今日、政府の郵政民営化委員会(委員長・増田元総務相)は、自民党が
求めているゆうちょ銀行の預入限度額引き上げを容認する見解を年内に
示す方針を固めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151210-00000120-jij-pol
今後、引き上げの条件など詰めの議論を進める。政府は現行の1000万円
から1500万円に引き上げることを軸に検討し、2016年4月に実施する方針。
実現すれば700万円から1000万円に上げた1991年以来25年ぶりとなる。
段階的引き上げも視野に入れている。
民営化委は10日に会合を開き、今後の民営化の在り方に関する論点を整理
した。論点整理は、限度額などの規制について、「株式処分などの民営化の
進捗に応じ、段階的に緩和する方向で考えることが適当ではないか」と指摘。
日本郵政グループ3社が11月4日に株式を上場したことも限度額引き上げの
契機とみている。
これは、メガバンクだけでなく、地銀にとっても脅威となるでしょう。例によって
ゆうちょ銀行を除く全銀協で、どのような対応、表明するのか興味があります。
限度額の引き上げが正式に決まると、各行のM&Aが進むかもしれません。
さて、日経平均は、大幅に続落し254円安の19046円の大引けでした。
(出来高 概算18.6億株の商いでした。)
原油相場の下落が、NY株式市場を軟調にさせ、同時に為替が円高方向へ
移行した事で、幅広い銘柄に売りが先行。また先物主導の暗躍もあった感じ。
日経平均大幅下落で、売られすぎ水準のボリンジャーバンドー2σを割り込み
明日のSQ通過で、アク抜けの自律反発となるか、正念場です。
注目のNY市場、値ごろ感からの買戻しが入り、上昇のスタートです。昨日と
同様、原油の下げ止まりがキーになりそう。
明日の日経平均、SQを通過し一時的に19000円台を割る場面から、自律
反発の反発となるか、注目しています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます