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「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

ホラ来る、M&A。オラクル、サン買収へ!?

2009-04-21 23:41:47 | ニュ-スからひと言

       
「オラクル」より、「ホラ来た」サン・マイクロシステムズ買収劇って感じです。

奇しくも、2週間前 当ブログで、IBMによるサン買収交渉が決裂した話題を
取り上げましたが、こんなに早く、第2のIBMが現れるとは、ちょっと驚きでした。
                        参照 → http://blog.goo.ne.jp/yokohama_dream_site/d/20090406

ロイタ-伝によれば、オラクルは4/20、サンを1株当たり9.50ドルで買収する
と発表しました。買収総額は74億ドル。

オラクルは、自社の基幹事業がDBや企業向けソフト開発にあり、サン買収により
その弱点を補強し、ハード市場への参入を狙っているようです。
    出典 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090421-00000020-reu-bus_all

ちょっと、気になるのが買収額。確か IBMは、1株当たり9.40ドルをサンに提案。
買収額が低い事で 決裂したのは、2週間前の話。1株あたりで、0.1ドルの差。
オラクルとサン、相性の良さでしょうか!?

兎に角、独禁法上の障害も無く、サンに異論 無ければ、補完/アライアンスを高め
市場競争を勝ち抜く戦略を選択でしょう。

 I T 業界、これがトリガーで、M&Aが活発化しそうです。

さて、日経平均は、大幅下落し213円安の8711円の大引けでした。
(出来高 概算24.2億株の商いでした。)

NY市場の思わぬ大幅下落で、軟調な1日となりました。一時300円も下落に。
米金融機関の決算は、見かけ上好決算でしたが、貸し倒れ引当金等 不良資産の
不透明感が燻り、その流れが モロに効いた格好です。

日経平均は、25日線をサポートに 下ひげをつけた形で8700円台をキープ。

NY市場、注目の企業決算のキャタピラー、第1四半期のEPSは-0.19ドル
(予想0.05ドル)で、弱めの数字が出たようです。
また、デュポンの第1四半期決算は、EPSが0.54ドル。(予想0.53ドル)

序盤のNY市場は、金融株に売り優勢で、軟調な展開になってます。前日大きく
下げてますから、引けにかけての自律反発となるか、注目しています。

明日の日経平均、また下押すようなら、押し目狙いも戦術でしょうか。 

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GW前、「鉄の舞」のサステナビリティ!?

2009-04-20 23:04:41 | ニュ-スからひと言

       
もうすぐGWですが、何か、海外旅行需要が盛り上がっているようです。

円高の恩恵以外に、燃油サーチャージの大幅引き下げが、後押しをしている
記事が出ていました。

4月から航空各社が、燃油サーチャージ(特別付加運賃)を大幅に引き下げました。
JAL、ANAとも、北米 ・ 欧州路線は、2.2万円 → 3500円に、韓国路線は
2500円 → 200円にと、どの路線も約80%の値下げ
のようです。

燃油サーチャージとは、「航空会社が、燃油価格の変動リスクをヘッジするために
先物取引や為替予約などを活用しています。それでも、吸収しきれない燃油価格
上昇分があり、その一部を運賃に付加したもの。」

1997年、世界の航空会社が加盟するIATA(国際航空運送協会)が、この制度を
認可。日本の航空会社が初めて導入したのは、2001年からでした。
原油価格の急騰に伴い、05年から燃油サーチャージを値上げしてきました

昨年の10月~12月発券分でピークを迎えた後、原油価格急落を受け、今年から
引き下げが続いています。

で、短期間で、価格上下した燃油サーチャージは、どのように決められているか
言えば、シンガポール航空燃油市場で取引されるケロシン(ジェット燃料)市況価格

ケロシン価格は、ジェット燃料向けに特別精製されている分、ドバイやニューヨークで
取引されている原油価格よりも、やや高い。
01年には1バレル当たり30ドル程度でしたが、08年に160ドルを超える水準に
まで急騰 (グラフ参照方)。 今年に入ってから、50ドル台で推移しています。
出典 → http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090420-00000001-trendy-bus_all

市況価格は、半年のタイムラグがあるので、夏場には、燃油サーチャージが0に近づき、
シーズンオフの海外旅行を狙えば、安くなっているかもしれません。平日でも、
纏まった休暇が取れる方は、そのオフを狙えば、コストパフォーマンスある旅行実現
します。
 
さて、日経平均は 3日続伸し、17円高の8924円の大引けでした。
(出来高 概算22.6億株の商いでした。)

週末のNY市場の底堅い展開を受け、もみ合いの中、やや売りに押されていました。
鉄鋼株の出直り基調継続で、高炉各社の年初来高値更新は 「鉄の舞」を見てる様
で支援材料でした。
サステナビリティ(持続可能性)が伴えば、おもしろい。

ジワジワと来ているので、NY市場の追い風があれば、噴火しそうですが、そのNY
市場が、軟調な寄り付きとなっています。バンカメの決算は、 好決算だった様です
が、市場の反応は、今一の様です。 実体経済も底打ちしてるか、IBM や TI など
ハイテク決算に 目が向けられそう
です。(NY市場引け後の発表?)

実体経済の底打ち/回復傾向が読み取れたら、引けにかけ リカバリーしていく
展開になるか、注目しましょう。

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4月第4週 相場展望と予定

2009-04-19 20:51:26 | 相場展望

       
明日からの1週間は、強持ち合いを予想するプレスリリースも多く、日経平均の
9000円台が通過点となるか、注目
しています。

また、米主要企業の決算発表が本格化するため、決算内容から NY市場動向に
左右させられる1週間になることでしょう。(毎度のことですが・・・。)

東証が纏めた投資主体別売買動向によれば、外資は、4月第2週に2週連続で
買い越し
た様でした。買越額も昨年9月第3週以来の高水準で、昨年度最大の
売り主体だった外資が、日本株に戻りつつあります。この流れが継続する様なら、
海外からの資金流入や買い戻しニーズが、株価を下支えしそうです。

一方、日本のGW中となる5/4に、米国でストレステスト(健全性審査)の公表
あり、さらなる上値を追いには、慎重になるとの見方もあるようです。

日経平均は、週足で陰線(4/10;8964円→4/17;8907円)となり、9000円台
の大台を試す、もみ合いと捉えれば、納得できる気がします。

セクターで、鋼材価格の値下げ交渉が 予想より下げ幅が小さくなり、鉄鋼株が
出直りを強めたので、継続すれば支援材料
。また、中国の景気回復期待による
中国関連も、引き続き目が離せません。
商社、鉄鋼、海運関係が、強含むような気がしますが、どうでしょうか。

4/20~4/24の日経平均は、8750円~9250円程度を想定してます。

1.国内外主なイベントと予定(4/20~4/24)

 4/20
     2月景気先行CI指数確報値
      2月景気一致CI指数確報値
     米国 3月景気先行指標総合指数
        バンカメ、メリルリンチ、IBM決算
 4/21
     デュポン、キャタピラー、ヤフー決算
 4/22
     2月通関ベース貿易収支
     米国 MBA住宅ローン申請指数
     米国 2月住宅価格指数

     アップル、モルガンS、ウエールズ・ファーゴ決算
 4/23
     白川日銀総裁、NYで講演
     米国 新規失業保険申請件数 
     米国 失業保険継続受給者数

     米国 3月中古住宅販売件数
         KDDI決算
     マイクロソフト、アマゾン、アメックス決算
 4/24
     2月全産業活動指数
     米国 3月耐久財受注
      米国 3月新築住宅販売件数

     7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)
        花王、リコー、東京製鉄、JFEHD、野村HD決算

2.NY株式市場結果(4/17)

  ダウ平均     8131.33(+5.90 +0.07%)
  S&P500    869.60(+4.30 +0.50%)
  ナスダック    1673.07(+2.63 +0.16%)

  CME日経平均 8995   (大証比:+55 +0.61%)

  出来高(億株)
  NYSE     19.54
  ナスダック   24.48

 18日のNY株式市場に底堅さはあったが、週末とあって上値追いは手控えられた。
 主要株価指数はほぼ変わらずで終了した。
 この日決算発表を行ったBB&TやシティGなど 金融機関の決算内容は、悪く
 なかったものの、全体への影響は限定的。
 一株利益が、予想を上回ったGEも下落して始まった上、ハイテクの一角が
 軟調で、序盤の株価指数は高安まちまちだった。その後、来週に決算発表を
 予定しているアップルやバンカメに買いが強まったことで株価指数は水準を
 切り上げる場面もあった。
 ただ、来週は決算発表が集中することもあり、利益確定の売りも入った。銀行
 持株会社のBB&Tは11%高。この日の決算発表で減配が発表されなかった
 ことや貸し倒れの増加が穏やかになってきているとの見方が示された。
 フロリダ州、ジョージア州、ワシントン州の住宅市場が安定化してきているとの
 コメントもあった。
 シティGの決算は優先株の配当支払い前で6四半期ぶりに黒字を回復したが
 9%安で終了。
 GEは1%高。同社は35%の減益となったものの、一株利益がアナリスト予想を
 上回ったことで、序盤以降は買われた。
 グーグルは0.9%高だった。
                           http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=35735

3.NY債券市場結果(4/17)

   米国債利回り
   2年債      0.964(+0.065)
   10年債     2.943(+0.113)
   30年債     3.792(+0.078)
   2-10年債  198   (+6)

 17日の米国債市場で利回りは上昇。JPモルガンやGSに続き、米シティGの
 1~3月期決算が改善したことで、質への逃避が一段と後退した。
 米金融機関は最悪期を脱したとの見方が広がっている。
 米ミシガン大学消費者信頼感指数も市場予想を上回る改善だった。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=35737

4.NY原油先物5月限、金先物6月限6月限(4/17)

  NY原油先物5月限(WTI)
   1バレル=50.33(+0.35 +0.70%)

 原油は上昇。
 中国の石油企業が製油所稼働率を上昇させたとの調査結果やシティGの業績が
 改善したことが手掛かり。米ミシガン大学消費者信頼感指数の改善も原油市場
 をサポート。ただ、今後も米経済の復調が続くかどうか懐疑的な見方も根強く、
 このところのレンジにとどまった。

  NY金先物6月限(COMEX)
   1オンス=867.90(-11.90 -1.35%)

 金は軟調に推移。シティGの決算が優先株の配当支払い前で黒字に転換したので
 米金融機関の先行き不安が一段と後退したほか、米ミシガン大学消費者信頼感
 指数の改善が、金への売りを強めた。東欧経済支援の資金確保のため金が売却
 されるとの警戒感やドルインデックスの上昇も金を圧迫した。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=35730

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東芝5000億円資本増強のインパクト!?

2009-04-18 23:58:14 | 企業を斬る

      
土曜の夜、yahoo ! Finance の掲示板を見ていたら、何と、東芝の掲示板が投稿
1位
で 盛り上がっています。

その理由は、決算見通しからの赤字幅拡大では無く、資本増強するために実施する
公募増資
にあるようです。

昨日、東芝は09/3月期の連結営業損益が2500億円の赤字になると上方修正
しました。(従来予想2800億円の赤字) 300億円の赤字縮小要因は、半導体の
販売増や液晶テレビの損益改善
が想定以上に進んだためとしています。

売上高は、前期に比べ、13%減の6兆6500億円(予想は6兆7000億円)に
なる模様です。
ただ、最終損益は、3500億円の赤字(予想2800億円の赤字)と赤字幅拡大で
繰り延べ税金資産の取り崩しを約850億円実施した結果
のようです。
       http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090417AT2D1700A17042009.html

これを受け、東芝は、2010年3月期の設備投資額を前期より4割圧縮するなど、
リストラ策を発表しました。また、5000億円規模の資本増強で、財務強化すると
共に一段のコスト構造改革に踏み込み、中長期成長に向け経営基盤を強化します。

日経は、さらに下記をリリースしました。
---------------------------------------------------------------------
東芝は、6月にも5000億円規模の資本増強に踏み切る方針を固めた。普通株の
公募増資で、3000億円を調達するほか、銀行など金融機関に2000億円の劣後債
引き受けを要請
する。

2009年3月期は3500億円の最終赤字となり、自己資本は1年前の半分以下に
目減りした。大規模な資本増強で財務内容を回復させて、半導体や原子力発電所
など主力事業の長期的な競争力を引き上げる。

事業会社の公募増資としては、NTTドコモ(01年の約9500億円)以来の規模。
東芝がエクイティファイナンス(新株発行を伴う資金調達)を実施するのは、04年に
1500億円の新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行して以来になる。

公募増資として、1981年に2億株(約800億円)を実施して以来、28年ぶり。
        http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090418AT2D1702F17042009.html
---------------------------------------------------------------------

東芝の自己資本は、保有株の価格下落なども響き、期末は約4500億円に減少。
総資産に対する自己資本の比率は8.2%と、初めて10%を割り込み、資本増強が
必要でした。仮に3000億円の増資されれば、自己資本比率は13%程度に回復す
る見通しです。

決算見通しと繰り延べ税資産の取り崩しは 予想通りで、悪材料出尽くしの感もある
がポイントは、普通株の公募増資による3000億円の調達
(日経によるフライング
は無いと思いますが、東芝は、早期にIRが必要。)

この増資で、株式の希薄化による嫌気される場面を想定して、冒頭の掲示板投稿1
位。構造改革の前向きの増資であり、金融機関の増資の様な失望感もさほどないと
思うが仮に、単純試算すると、週末の株価332円で3000億円調達すると、約9億
株増加。発行済株式は 約41億株になるので、22%の希薄となります。

それでも、原子力発電/社会インフラ/PC等、世界が必要とし、貢献できる企業で
あることに間違いなく、10/3月期は、連結営業損益が、1000億円程度の黒字
(09/3月期は2500億円の赤字)に回復する見通しです。

週明け以降、下押しする場面があればチャンスに。中長期派は、慌てないことも必
要でしょうか。で、マーケットは、どう評価するでしょうか。

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イチローの張本超えは通過点、日経平均の9千円も通過点!?

2009-04-17 17:31:33 | ニュ-スからひと言

      
カウントダウンが始まって2試合目に偉業達成です。マリナーズのイチロー選手
エンゼルス戦に1番ライトで出場、ヒットを放ち、日米通算3086安打で、日本プロ
野球の最多安打記録を更新
しました。 

昨日 張本さんも、タイに並ばれた時点で 「大アッパレ」 の賛辞を贈りましたが、
記録更新で 「超アッパレ」 とでも、言うのでしょうか。

イチロー選手、次の目標、ピートローズ通算4256安打を超えてもらいたい!
順調に行けば、6、7年後に達成でしょうか。

さて、日経平均は続伸し、152円高の8907円の大引けでした。
(出来高 概算25.3億株の商いでした。)

今朝方、NY市場の上昇と GSやJPモルガン等、まずまずの決算通過を受け、米
金融機関決算の警戒感が後退
した感じです。今後のシティやバンカメ、メリルも、
そこそこなら、来週の日本市場の追い風になりそうです。

日経平均は、今週9000円の壁を突破できず、抵抗線として意識されてますが、
下値を切り上げての8900円台の週末となったので、来週に9000円が通過点
になるような展開が期待
されます。

ドイツ証券の武者氏によれば、「いよいよ悲観論では、梯子を外される場面となり、
株式の鋭角回復を想定せよ。」と言って、本年中にリーマンショック前の水準まで
株価回復の可能性が高いとの見解を示したようです。数年前までのペシミストが、
ここまで、楽観的になるのも考え物ですが、9000円台は見えてきたようです。

週末のNY市場、底堅い展開になれば、希望が出てきます。

良い週末を!!
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中国GDP6.1%↑、8%成長へのプロローグ!?

2009-04-16 22:53:52 | ニュ-スからひと言

         
今日のマーケットは、中国GDP成長への期待の高さを示したものでした。
前場の日経平均のぶっ飛びは、さすがに、先行し過ぎの感じがしました。

先進各国がマイナスに沈む中で、この数値はりっぱなものです。

その中国の1~3月GDPは、前年比+6.1%(市場予想6.2%程度)でした。
3月鉱工業生産は、前年比+8.3%(市場予想6.3%)、3月消費者物価
指数は、前年比-1.2%(市場予想-1.3%)
でした。

鉱工業生産の伸びを見ると、4月以降、上振れ余地を感じさせます。日本の
中国関連の企業で、生産/販売の回復から上振れする企業も出てきそう。

一方、日本国内に目を向けると、不況下で企業経営の合理化のM/A
さらに加速しそうです。そんな中、半導体大手2社の経営統合のニュース。

半導体国内2位のルネサステクノロジと3位のNECエレクトロニクスが、
来年4月を目処に、経営統合する方向で最終調整
に入った様です。

実現すれば、売上高規模は1兆2000億円超となり、半導体メーカーとして
東芝を抜いて国内最大手、世界でも3位に浮上します。世界経済の低迷で、
業績が急速に落ち込む中、規模拡大により各社生き残りに必死です。

ルネサスは、03年に日立製作所と三菱電機の半導体部門を統合して設立、
日立が55%、三菱電が45%を出資。NECエレは、NECが02年に
半導体部門を分社化して設立。その後、東証1部に上場、NECの現在の
出資比率は65%だそうです。 
    参照方→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090416-00000138-san-bus_all

さて、日経平均は、前場9000円台をつける場面があったものの、後場に
失速し、12円高の8755円の大引けでした。
(出来高 概算26億株の商いでした。)

NY市場の上昇と中国GDP期待から、前場は調子が良かったですが、GDPの
指標発表通過で、行き過ぎの期待が剥落した格好
でした。
どうも、先物主導で上昇し、先物主導で下降した1日だったようです。

今夜のNY市場ですが、影響する米経済指標は、強弱割れる結果でした。
3月米住宅着工件数は、51万件(予想54万件)で、3月米住宅建設許可
件数が、51.3万件(予想54.9万件)と共に弱含みの結果
でした。
一方、米新規失業保険申請件数は、61万件(66万件)を下回り改善しました。

まちまちの結果を受け、NY市場寄り付きは、続伸してのスタートですが、終了迄
NY市場ダウ8000ドル超をキープできるか、ポイントになりそうです。

日経平均の9000円台は、上値が重そうですが、今日の日経平均終値は、
予想していた下限レベルの水準で、週末の明日、続伸するか注目
しています。

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人生、波乱盤上!GMも!?

2009-04-15 23:10:47 | ニュ-スからひと言

        
「人生、波乱盤上!GMも!?」のタイトルから訪問されたブロガーからお叱りを
受けそうです。波乱盤上は、誤字ではありません。(笑)

タカラトミーが、4/23発売予定の盤ゲーム 『人生ゲーム極辛(ごくから)』の
「人生ゲーム」
で 人生の様々なイベントを経て億万長者を目指すゲームでした。

盤面に、色濃く現在の世相を反映させたのが特徴。「ピンチありチャンスあり、
人生 波乱盤上」 が、謳い文句
となってました。

今回の新作は、シリーズ46作目の様です。シビアな世相を反映、例えば、就職は
「人生ゲーム史上最も難しい。」 設定になっていたり、結婚の前に子供ができたり
する etc.。参照 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090415-00000006-rps-ind

経済危機で、巣ごもり派に支持されそうに思いますが、どうでしょうか。

ところで、昨日GM問題について触れたが、新たな動きが2件リリースされました。

①GMの分割再建案   → 優良部門(シボレーやキャデラックなど)からなる新生
  (デトロイトFP紙)       GM(グッドGM)と不採算部門(不採算ブランドや余剰 
                 設備からなる旧GM(バッドGM)にして再建する案。
②米政府のGM株取得→ これまでGMに融資した134億ドル(約1.3兆円)を
   (複数のメディア)      GM株に転換する案。実質的な国有化?  

GM波乱万丈も、早い決着が待たれます。

さて、日経平均は 続落し、99円安の8742円の大引けでした。
(出来高 概算23.2億株の商いでした。)

NY市場の下落やインテルの時間外での下げなどもあり、弱含みで膠着感ある
展開で、ザラ場中に為替が、円高にシフトして98円に接近すると、日経平均は、
8600円台になる場面もあったようで、引けにかけ 少し持ち直しました。

NY市場、経済指標の発表が目白押しです。ニューヨーク連銀4月製造業景気
指数が-14.65(予想 -35)
で、米3月消費者物価指数(CPI )が、前月比
-0.1%(予想 0.1%)
となりました。NY連銀4月製造業景気指数は、大幅に
改善されてます。

また、先程の3月米鉱工業生産指数は、-1.5%(予想 -0.9%)、米3月設備
稼働率は69.3%(予想 69.6%)
になりました。

米鉱工業生産と設備稼働率は予想下回り、強弱ある数字を、どう評価するでしょうか。
そろそろ織り込んで、反発して引けるか注目しています。

明日の日経平均、為替が99円台を維持するようであれば、反発しても良い水準です。
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GM危機もデルタあり!?

2009-04-14 23:50:35 | ニュ-スからひと言

         
事ある毎に「GM危機」が叫ばれてますね。追加支援の条件であるGM労使交渉、
6/1迄に債券保有者と全米自動車労組(UAW)から、大幅な譲歩を引き出す
ことができなくても、市場は、破産法適用の申請を既に70~80%織り込んで
いるように思えます。

事前調整型のチャプタ-11で株式、社債取引は停止されても、あのデルタ航空
のように、更正を果たし、再上場の道もあります。

上記、フォトは、NYモーターショーに出展されたGMの二人乗り電気自動車の
「EXPERIMENTAL」。GMとセグウエイによるコラボレーションで、将来、販売
してもらいたい。(チャプター7である「清算」はありません。!?)

さて、日経平均は、続落し81円安の8842円の大引けでした。
(出来高 概算27.2億株の大商いでした。)
GSが1日前倒しで発表した決算が、まずまずで続伸してスタートも、GM問題や
インテルの決算を控えており、様子見姿勢から売り優勢の展開
になったようです。

ただ、日経平均は8750円近傍まで下押すと、押し目買いも入ってる様です。
この値は、小生が今週予想した、日経平均の下限レベルに位置する水準です。

今週に入り調整して、過熱感は薄れており、明日からのリバウンドなるか注目。
関心のNY市場ですが、2つの経済指標が発表されました。

3月米小売売上高が、コア前月比-0.9%(予想0% 、総合前月比-1.1%
(予想0.3%)予想より落ち込みました。

また、3月米生産者物価指数は、前月比-1.2%(予想変わらず)から下振れ。
ガソリンが-13%と落ち込みを牽引し、小売売上高の減少もガソリン価格低下が
影響したようです。

NY市場は、寄り付き軟調な展開となっています。終了まで、どこまで戻せるか。

明日も膠着感の強い相場展開になりそうですが、週末9000円台の予想をして
おり、兎に角、頑張ってもらいましょう。        

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デフレ傾向でも、倫理的企業ベスト99社は勝ち組!?

2009-04-13 22:36:43 | 役立つ投資情報

        
今朝 デフレ傾向を示した、経済指標である企業物価指数が発表されました。

日銀による3月企業物価指数(CGPI)速報は、国内企業物価指数(05年
=100)が、前年比2.2%低下となり、3ヶ月連続マイナスとなりました。

下げ幅は、02年5月の2.2%低下した以来の下げ幅となったようです。また
前月比では、0.2%の低下でした。

日銀は、国内企業物価について 「最終需要の低迷を受けた、価格下落の動きは
続いている。」
とした上で、市況の反動を受けた価格下落は収まってきている
ことから 「価格下落のテンポは、小さくなっている。」 と説明しています。

原油など市況軟化による素材価格の下落を、仮に良いデフレとすれば、不況の
影響から需要低迷となり、製品価格を値下げしなければ売れない状況としたら
悪いデフレ
でしょう。

何れにせよ、需給ギャップを埋め、魅力ある商品を消費者に提供できる企業が
勝ち組に
なっていくんでしょうか。

そんな中、ロイターが配信したおもしろいニュースがありました。

企業倫理や企業の社会的責任(CSR)を専門とする、国際的シンクタンク、米の
エシスフィア・インスティテュートが13日、今年で3回目となる世界で最も倫理的な
企業99社を発表
しました。

エシスフィアのエグゼクティブ・ディレクター、アレックス・ブリガム氏は、「われわれ
のミッションは、企業行動を向上させること」 とコメント。
ランキング(www.ethisphere.org/wme2009)は、全35業種から業種ごとに他社との
相対比較に基づき作成したと伝えています。

ノミネートされた主な企業は、下記の通り。
 米国 : ハネウェル・インターナショナル、ナイキ、ベスト・バイ、デル
       ジョンソン・コントロールズ、トムソン・ロイター、ペプシコ、GE
        アメリカン・エキスプレス、マクドナルド、スター・バックス
  独  :  BMW
  英  :  HSBCホールディングス                               etc.

日本から5社が入ってました。
  日本:  トヨタ自動車(7203)、リコー(7752)、花王(4452)
        損害保険ジャパン(8755)、日本郵船(9101)
      http://money.jp.msn.com/newsarticle.aspx?ac=JAPAN-374585&cc=03&nt=00
 
何れも優良企業ですが、足元の業績は厳しいものがあります。1年先を見据えて
これらの倫理企業に投資したら、妙味あるかもしれません。

さて、日経平均は、小幅反落し39円安の8924円の大引けでした。
(出来高 概算25.8億株の商いでした。)

日経平均は、一時9000円台突入も、3連休明けNY市場の動向を見極めたい
ムードがありありで、後場に入ると上値を追う展開になりませんでした。
CDS指数(企業の信用リスクを取引)やVIX指数(恐怖指数)の低下もあり、
一時的に金融不安が後退しているのも事実。

大和総研は、昨年末まで、日本経済は悲観論一色の状態であったが、僅かながら
明るい兆しが散見されるようになってきたとレポートしています。
 明るい兆しとして6点を指摘しています。
   ①中国の電力生産量底入れ
   ②在庫調整進展による生産計画改善
   ③一般機械工業の生産予測修正率の回復 
   ④景気ウォッチャー改善
   ⑤米住宅関連を中心とする経済指標の改善・金融システム不安後退
   ⑥国内景気対策の策定

日経平均は、明日14日のGSやインテル決算まで、一進一退の展開になりそう。
先程開いたNY市場の寄り付き軟調ですが、明朝にかけ、連休明けでも底堅い
展開になるか、注目しましょうか。

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4月第3週相場展望と予定

2009-04-12 22:14:40 | 相場展望

          
日曜の夕方、Netニュースを斜め読みしていたら、先行き明るい希望の持てる
話題に、目が向きました。

ひとつは、ブラジルの自動車需要が回復し、過去4ヶ月連続で、販売台数が増加
していると言うニュース。

振興国で、中国、インドにその兆候が出ており、南米最大市場であるブラジルも
その兆しが出てきたことは、明るいニュースです。  
                    (フォト右側 :ブラジル、クリティバの自動車工場)

もうひとつは、1年先 来年5/1に始まる「上海万博」の話題です。

昨日4/11、六本木ヒルズで、日本でPRするため「上海万博ウィーク2009」の
開幕式が行われました。            (フォト左側 :上海万博をPRするCA)

中間状況ですが、上海万博には185ヶ国と46の国際機構が、出展を正式に表明
しており、1970年の大阪万博の6400万人を上回る、7000万人の入場者を
見込んでいます。

今年の準備段階で、上海のGDPが年間2%引き上げられ、来年の開催年は、
5%引き上げられると試算しています。上海は、中国のGDP成長目標、8%の
達成が期待できる 「最前線」 になりそうです。

さて、明日からの国内市場の見通しですが、月末に向け、本格化する決算前の
様子見姿勢もありますが、NY市場が底堅い展開(米政府によるストレステスト対象
19社の金融機関が、審査に合格する見通しや週末の大手銀行ウェルズファーゴ
業績好調)であったため、下値を切り上げる展開に期待しています。

NY市場が、各銀行決算によって、さらに上値を追えるのか注目しています。
4/14がGS、4/16にJPモルガン、4/17にシティGと続きます。

一方、米経済指標は、4/14が3月小売売上高、3月卸売物価指数(PPI)、
4/15に 3月消費者物価指数(CPI)、地区連銀経済報告があります。また、
4/16に 週間新規失業保険申請件数、3月住宅着工件数、4月フィラデルフィア
地区連銀業況指数の発表があり、注目です。

日経平均は、先週末の大引けで8964円で、年初の寄り付きが8991円ですから、
新たなストートライン水準になりました。
明日から 9000円台へのカウントダウンで、追加経済対策発表の下支えもあり、
下値不安の和らいだ地合い中、9000円台の水準をキープして週末を迎える事が
できる展開に期待
しています。
4/13~4/17の日経平均は、8750円~9200円程度を想定しています。

1.国内外イベントと決算予定(4/13~4/17)

 4/13
     日本 3月国内企業物価指数
 4/14
     米国 3月生産者物価指数
      米国 3月小売売上高
      米国 2月企業在庫
         インテル、ゴールドマン・サックスG決算
 4/15
     日本 2月鉱工業生産確報値
      日本 2月稼働率指数確報値
     米国 MBA住宅ローン申請指数
     米国 3月消費者物価指数
      米国 4月ニューヨーク連銀製造業景気指数
      米国 3月鉱工業生産
      米国 3月設備稼働率
      米国 ベージュブック
 4/16
     中国 1~3月期GDP速報値     
     米国 3月住宅着工件数
      米国 新規失業保険申請件数
      米国 3月建設許可件数
      米国 失業保険継続受給者数
     米国 4月フィラデルフィア連銀
         グーグル、JPモルガンの決算 
 4/17
     日本 2月第三次産業活動指数
     日本 3月消費者態度指数
     米国 4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値 
         メリルリンチ、シテイG、GE決算  

2.NY株式市場結果(4/9)

  ダウ平均    8083.38(+246.27 +3.14%)
  S&P500    856.56 ( +31.40 +3.81%)
  ナスダック   1652.54 ( +61.88 +3.89%)

  CME日経平均 9125  (大証終比:+195 +2.19%)

  出来高(億株)
  NYSE     18.36
  ナスダック   21.98

 9日の米株式市場は大幅高。ウェルズ・ファーゴが新規の住宅ローンや借り換え
 などで1~3月期の業績が押し上げられたと発表したことで、金融株中心に買いが
 殺到。同社の1~3月期の利益見通しはアナリスト予想を上回った。
 米銀19行がストレステスト(健全性審査)に合格するとの報道も上昇に拍車を
 かけた。最近のハイテク高も上昇に寄与。

 ウェルズ・ファーゴは31%高と急騰。第1四半期の一株利益は0.55ドルに
 なる見通しと発表、アナリスト予想のほぼ2倍だった。ウェルズ・ファーゴの発表
 を受けて決算期待が高まり、その他の金融株も急伸。
 バンカメは35%高、JPモルガンが19%高、シティGが12%高と株価指数を
 牽引した。ウォルマートは3.7%安。3月の既存店売上高の伸びがアナリスト
 予想に届かなかった。同業のコストコ・ホールセールも下落。
 アップルは2.7%高。クレディ・スイスが業績見通しを引き上げた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=35111

3.米債券市場結果(4/9)

     2年債     0.947(+0.024)
     10年債    2.919(+0.063)
     30年債    3.752(+0.083)
   2-10年債  197    (+4)

 9日の米利回りは上昇。リスク回避の動きが弱まったことが背景。
 米株式市場はウェルズ・ファーゴの好調な業績見通しを受けて堅調に推移した。
 米貿易収支の大幅な改善も利回りを押し上げた。 2-10年債の利回り格差は
 197ベーシスポイントだった。この日行われた10年債入札の応札倍率は2.49倍と
 前回の2.14倍から上昇し、入札は好調だったものの、反応は限られた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=35107

4.NY原油先物5月限(WTI)、金先物6月限(COMEX)結果(4/9)

  NY原油先物5月限(WTI)
   1バレル=52.24(+2.86 +5.79%)
  原油は大幅高。米ウェルズ・ファーゴが業績が大幅に改善すると発表したことで
  米株式市場が急伸し、原油も買いが強まった。上げ幅は一時3ドルを超えた。

  NY金先物6月限(COMEX)
   1オンス=883.30(-2.60 -0.29%)

  金は小幅安。米ウェルズ・ファーゴの好調な業績見通しを受けて米先行き不安が
  後退し、売りが強まる場面もあった。ただ、その後は連休前のポジション調整で
  下げ幅をほぼ帳消しにした。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=35106

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