「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

8月第4週 相場展望と予定

2020-08-23 23:57:31 | 相場展望

    歓迎カエル
8月第3週の日経平均は、3週ぶり下落して節目23000円台を割り込み
終了した。お盆休み明け週は、海外投資家の夏期休暇中でもあり、参加者が
限られる中で、商い細り、手掛かり難であった。

NY市場は、週前半は、ハイテク分野での米中対立がある中、FOMCでの
議事録で先行き経済見通しが、保守的な内容であり、やや軟調な展開だった。
ただ、週後半にかけアップルの好決算、新型コロナのワクチン早期開発の他、
経済指標の好転もあり、ナスダックは、高値更新の動きとなっている。


結局、日経平均は週間で369円下落(↓1.58%)22920円でした。

さて、8月第4週(8/24~8/28)主なイベントと予定は下記の通り。

週末NY株式市場はダウが堅調、ナスダックが高値更新。引き続き、追加経済
対策やワクチン開発への期待、NY株式市場は、大統領選までは、底堅い動き
を継続した格好。

今週は、休暇明けする機関投資家等も少しづつ市場に戻って、商い膨らみが
想定され、中・小型株の活躍が期待されるところ。

国内は、決算も一巡。4月/5月が景気の底と見れば、景気敏感株やハイテク
株の動きが注目されます。また、安倍首相の健康状態も注視する必要あります。

海外は、米で、8/27パウエルFRB議長発言や、米中対立リスクが燻る中、
トランプ陣営の動きに注目です。

国内は、第2波がピークアウトし、新型コロナ感染拡大の高止まりと判断できる
様だと投資マインドが上昇するかもしれません。

日経平均、8月第4最週(8/24~8/28)22800円 ~23500円
程度を想定しています。

1.8月第4週(8/24~8/28)主なイベントと予定
 8/24
 日本 安倍首相、連続在職日数2799日で歴代単独1位
 日本 ASTI 決算
  米 共和党全国大会(~8/27)
 NZ 第2四半期小売売上高
 NZ 首相、オークランドのロックダウン延長するか否か判断
   独  
 8/25 
 日本 INV、JHR 各決算
    日本 インターファクトリー IPO
  米 7月新築住宅販売件数
  米 8月消費者信頼感指数
    米 セールスフォース、ベストバイ、ノードストローム 各決算
  米 サンフランシスコ連銀総裁、パネル討論会参加
  独 8月IFO企業景況感指数
 8/26
 日本 リクルート、アイフリーク、水道機、タカショー 各決算
  米 7月耐久財受注
  米 国債入札 2年債(500億ドル)
         5年債(510億ドル)
 8/27
 日本 8月月例経済報告
 日本 7月工作機械受注
 日本 DMG森精機、コスモ工電、凸版印、DyDo、明星電、ルックHD 
    各決算
  米 第2四半期GDP改定値
  米 新規失業保険申請件数(~8/22までの週)
  米 ダラー・ゼネラル、HP、ダラー・ツリー、ギャップ 各決算
  米 パウエルFRB議長、金融政策の枠組み見直しについて講演(ジャクソン
            ホール)
  米 国債入札 7年債(470億ドル) 
  米 カンザスシティー連銀年次シンポジウム(~8/28、ジャクソンホール
            会合)
 中国 7月工業利益
 8/28
 日本 ブロメディア、FIG、三城HD、曙ブレーキ、PSS、テラ、
            アイ・ケイ・ケイ、グロバル社、大和コン、キタック 各決算
  米 7月個人所得/個人支出
  米 8月シガン大学消費者マインド指数
  英 ベイリー英中銀総裁、カンザスシティー連銀年次シンポジウムで講演
  独 9月GFK費者信頼感

2.NY市場、為替/債券 各結果(8/21)
 今日のNY為替市場はドルの買い戻しが優勢となり、ドル円も買い戻し
 された。朝方発表の一連の米経済指標が予想を上回る内容だったことから、
 ドル円は一時106円台まで上昇する場面も見られた。ただ、全体的に
 きょうの市場は様子見の雰囲気が強く、ドル円は106円台を駆け上がる
 勢いまではない。

 7月の米中古住宅販売件数が予想を上回ったほか、その前に発表になった
 米PMIのデータが予想を上回ったことでドル買いが加速。米PMIは
 ユーロ圏のPMIが予想を下回ったことから、米国も注目が集まっていた
 が、予想を上回ったことでドル買い戻しに拍車がかかった格好。

 ドルは6月中旬以来、週足で9週間ぶりの陽線となってる。今週FOMC
 議事録をきっかけにドル安の動きが一服した。議事録でFRBはイールド
 カーブコントロール(YCC)に消極的な姿勢を強調した事から追加緩和
 期待が後退したほか、感染拡大で景気先行きに慎重姿勢を示したことも、
 逆にリスク回避のドル買いに繋がった模様。夏休みシーズンで全体的に
 市場参加者も少ない中、ドル安に過熱感も高まっていた事から、ちょうど
 よい買い戻しのきっかけとなったようだ。

 ユーロドルは1.17ドル台半ばまで一時下落。一時21日線を割り込ん
 でおり、来週以降の動きが警戒される。この日のユーロ圏PMIについて
 市場からは、都市封鎖解除に伴う初期のV字回復が消えつつある事を示唆
 しており、今後パンデミック前の水準を下回る状態が最低でも数年間続く
 公算が大きいとのハト派な指摘も聞かれた。ドイツなど主要国でも感染が
 再拡大しており、場合によって景気後退も有り得る明白なリスクを示して
 いるという。

 ポンドドルも売りが強まり、1.30ドル台に下落。一時1.30ドル台
 半ばま下落し、本日高値1.32ドル台半ばから、200ポイント近くの
 下落も見られた。ただ、この日の英PMI及び、英小売売上高は予想を上
 回る内容となってた。しかし、ポンドの買いは続かず、ユーロドルの下げ
 に連れ安した格好。

 今週の英国とEUとの貿易交渉がこの日終了した。ほとんど進展が見られず、
 双方は合意成立の可能性について懐疑的な見方を示している。バルニエEU
 首席交渉官は「現段階で英国とEUが合意できる公算は小さい様に思われる」
 と述べたほか、「逆に後退しているように感じることがあまりに多かった」
 とまで語っている。

 ドル安の流れの中で市場はまだ、EUとの貿易交渉のリスクをやり過ごして
 いる印象だが、ポンドが下値模索を強めるムードになれば、大きなリスクと
 して意識されそうだ。
 https://fx.minkabu.jp/news/155477

 米国債利回り
 2年債        0.145(+0.004)
 10年債      0.635(-0.016)
 30年債        1.348(-0.036)
 期待インフレ率    1.641(+0.014)
          ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。この日発表の米経済指標は
 予想を上回る内容だったものの、反応は一時的で、利回りは低下している。
 来週はFRBのシンポジウムが予定され、パウエルFRB議長の講演が控
 える中で、米国債利回りは下げが続いている。
  
 10年債利回りは0.62%台に一時低下し、30年債は一時1.34%台
 まで一時低下した。
 2-10年債の利回り格差は+49(前営業日+51)。
 https://fx.minkabu.jp/news/155476

3.NY株式市場、結果(8/21)
 NY株式21日
  ダウ平均      27930.33(+190.60 +0.69%)
  S&P500       3397.16(  +11.65 +0.34%)
  ナスダック     11311.80(  +46.85 +0.42%)
  CME日経平均         22905     (大証比:+5 +0.02%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は続伸。朝方発表になった7月の米中古
 住宅販売件数が予想を上回ったほか、その前に発表になった米PMIの
 データが予想を上回ったことがサポートとなった。米PMIは欧州PMI
 が予想を下回る内容だったことから、米国にも警戒感が出ていたようだ。

 ただ、全体的に様子見の雰囲気が強い。失業給付上乗せ措置が期限切れに
 なってもなお、追加経済対策を期待して米株式市場は、IT・ハイテク株
 中心に上値追いを続け、ナスダックやS&P500は最高値を更新。その
 追加経済対策が待たれるところではあるが、与野党の対立が一向に出口を
 見せない中で、市場も上値追いに慎重になっている面もあるようだ。ペロシ
 米下院議長の発言から民主党が若干スタンスを緩和させている兆候も見せて
 いる。しかし、対策が景気浮揚に不十分な内容になるのではとの受け止めも
 あるようだ。

 今日はアップルの上昇がダウ平均をサポート。時価総額が2兆ドルを突破し、
 きょうの上げで2.12兆ドルまで拡大している。特段の買い材料も見当た
 らないが、先日発表した1対4の株式分割の権利発生が24日(月)の取引
 終了時点の株主にあることから、それに絡んだ買いが活発に入っているとの
 指摘も聞かれる。なお、株式分割後ベースの取引は8月31日に始まる。

 全体的に様子見の雰囲気の中、IT・ハイテク株もまちまちな動きを見せる
 一方で、エネルギーや銀行株は相変わらず軟調な動きが続いている。

 ダウ採用銘柄ではアップルのほか、ナイキ、ジョンソン&ジョンソン、キャ
 タピラーが上昇した他、ファイザー、ウォルマート、マクドナルド、ホーム
 デポも買われた。一方、ボーイング、レイセオン、エクソンモービルが下落。

 ファイザーはドイツのバイオンテック社と共同開発している、新型ウイルス
 向けワクチン候補「BNT162b2」の審査を10月にも当局に申請する
 意向だと説明した。

 ナイキはスポーツ用品小売の決算が好調だったことが好感されている模様。

 ナスダックも上昇。アップルの上げがサポートしたほか、エヌビディアが
 最高値更新。AMD、テスラも上昇した。一方、アマゾン、マイクロソフト、
 フェイスブックが下落。

 農機具のディアが上昇。5-7月期決算(第3四半期)を発表しており、
 1株利益、売上高とも予想を上回った。通期の売上見通しも主力の農機が、
 10%の減収ではあるものの上方修正している。

 モバイル向けソフトウエア開発のモバイルアイアンが大幅高。身売り可能性
 を含む様々な選択肢を模索しているとの報道が伝わった。

 スポーツ用品販売のフットロッカーが上昇。5-7月期決算(第2四半期)が
 予想を上回った。取締役会は1株0.15ドルの四半期配当を復活させる事を
 承認。

 電動リフトなど運搬機器用燃料電池システムを開発するプラグ・パワーが下落。
 シトロン・リサーチ社がツイッターで、同社株は7ドルに下落するとツイート
 した。
 https://fx.minkabu.jp/news/155472

4.NY市場、原油先物10月限/金先物12月限 各結果(8/21)
 NY原油先物10月限(WTI)
  1バレル=42.34(-0.48 -1.12%)

 NY原油は続落。終値の前営業日比(速報値)、期近2限月が前日比0.48
 ~0.47ドル安。その他の限月は0.48~0.15ドル安。

 マークイットが発表した8月の購買担当者景気指数(PMI)が強弱まちまち
 だったことが重しとなった。7月から8月にかけて米国ではPMIが一段と
 改善したものの、ユーロ圏では失速した。新型コロナウイルスの世界的な流行
 が続くなかで、企業心理の回復は一様ではない。内戦が続いていたリビアで
 停戦が発表されたことも圧迫要因。

 時間外取引で10月限は下落。通常取引開始後は一段安となり41.46ドル
 まで下げた。ただ、引けにかけては下げ幅を縮小した。
 https://fx.minkabu.jp/news/155473

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1947.00(+0.50 +0.03%)

 金12月限は小反発。新型コロナウイルスの世界的な流行が収まらず、景気
 見通しが不透明であることから、安全資産の需要は根強かった。ただ、今月
 前半で上昇傾向が一巡した後は調整局面が継続。ドルの買い戻しが優勢だっ
 たことやマークイットが発表した8月の米購買担当者景気指数(PMI)が
 さらに改善したことが上値を抑えた。
 https://fx.minkabu.jp/news/155474



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