「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

8月第1週 相場展望と予定

2020-08-02 23:55:33 | 相場展望

    歓迎カエル
7月最終週の日経平均は、3週間ぶりに大幅下落し節目22000円台を割り
込んで終了した。NY市場は、FOMC、第2四半期GDP速報値など米国内
主要イベントを経て、新型コロナウイルス第2波が米国で強まってきている事
への警戒感が改めて広がってきており、週末前まで軟調であった。

国内は、円高と企業決算の不調さが目立ち、また感染者拡大も広がりを見せて
週末の東京市場は、米GDP年換算33%減の報道も加わり、600円超下落
して、節目22000円台を割って終了した。

結局、日経平均は週間で1041円下落(↓4.58%)21710円でした。

さて、8月第1週(8/3~8/7)主なイベントと予定は下記の通りです。

週末のNY株式市場は、悪化のGDPを嫌気した大幅下落で始まったが、次の
四半期は、経済再開効果も表れるとの期待から買い戻しも入り、週末上昇して
終了した。経済活動再開による先行き期待も、感染者拡大から抑制のため経済
ブレーキを踏む懸念がある中、国内は、過度にマイナス反応したことになった。

実質8月週に名入り、週明けの日経平均は、買い戻しギャップアップアップ
からスタートしそうである。

また、日本での決算発表が本格化して、思った程悪くない企業決算は、再評価
される値動きも想定されます。

今週は、日欧米の決算の本格化し、国内で新型コロナ感染者増が想定内ならば
リスクオンの買い戻し上昇につながりそうである。

経済回復へ期待感とコロナウイルス第2波懸念の本格化で、国内は、国民の不安
を払拭する政府与党の説明(感染拡大の抑止策と経済の両立)があるかポイント。

日経平均、8月第1最週(8/3~8/7)は21750円 ~22550円程度
を想定しています。

1.8月第1週(8/3~8/7)主なイベントと予定
 8/3
 日本 第1四半期GDP改定値
 日本 7月製造業PMI
 日本 大林組、エーザイ、トーソー、三菱重工、マルハニチロ、キッコーマン
    ハウス食、ニチアス、スズキ、花王、JAL、ドコモ、カプコン、イビデン
    ヒロセ電、ユー・エス・エス、ケーズHD 各決算
 日本 モダリス IPO
  米 7月自動車販売
  米 7月ISM製造業景況指数
  米 バークシャー・ハサウェイ、AIG、タイソン・フーズ、
    モザイク 各決算 
  米 シカゴ連銀総裁、記者団と電話会談
  米 セントルイス連銀総裁、バーチャルイベント参加
 中国 7月財新製造業PMI
  仏 ソシエテ・ジェネラル、ナティクシス 各決算
 8/4
 日本 戸田建、カカクコム、ミネベアミツ、CTC、日本製鉄、丸紅、双日
    旭化成、王子HD、三菱ケミ、スバル、山崎パン、ニチレイ、スシロー
    住友化、日触媒、ファンケル、タカラバイオ、東海カー、クボタ、ダイキン
    ブラザー、ソニー、日光電、リコー、ヤマハ、オリックス、JR九、帝人
    GSユアサ、三菱UFJ、アステラス、ソフトバンク 各決算
  米  6月製造業新規受注
  米  ザ・ウォルト・ディズニー、モンスタービバレッジ、フォックス
   ウィン・リゾーツ、ビヨンド・ミート、ラルフローレン 各決算
  豪 中銀政策金利
 8/5
 日本 7月サービス業PMI
    日本 黒田日銀総裁とイエレン前FRB議長、withコロナ時代の中央銀行の講演
 日本 ライオン、レーザーテック、伊藤忠、、サンリオ、郵船、セガサミー、
            大正薬、日清食、レンゴー、伊藤忠、日立キャピ、大成建、日油、
    DeNA、アサヒ、サントリーBF、不二油、アルフレッサ、アリアケ、
    コロプラ、参天薬、ツムラ、ライオン、ミルボン、三浦工、シャープ、
    シスメックス、ホトニクス、ホンダ、オリンパス、ユニ・チャーム、
    東センチュリー、レザーテク、Jパワ-、空港ビル 各決算
  米 7月ADP雇用者数
  米  6月貿易収支
  米 7月ISM非製造業景況指数
  米 CVSヘルス、ヒューマナ、メットライフ、ロク、ウエスタンデジタル
    バイアコムCBS 各決算
  米 クリーブランド連銀総裁、バーチャルイベント参加
 中国 7月財新サービス業PMI
 ブラ ブラジル中銀政策金利
  独 アリアンツ、コメルツ銀行 各決算
  ギ ピレウス銀行 決算
 EU 7月ユーロ圏サービス業PMI
 8/6
 日本 任天堂、資生堂、川重、鹿島、前田建、東洋紡、沢井薬、トヨタ、三菱ガ、
           LIXIL、国際定石、長谷工、日本粉、伊藤米久、日清オイリ、ダイワボ
    SUMCO、TIS、ネクソン、エアウオータ、応化工、メルカリ、テルモ
    ペプチド、フジHD、アース薬、住友ゴム、住阪セメ、神戸鉱、三菱マテ
    古河電、リンナイ、ニッパツ、栗田工、THK、エレコム、アズビル、
    ヤマハ発、島津、ニコン、ピジョン、日ユニ、Gウイン、丸井G、スクエニ
    三井不、福山運、コナミ、ヤマダ電、TBS、テレ朝、日東紡、ダイフク、
    ジャストシス、出光興産、グリコ 各決算
  米 新規失業保険申請件数(8/1迄の週)
  米 ウーバー・テクノロジーズ、マイラン、TモバイルUS 各決算
  米 ダラス連銀総裁、バーチャルイベント参加
  印 インド中銀政策金利
  英 中銀政策金利
  英 ベイリー英中銀総裁の記者会見
  独 ミュンヘン再保険
  仏 アクサ、クレディ・アグリコル 各決算
  蘭 INGグループ
  伊 ウニクレディト、モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行 各決算
  ギ ギリシャ・ナショナル銀行 決算
 8/7
 日本 6月景気動向指数
 日本 6月家計支出
 日本 デンカ、東洋タイヤ、博報堂、東レ、大王紙、大塚HD、浜ゴム、住友商
    岩谷産、大和ハ、フジテック、ホシザキ、ニプロ、コムシスHD、協和エ
    NIPPO、ミクシイ、キリンHD、シップHD、ガンホー、HUグループ
    関西ぺ、エスケー化研、ダスキン、大塚商、ブリヂストン、三井金属、
    DOWA、テクノプロ、アマダ、フジ、日本郵政、SMC、ハーモニック
    SANKYO、グローリー、太陽誘電、全国保障、かんぽ、ゆうちょ、
    アトム、三菱食、第一興商、ゼンショー、バンナム、アイフル、T&D HD
    三菱地、リロHD、NTTデータ、ベネッセ、ニチイ学、スズケン、飯田G
   TKC、住友鉱、Jマテ、SOMPO、MS&AD、東京海 各決算   
 日本 ティアンドエス IPO
  米 7月雇用統計
 中国 7月貿易収支
  独  6月鉱工業生産指数

2.NY市場、為替/債券 各結果(7/31)
 今日のNY為替市場はドルの買い戻しが強まり、ドル円は106円台まで
 急上昇する場面もみられた。きょうは一時104円台前半まで下落してた
 が、安値から150ポイント超切り返した格好。ドル買いの直接的な材料
 は見当たらないものの、月末ということや、感染第2波の中での夏休み
 シーズンに入りということもあり、ドルショートの整理が出てたのかも
 しれない。ストップを巻き込んでショートカバーが活発に出たようだ。

 今週発表の第2四半期の米GDPが過去最悪のマイナス成長になり、雇用
 指標も不安な内容が続いている。米国内で感染第2波の拡大が依然として
 収束しない中で、市場では、米経済は期待ほど早期の回復はないのではと
 の不安が強まっている。前日引け後に発表になった大手IT・ハイテク
 企業の決算は、逆にパンデミックの恩恵もあって最高益の企業も出ていた
 が、全体的な雰囲気の改善にはつながっていない。

 為替市場はきのうまでドル売りが続き、ドル円も心理的節目の105円を
 割り込んだが、さすがに過熱感も出ており、月末のドレッシング買いが出た
 のかもしれない。ただ、一時的なドル買いと見ている向きは多いようだ。

 ユーロドルは戻り売りが強まった。ロンドン時間の早朝には1.19ドル台
 に上昇していたが、その後は戻り売りが続き、1.17ドル台まで急速に
 下落した。

 買いの勢いが加速していたユーロドルだが、1.20ドルを上回った場合は
 ECBが何らかのアクションをとる可能性もあるとの指摘も聞かれる。
 ECBはユーロ圏経済のディスインフレの影響を考慮すると、最近のユーロ
 上昇は無視できないだろうという。

 ただ、ユーロ圏はGDPに占める経常収支が2.8%の黒字であるのに対し、
 米国は2.1%の赤字を抱えているため、ユーロ安は難しいという。米政府が
 11月の米大統領選挙に向けてドル高誘導を取る事も、まずないものと思われ、
 ECBがユーロ高に苦言を呈したとしても、簡単にはドル高・ユーロ安の流れ
 には戻らないとも述べている。

 ドル買い戻しの中でも前半のポンドドルは底堅い動きが継続していたが、後半
 になって戻り売りが見られた。
 1.31ドル台半ばまで上昇していたが、1.30ドル台に伸び悩む動き。

 来週は英中銀金融政策委員会(MPC)が行われる。四半期インフレ報告も
 公表され、経済見通しが公表されるが、一部からは2020年の成長見通しは
 上方修正される一方で、失業率とインフレ見通しは下方修正されるとの予想も
 出ている。政策自体は据え置きが確実視されているものの、将来的なマイナス
 金利導入の可能性にはオープンの姿勢を示してくるとの見方もあるようだ。
 https://fx.minkabu.jp/news/153191

 米国債利回り
  2年債        0.105(-0.012)
  10年債      0.531(-0.015)
  30年債      1.195(-0.012)
  期待インフレ率  1.554(+0.031)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 きょうのNY債券市場で10年債利回りは低下。序盤は米大手IT・
 ハイテク企業が前日発表した四半期決算が好調だったことを手掛かり
 にリスク志向も出ていた。しかし、本日で週600ドルの失業給付上
 乗せ措置が失効するが、議会は追加刺激策の成立で難航しており、米
 経済の先行きを懸念して利回りは下げに転じている。

 10年債利回りは0.56%台まで上昇後、0.53%に低下している。
 2年債も0.10%台まで低下。

 2-10年債の利回り格差は+42(前営業日+42)。
 https://fx.minkabu.jp/news/153190

3.NY株式市場 結果(7/31)
 NY株式31日
  ダウ平均      26428.32(+114.67 +0.44%)
  S&P500       3271.12(  +24.90 +0.77%)
  ナスダック     10745.27(+157.46 +1.49%)
  CME日経平均      21940     (大証比:+180 +0.82%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は反発。寄り付きは反発して始まったものの、
 買い一巡後は下げに転じた。寄り付きの買いは、前日引け後に発表になった
 アップル、アマゾン、アルファベット、フェイスブック、いわゆるGAFA
 (ガーファ)と呼ばれる大手IT・ハイテク株が決算を発表、アルファベット
 は冴えなかったものの、そのほかのアップルやアマゾンが好決算を発表した
 ことで、IT・ハイテク株が買いを主導した。

 しかし、本日で週600ドルの失業給付上乗せ措置が失効するが、議会は追加
 刺激策の成立で難航しており、上値ではそれを嫌気した戻り売りも出たようだ。
 ただ、下値ではIT・ハイテク株中心に根強い買いも見られ、後半にかけて
 下げ渋る動きが出ている。

 ダウ平均は一時300ドル安まで下げ幅を拡大したものの、後半にかけプラス
 に転じる展開となっている。

 ダウ採用銘柄ではシェブロンが下落したほか、キャタピラー、ボーイング、
 レイセオンが売られた。ダウ・インク、ビザ、トラベラーズ、ファイザーが
 軟調。アップルが大幅高となったほか、メルク、シスコシステムズも上昇。

 シェブロンは4-6月期決算を発表し、少なくともこの30年間で最悪の
 最終損失を計上した。収益が引き続き悪化する可能性も警告している。

 キャタピラーは4-6月期決算(第2四半期)を発表し、コスト削減で1株
 利益は予想を大きく上回ったものの、第3四半期も同様に最終需要は減少する
 との見方を示した。

 メルクは4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益、売上高
 とも予想を上回った。主力薬のキイトルーダの売上高が29%増加した。

 ナスダックは大幅高。利益確定売りで下げに転じる場面もみられたものの、
 後半にかけて上げ幅を広げる動きが見られた。時価総額が大きいアップルや
 アマゾン、フェイスブックが決算を受けて上昇しており、指数をサポート。

 デジタル画像検索サイト運営するピンタレストが急伸。パンデミックで落ち込
 んでいた広告主とユーザーが回復してきて、7月の売上高は前年比約50%増
 を予想していると発表したことが買い手掛かり。

 ケーブルテレビのチャーター・コミュニケーションズが上昇。TV会員が予想外
 の増加となったことがポジティブ・サプライズとなったようだ。
 https://fx.minkabu.jp/news/153188

4.NY市場、原油先物9月限/金先物12月限 各結果(7/31)
 NY原油先物9月限(WTI)
  1バレル=40.27(+0.35 +0.88%)

 NY原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比
 0.33~0.35ドル高。その他の限月は0.08~0.47ドル高。

 世界最大の石油消費国である米国を中心に需要の回復が続いていること
 から押し目買いが優勢だった。ただ、米経済の回復見通しに警戒感が強
 まっていることや、8月から石油輸出国機構(OPEC)を中心とした
 産油国が減産目標を縮小することは上値を抑えた。

 時間外取引で9月限は堅調に推移。通常取引開始後、39.66ドル迄
 マイナス転換したものの、引けにかけては再び買いが優勢となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/153186

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1985.90(+19.10 +0.97%)

 金12月限は反発。2005.4ドルまで上昇し、一代高値を更新した。
 新型コロナウイルスの流行が収まらないことから世界経済の不透明感が
 根強く、米国を中心に金融緩和を長期間に渡って続けざるを得ないとみ
 られていることが安全資産に資金流入を促している。

 香港や新疆ウイグル自治区の人権問題を巡る主要国と中国の対立も引き
 続き警戒されており、相場を押し上げている。
 https://fx.minkabu.jp/news/153187


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