「オラクル」より、「ホラ来た」サン・マイクロシステムズ買収劇って感じです。
奇しくも、2週間前 当ブログで、IBMによるサン買収交渉が決裂した話題を
取り上げましたが、こんなに早く、第2のIBMが現れるとは、ちょっと驚きでした。
参照 → http://blog.goo.ne.jp/yokohama_dream_site/d/20090406
ロイタ-伝によれば、オラクルは4/20、サンを1株当たり9.50ドルで買収する
と発表しました。買収総額は74億ドル。
オラクルは、自社の基幹事業がDBや企業向けソフト開発にあり、サン買収により
その弱点を補強し、ハード市場への参入を狙っているようです。
出典 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090421-00000020-reu-bus_all
ちょっと、気になるのが買収額。確か IBMは、1株当たり9.40ドルをサンに提案。
買収額が低い事で 決裂したのは、2週間前の話。1株あたりで、0.1ドルの差。
オラクルとサン、相性の良さでしょうか!?
兎に角、独禁法上の障害も無く、サンに異論 無ければ、補完/アライアンスを高め
市場競争を勝ち抜く戦略を選択でしょう。
I T 業界、これがトリガーで、M&Aが活発化しそうです。
さて、日経平均は、大幅下落し213円安の8711円の大引けでした。
(出来高 概算24.2億株の商いでした。)
NY市場の思わぬ大幅下落で、軟調な1日となりました。一時300円も下落に。
米金融機関の決算は、見かけ上好決算でしたが、貸し倒れ引当金等 不良資産の
不透明感が燻り、その流れが モロに効いた格好です。
日経平均は、25日線をサポートに 下ひげをつけた形で8700円台をキープ。
NY市場、注目の企業決算のキャタピラー、第1四半期のEPSは-0.19ドル
(予想0.05ドル)で、弱めの数字が出たようです。
また、デュポンの第1四半期決算は、EPSが0.54ドル。(予想0.53ドル)
序盤のNY市場は、金融株に売り優勢で、軟調な展開になってます。前日大きく
下げてますから、引けにかけての自律反発となるか、注目しています。
明日の日経平均、また下押すようなら、押し目狙いも戦術でしょうか。
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