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「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

G20サミット、利害調整して共同声明!?

2009-04-02 22:57:32 | ニュ-スからひと言

      
昨日、ロンドンで開幕した第2回金融サミットが、まもなく閉幕します。世界的な
景気後退、金融危機を受け、各国協調の共同声明を発表する予定です。

日本、米国、中国、英国は、主に景気回復を目指す財政出動ですが、独、仏の
主眼は 危機再発防止を狙った金融規制の強化
にあります。

どちらの言い分も通るように、利害調整して共同声明で、危機克服です。

基本は「経済成長が回復するまで、あらゆる必要な行動を取る必要がある。」
言うことでしょう。

財政による景気刺激策を継続し、同時に、保護主義に対抗し 自由な貿易や投資を
金融規制の強化を計りつつ、維持することになるんでしょうか。

温度差克服に、英国のダーリング財務相は、「G20で、大きな意見の相違は無い。
規制をめぐる意見の対立は、報道されているほど大きくは無い。」と火消しの
コメントを出しました。

先ほど、ECB政策金利が発表され1.5%→1.25%の利下げとなりました。
予想は、1.0%でしたから、為替市場は、若干 円安にバイアスがかかるかも
しれません。

さて、日経平均は、大幅続伸し367円高の8719円の大引けでした。
(出来高 概算29.1億株と今年一番の大商いとなりました。メジャーSQ日の
ような活況でした。)  

週初の下落分を埋める反発で、想定外の強い動きでした。新年度に入り、外資の
風向きが変わってきました。その兆候は、朝方の外国証券注文動向で、2/B以来
2日続けて買い越し
でした。

米ADP雇用統計は、悪化を織り込み、他の経済指標の上方修正を好感。米政府に
よる自動車購入促進策検討で、ビッグ3問題はあるものの、自動車産業の回復期待
が勝った格好です。

週末の米雇用統計で、ハシゴをはずすような相場展開に注意しつつも、先高感が
出てきました。

明日の日経平均、直近戻り高値の8843円にチャレンジで、この程度で引ければ
来週以降、9000円台のリバウンドに期待できます。 

明日、3日続伸で週末を迎えたら、花見で一杯が、粋なものになります。さて、
相場は、どんな結果を出すでしょうか。
 
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4月 新年度入り、アノマリーで改善!?

2009-04-01 23:11:44 | ニュ-スからひと言

         
プラットフォームや電車に、真新しい紺のスーツに身を包んだ新入社員達。
彼らの姿を見るにつけ、4月新年度入りを感じます。

桜は 彼岸後の寒さの戻りで、まだ2~3分咲き程度と、春の暖かい日差しを
待ちわびているようです。

そんな中、企業の景況感を示す日銀短観が発表されました。3月企業短期経済
観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業/
製造業が、-58
と74年5月の調査開始以来の水準に落ち込みました。
過去最悪は、75年5月の-57で、34年ぶりの更新でした。

昨秋以降、米国発の金融危機(リーマンショック)と世界的な不況が、日本経済を
直撃した格好です。 第1次オイルショック後の74~75年を超え、今回の景気
後退が、戦後最悪の水準まで深刻な状態となっている事を表しています。
         http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090401-00000004-maip-bus_all

この指標の解釈ですが、企業は、3/Mに日銀のアンケートに回答しています。
折りしも日経平均7000円台前半の頃で、マインド最悪状態で回答したため、
相当マイナスのバイアスが掛かっていると思われます。
次回6月の調査では、
今回より改善に向かいそうです。設備投資も底打ちし、反転の兆しが出てます。

で、この1月~3月期が底になればと、期待感も出てきます。日経に興味ある
アノマリーが紹介されてました。

   ------ 「まちかど」 4/1日経朝刊 ------

日経平均株価の騰落率を半期毎に追っていくと、前年度下期は、28%安。
07年度上期から4期連続の下落となった。過去に、1964年度下期迄と98年度
上期迄の2度、4期連続安があるが、
5期に渡って株安が続いた事は一度もない。

この4期で、日経平均は53%安と半値に落ち込み、過去2回(30%安と38%安)
よりも厳しい下げだ。市場では、 「連続下落も限界」 「売り疲れ」 との声も漏れる。
新年度も厳しい投資環境でのスタートとなるが、「さすがに5期目は避けたい」と
経験則にすがる思いもあるようだ。

   -------------------------

さて、日経平均は4日ぶり反発し、242円高の8351円の大引けでした。
(出来高 概算20.6億株の商いでした。)
昨日まで3日続落で、約527円下落しており、半値戻し水準になりました。

NY市場の反発を受けて、上昇したものの、日銀短観は予想より悪化して、
寄り付き直後は、一時マイナスになった場面があったようですが、株価は、
経済の半年先を見すえて、次回の6月短観の改善を 先取りした格好
です。

また、GMやクライスラー報道も最悪を織り込みつつあり、先物主導の買いが
入ったようで、思いのほか堅調な大引けとなりました。

4/2のG20を控え、各国の景気対策に対する期待などもあり、金融市場
安定化の流れから、今朝方の外国証券の注文状況で若干買い越しと、外資の
資金流入が継続するか、ポイント
です。

先ほど始まったNY市場は、軟調な展開のようです。3月ADP雇用統計が、
74.2万人減(予想66.3万人減)より悪化したようです。

この後、ISM製造業景気指数等発表を受け、アク抜け感から底堅い展開で
終了するかどうか、注目しています。

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