今日、ソフトバンクＧは、通信事業子会社ソフトバンク（ＳＢ）の上場
準備を始めたと発表した。ＳＢＧが世界規模で投資を進める一方、
ＳＢを通信事業分野の中核企業にすることで、それぞれ役割を明確化
する狙い。
ＳＢＧの孫正義会長（兼社長）は、“親子上場”の根底には「群戦略」と
いう２０年間描き続けた考えがあると話す。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180207-00000093-zdn_n-sci
「ＩＴ企業には『３０年サイクルの限界説』がある」（孫会長）。創業者が
高齢化、テクノロジーのブレークスルーやビジネスモデルの陳腐化等が
進むと「世界の圧倒的ナンバーワンになった企業でも黄昏てきてしまう」。
３００年間成長する企業、組織モデルを組み立てる解決策として、孫会長
２０年前から思い描いていたのが「群戦略」という。
その正体は「一言でいうと、ナンバーワン会社の群れ」。ＳＢＧは１７年、
「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を設立し、英半導体ARM Holdings、
コワーキングスペース運営の米WeWorkなど、各分野“トップランナー”
に相次いで出資している。しかしナンバーワンの会社を傘下に集める事は
「難しい」（孫会長）とも。そのためＳＢＧは、意図的に子会社ブランドを統一
せず、コア以外子会社は持ち株比率を２０～３０％に抑えるという戦略を
取っているという。
孫会長は、成長性と発展性が見込める企業を発掘、投資やＭ／Ａを遂行し、
ナンバーワン会社の集合体を創りたいと考えている様です。市場で永続性
あり、確固たりうる企業を確立するため、資金調達の 手段として親子上場
するよう見えてしまいますが、孫会長の手腕、注目です。
さて、日経平均は、小反発して３５円高の２１６４５円大引けでした。
（出来高 概算２３．３億株の商いでした。）
今朝方のダウが５６７ドル高と大きく反発し、この流れを受け日経平均は
大きく上昇して、買いが先行した。一時７００円程度上げる場面もあったが、
後場、戻りの鈍さから引けにかけ上げ幅を縮めて昨日比３５円高で終了。
先物主導の売りとも取れます。
小幅上昇と、期待に添わない展開で、前日に空けたマドを埋める方向へ
数日かかるような、戻り待ちの売りに押された格好でした。
長い下ヒゲと陰線があり、ボリンジャーバンドー２σレベルから自律反発
続いて良い状況です。
注目ＮＹ市場、5日暴落の反動から昨日に続き、買い戻しが入って、大幅
続伸スタートです。続伸して終了できるか、注目です。
明日の日経平均、続伸する展開を想定しています。
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