドル増強される新規
        借用取り決め(NAB)に組み入れ。必要であれば市場借入を検討。
  ○国際開発金融機関による融資を少なくとも1000億ドル増加。
  ・IMFの新たなフレキシブル・クレジット・ライン(FCL)を歓迎。
  ・世界経済に2500億ドルの流動性を注入するSDRの一般配分、第4次協定
   改正の迅速な批准を支持。
  ・国際金融機関の権限、業務範囲およびガバナンスを改革することに合意。
  ○2008年4月合意のIMF出資比率・発言権改革パッケージの実施にコミット。
   次期出資比率見直しを2011年1月までに完了。  
  ○世銀の発言権・代表権改革に関する勧告の2010年春までの合意を期待。
  ○国際金融機関の長および幹部の開かれた、透明で実力本位の選出。
  ・持続的な経済活動を促進する主要な価値と原則の必要性に合意。このような
   憲章を次回の会合でも議論。

4.保護主義へ対抗と世界的な貿易・投資の促進 ・貿易は25年間で初めて
    減少。
  貿易・投資の再活性化は成長回復に不可欠。
  ○ワシントンの誓約を再確認。いかなる違背措置も速やかに是正。誓約を10年
    末まで延長。
  ○国内措置の貿易・投資への悪影響を最小化。金融保護主義に逃避せず。
  ○あらゆる措置をWTOに迅速に通報。四半期毎に公開で報告。
  ○貿易・投資の促進と円滑化のためのあらゆる手段をとる。
  ○貿易金融支援のため、2年間で最低2500億ドルを利用可能とする。
  ・ドーハ・ラウンドの野心的でかつバランスのとれた妥協にコミット。そのため、
   モダリティに関するものを含むこれまでの進展を基にさらに進めることにコミット。
 
5.万人のための公平で持続可能な回復の確保 ・公平で持続可能な世界経済
    の基礎を築くことを決意。
   
  ○ミレニアム開発目標、ODA公約達成へのコミットメントを再確認。  
  ○低所得国が利用可能な資金を500億ドル増加。  
  ○IMF保有金売却益および余剰資金を活用して今後2─3年にわたり、最貧国
    のために60億ドルの譲許的かつ弾力的な追加的資金を供給。  
  ○国連に最貧国・最ぜい弱層に与える影響の監視メカニズム設置を要請。
  ・成長への刺激、教育・訓練への投資・積極的な労働市場政策により、雇用を
   支援。
    国際労働機関(ILO)ほかに各種行動の評価を要請。
  ・強じんで持続的かつ環境に優しい回復という目標に向け、財政刺激策を利用。
  ・2009年12月のCOP15での合意達成へのコミットメント。

6.コミットメントの遂行 ・われわれのコミットメントに関する進ちょくをレビュー
   するため、本年末までに再度の会合を持つことに合意。

 
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