「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

7月最終週 相場展望と予定

2009-07-26 21:09:20 | 相場展望

          
8/30の総選挙に向け、与野党共、真夏の選挙戦に突入しました。

連休明け21日は衆院解散で、停滞してた政治に 変化の芽が現れ始め、国民は、
自分達の意思を政治に伝えるチャンス到来。民意は、政権交代を暗示しています。

さて、7/M以降、米市場で 企業決算の開示が本格化しました。
金融機関を始め、思った程悪くない決算。米住宅関連指標の一部改善が見られ、
NY市場は、リバウンド基調を強め、ダウが9093ドルと年初来高値を更新

また、中国の景気は 想定以上に強く、4~6月期は7.9%成長となりました。
中国の粗鋼生産が、1~6月で1.2%増で最高となり、景気対策と来年度の上海
万博開催に向け、需要増の拡大も見込めます。
09年度の経済成長率は、8%成長も現実味を帯びてきた状況です。

一方、日本市場は、米市場のリバウンドに歩調を合わせ、月前半のベアなマインド
からブルなマインドに変化し、日経平均は3年8ヶ月ぶり8連騰
になりました。

1週間前の週末予想は、9700円程度でしたから、週末9944円と、予想から
244円も上振れし、うれしい誤算でした。
結局、日経平均は、1週間で549円の上昇となりました。

明日以降 月末にかけ、日本では、第1四半期決算が本格化します。また、日米共、
注目の経済指標発表もあります。

国内の経済指標、7/28に6月自動車販売台数7/30に鉱工業生産7/31に
完全失業率や有効求人倍率、住宅着工件数等
の発表があります。

また、NY市場は、7/27に6月新築住宅販売件数7/28にS&P/ケース・
シラー住宅価格指数、7月消費者信頼感指数
7/29にベージュブック7/31に
第2四半期GDP速報値、7月シカゴ購買部景気指数
などあります。

ポイントは、7/28のS&P/ケース・シラー住宅価格指数で、住宅価格下げ止りや
改善が確認できれば、リバウンドに はずみをつける
でしょう。

日本市場は、7/27が7月決算企業の権利付最終日、7/28が権利落ち日となり
第1四半期決算発表が、週末のピーク(7/30、31の2日間で800社以上)を迎え
09年通期業績を上方修正する様な企業が続出し、為替が、95円台以上の円安に
シフトすれば、日経平均の年初来高値更新もありそう
です。

7/27~7/31の日経平均は、9800円~10250円程度を想定しています。

1.7月最終週、国内外の主なイベントと予定(7/27~7/31)

 7/27
    米   6月新築住宅販売件数    (予想、35万戸程度)
    日本 東日本旅客鉄道、商船三井、日本郵船、JSR、日立建機、日立金属
        東海ゴム工業 各決算 
    米   ベライゾン、アムジェン、ハネウェル 各決算
 7/28
    日本 6月自動車販売台数
    米   5月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
    米   7月消費者信頼感指数    (予想、50.0)
    日本 JFEH、ヤフー、コマツ、日立、大阪ガス、パナソニック電工、
        日立化成、ヤクルト、SBIH、USS、DeNA、みずほイン、コメリ、
        シマノ(中)、キヤノン(中) 各決算
    米   コーチ 決算
    独   ドイツ銀行 決算
 7/29 
    米   6月耐久財受注       (予想、前月比-0.5%)
    米   米地区連銀経済報告(ベージュブック)
         独   7月消費者物価速報値
    日本 本田、日産、新日鉄、野村H、東芝、JR東海、九電、住友電工、
        新日石、住友鉱山、JR西日本、住生活G、アドバンテスト、村田
        スタンレー、松井証券 各決算 
    米   コノコ・フィリップス、シマンテック、ムーディーズ、ハートフォード
 7/30
    日本 6月鉱工業生産速報値    (予想、前月比+2.4%)
    日本 NTTドコモ、任天堂、JT、ソニー、関電、信越化学、ソフトバンク
        三井不動産、京セラ、三菱電機、住商、住金、富士通、シャープ、
        東北電力、東京ガス、テルモ、三菱自、住信銀、丸紅、四国電力、
        日本碍子、日電、田辺三菱製薬、資生堂、小田急電鉄、ヤマトH、
        阪急阪神H、大東建託、神戸鋼、ベネッセC、新日鉱H、イビデン、
        北海道電力、三洋電、栗田、京王電鉄、京都銀、フジメディアH、
        アコム、マツダ、オムロン、野村不、積水化学、セイコーエプ、日テレ
        日清製粉G、日本精工、JCOM(中)  各決算 
     米   エクソンモービル、ウォルト・ディズニー、トラベラーズ、マスターカード
         ダウ・ケミカル、モトローラ、イーストマン・コダック、CIT G
 7/31
    日本   6月失業率、有効求人倍率
    日本  6月消費者物価       (予想、前年比-1.7%)
    米   第2四半期GDP速報値   (予想、前期比年率-1.6%)
    米   7月シカゴ購買部協会景気指数(予想、42.1)
    日本  三菱UFJFG、東電、武田薬品、三菱商事、みずほFG、デンソー
         三菱地所、中部電力、富士フイルムH、りそなH、第一三共、三菱重
         キーエンス、エーザイ、伊藤忠、HOYA、リコー、NTTデータ、東京エレ
        クラレ、中国電力、大和証券、豊田織機、住友化学、アイシン、味の素
        三菱ケミカル、、みずほ信託銀行、大正製薬、全日本空輸、北陸電
         ユニ・チャーム、東武鉄道、電源開発、日東電工、豊田通商、みずほ
        証券、日通、東洋製罐、、川重、日清食品H、豊田合成、大日住製薬、
         セガサミーH、ふくおかFG、セブン銀行、トヨタ紡織、昭和シェル(中)
         アサヒビール(中)  各決算 
    米   GM、シェブロン 

2.NY株式市場結果(7/24)

  ダウ平均     9093.24(+23.95 +0.26%)
  S&P500      979.26( +2.97 +0.30%)
  ナスダック    1965.96 ( -7.64 -0.39%)
  CME日経平均 10085   (大証比:+145 +1.44%)

 24日のNY株式市場は小幅続伸。株式市場はソフトウェア大手マイクロソフトの
 決算を嫌気、ハイテク株中心に売り優勢で幕を開けたが、中盤から買い戻された。
 バーナンキFRB議長が、金融危機対策の一環である緊急貸し出し制度について、
 かつてのような大規模な貸し出しを見込んでいないと述べ、景気不安がやや後退
 する形となった。ダウ平均は一時9100ドル台を回復した。

 ダウ採用銘柄では、薬品株、資源株が上昇をけん引した。薬品株ではメルクが
 2.4%高、ファイザー製薬が2%高。メルクはシェリングプラフ買収に向けて前進した
 ことが材料。
 買収の障害となっていた訴訟案に和解案を提示している。ファイザー製薬、合併
 予定のワイス決算が好調だったことで買われた。資源株は、景気回復期待による
 商品市況の上昇に連動して買われた。
 シェブロンは0.8%高、エクソンモービルは0.9%高、アルコアは2%高だった。この他
 ジョンソン&ジョンソンが2.4%高。ジェネリック薬品大手テバ社と経口避妊薬を巡る
 訴訟で和解すると報じられている。

 ハイテク株中心のナスダックは13営業日ぶりの反落。主力株ではマイクロソフト、
 アマゾン・ドットコム、ブロードコムが安い。アマゾン・ドットコムは7.8%安。
 第2四半期の利益と売上高が、市場予想を下回ったことが嫌気されている。
 ディスカウント商品の販売不振が響いた。ブロードコム6.7%安。同社の第2四半期
 決算は景気後退でチップ需要が低迷し、利益が前年同期比で90%減となっている。
 マイクロソフトは8.2%安。同社が発表した09年4-6月期決算で売上高と利益が市場
 予想を下回ったことが材料。2四半期連続の減収減益で成長神話に陰りが生じて
 いる。FBRキャピタルマーケッツは投資判断を「アウトパフォーム」から「マーケット
 パフォーム」に引き下げている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=44296
3.NY債券市場結果(7/24)

  米国債利回り
      2年債   0.994(-0.017)
     10年債   3.658(+0.002)
     30年債   4.539(-0.011)
   2-10年債  266  (+1)

 24日のNY債券市場は小動き。10年債利回りはほぼ変わらずで取引を終えた。
 来週の大型入札を警戒して売り優勢となる場面もあったが、軟調な株価や前日の
 下げを手掛かりに国債を買い戻す動きも見られ、売買は交錯した。終盤には米国
 株がプラス圏に浮上したが、債券市場の反応は限定的。来週は27日の20年物価
 連動債のリオープン入札を皮切りに国債入札が相次ぐ。新発国債(5年債、7年債
 10年債)の入札額は計1090億ドルと過去最大規模となる見通し。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=44284
4.NY原油先物9月限(WTI)、金先物8月限(COMEX)各結果(7/24)

  NY原油先物9月限(WTI)
   1バレル=68.05(+0.89 +1.33%)

 23日のNY原油先物は続伸。9月限は0.89ドル高の68.05ドルで取引を終えた。
 9月限は当初、前日終値を挟んで揉み合いとなったが、取引終盤から米国株が
 買い戻されたことでプラス圏に浮上した。世界最大の原油消費国である米国の
 景気が上向くとの期待感が相場を支えている。9月限は7月2日以来、約1ヶ月半
 ぶりに68ドル台を回復した。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=44293

  NY金先物8月限(COMEX)
   1オンス=953.10(-1.70 -0.18%)

 NY金先物は反落。8月限は1.70ドル安の953.10ドルで取引を終えた。8月限は時間
 外取引で一時946.60ドルまで下落している。
 ドル高で代替投資需要が後退し、利益確定売りが入った。
 通常取引が始まるとドル高の一服や原油高で買われたが、マイナス圏で、取引を
 終えている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=44290

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