今日 政府は、追加経済対策の財政支出について15兆円程度とする方針を
固めた様だと、時事通信が伝えています。また、09年度の補正予算案も、
同規模程度としています。
追加対策のコンテンツですが、下記の項目(案)が上がっています。
(1)底割れ回避を目指す緊急的な対策
・「緊急人材育成・就職支援基金」(仮称)を創設し、職を失った人に
対する職業訓練や生活支援を実施する。
・ ハローワークの機能を抜本的に強化する。
・ 社会問題となっている内定取り消しや派遣切りの防止策。
(2)未来への投資の成長戦略
1)低炭素革命
・エコポイントの導入 → 販売価格の5%分を、国負担で他の省エネ商品購入
に充てられる。
・環境対応車への買い替え促進策 → 普通車1台当たり最大25万円補助。
・地デジテレビ購入促進 → 購入費の最大13%(上限3.9万円)を支援。
2)底力発揮・21世紀型インフラ整備
・ 環境に優しい交通機関や物流インフラ整備
・「野菜工場」へ助成拡充などを通じ、農商工が連携してバイオテクノロジー
と 農業を融合させて新産業を創出
3)健康長寿・子育て-の3分野。
・ がんの未承認薬の開発支援
・ 介護施設の整備に対する助成と融資の拡大
・ 子育て・教育負担の軽減
(3)政策総動員による「安心と活力」の実現
・贈与税の減免や中小企業の交際費課税の軽減などの減税措置
1世紀に一度の経済危機で、財源問題はあるものの、景気底割れを防ぐため
に、09年度の新規国債発行額は、40兆円規模になる見通し。追加経済対策
規模は GDP比3%規模となり、今週末に正式決定するようです。
参考 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090408-00000119-san-pol
さて、日経平均は、大幅続落となり、237円安の8595円の大引けでした。
(出来高 概算23.4億株の商いでした。)
NY市場の下落の影響や、ザラ場で 為替がドル円で100円割れになるなど、売り
圧力が増えました。朝方の外国証券の注文状況は、1000万株超の買い越しでした。
後場は、GLOBEX先物が弱く、先物主導で売り仕掛けが、入ったようです。
NY市場、四半期決算発表の本格化で、警戒感を強める格好ですが、アルコア決算
は、想定下限で着地しました。
明朝にかけて、NY市場が底堅い反発となれば、日経平均も、追加経済対策効果も
あり、リバウンド継続の反発に期待できそうです。
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