「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

7月最終週~8月第1週 相場展望と予定

2012-07-29 23:58:59 | 相場展望

       
7/23~週は、週前半、スペインに債務問題が再燃し、スペイン債が
売られ、EU内の不穏な動きがユーロ安/円高を誘い、株式は軟調な
展開を余技なくされました。

その後、週末にかけ、米決算が本格化する中、アップル決算が好決算も
期待に対する反動安となり、その後アク抜けから、株式の買い戻しや
週末ドラギ総裁のコメントから買い戻され、リバウンド基調になりました。

結局、日経平均は1週間で103円下落(↓1.19%)の8566円の大引け
でした。

7月最終週~8月第1週(7/30~8/3)の主なイベントと予定は下記1.
の通りです。

国内企業決算が本格化される中、キヤノンやサイバーの決算が波乱要因と
なった7月第4週だっただけに、円高が継続する中、企業決算の行方に注目。

それでも、欧米市場がリバウンド基調なだけに、円高一服となれば、リバ
ウンド継続が期待されます。

ロンドン五輪が始まり、日本はこのブログをアップしている現在、柔道 平岡の
銀、重量上げの三宅の銀、400メートル個人メドレー荻野の銅と3個のメダル
取りました。

金を取る場面があれば、マインドアップになりそうです。

日経平均、7月最終週~8月第1週(7/30~8/3)のレンジは8450円
~8750円程度を想定しています。

1.7月最終週~8月第1週(7/30~8/3)主なイベントと予定
 7/30
  日本  6月鉱工業生産
  日本  6月自動車生産台数
  日本  新日鉄、JR東日本、JT、三井住友、日立、OLC 各決算
    伊  イタリア国債入札
  ス   スペイン国債入札
 7/31
  日本  6月完全失業率
  日本  6月有効求人倍率
  日本  6月家計調査
  日本  タケエイ マザーズ→東証一部
  日本  コマツ、東芝、パナソニック、TDK、村田製 各決算
   米     FOMC(~8/1)
  米   6月PCEコア・デフレータ
  米   5月S&Pケースシラー住宅価格
  米   7月消費者信頼感指数
  米   エレクトロニック・アーツ、ファイザー、タイコ・インター
       コーチ、バレロ・エナジー、USスチール、グッドイヤー各決算
  米   国債償還 2年債(392億ドル)
                5年債(158億ドル)
  独  7月失業率/失業者数
  独  ドイツ銀行G 決算
  EU  6月ユーロ圏失業率
  EU  7月ユーロ圏消費者物価指数
 8/1
  日本  京セラ、三井不、住友商、アステラス 各決算 
  日本  「ヤフーファイナンス」株価リアルタイム表示
  米   7月ADP雇用者数
  米   7月ISM製造業景況指数
  米    FOMC政策金利発表
  米   コムキャスト、マスターカード、タイムワーナー、メットライフ
       ハーレーダビッドソン、エイボン・プロダクツ 各決算
  中国  7月製造業PMI
  ブ   ブラジル6月鉱工業生産
  仏   ソシエテ ジェネラル決算   
 8/2
  日本  ソニー、シャープ、スズキ、三菱商事、旭化成 各決算 
  米  新規失業保険申請件数(~7/28までの週)
  米  6月製造業新規受注
  米  ゼネラルモーターズ、AIG、ディレクTV、CBS
      ハートフォード 各決算
  豪  6月小売売上高
  西  ラホイ西首相とモンティ伊首相が会談
  西  スペイン債入札
   英    BOE政策金利発表
  仏   BNPパリバ 決算
  EU   6月ユーロ圏生産者物価指数
  EU   ECB政策金利発表
  EU   ドラギECB総裁の記者会見
 8/3
  日本  電通、楽天、国際帝石、旭硝子、トヨタ、ANA 各決算
  米   7月雇用統計
  米   7月ISM非製造業景況指数
  米   クラフト・フーズ、P&G、NYSEユーロネクスト決算
  中国  7月中国非製造業PMI
   独   アリアンツ 決算
  仏   アクサ 決算
  伊   ウニクレディト 決算
  べ   デクシア 決算
   EU   6月ユーロ圏小売売上高

2.NY市場、為替/債券 各結果(7/27)

 27日のNY市場、きょうは前日のドラギ発言が更に期待感を進展させ、
 リスク選好の展開が加速した。ドラギECB総裁がバイトマン独連銀総裁と
 新しいECB措置を協議し、国債購入と利下げ、新長期流動性供給オペを
 提案したとの報道もあり雰囲気を強めていた。

 この報道に関し、ECBは「ドラギ総裁は常にメンバー中銀と協議している」
 とコメントし、それ以上の言及は避けた。否定も肯定もしていない。

 ただ、この報道に対するユーロの反応は若干複雑。直後はユーロ買いが
 加速し、ユーロドルは1.2390近辺まで急伸した。ただ、その後、1.22台
 後半まで一気に100ポイント超急落している。今回の報道はオフィシャル
 なものでも無く、疑問も残るといった反応。

  ECBによる国債購入再開については、ドイツ政府は賛同しているようだが、
  保守的なドイツ連銀は反対姿勢を堅持しており、ドラギ総裁との間で、まと
  まるかどうか予断を許さないといった指摘も出ている。

  また、この動きに対豪ドルでのユーロ売りが大量に入り、それがユーロを
  圧迫したとの指摘も聞かれた。報道に利下げも入っていることから、ユーロ
 キャリーにとってはより有利になる。

 この日は米GDPも発表され予想を上回った。個人消費の鈍化が予想ほど悪く
 なかったことが要因。この結果を受けて、来週のFOMCでの追加刺激策への
 期待は一服していたようだが、9月には実施との見方は根強いようだ。

 いずれにしろ、来週のECB理事会、FOMCといった重要イベントが注目される。

 ドル円も買いが優勢となり、目先のレジスタンスとなっている78.40/50水準
 の突破を試す動きも見られたが、伸び悩んだ。
                  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=155614

   米国債利回り
     2年債         0.243(+0.014)
     10年債        1.541(+0.103)
     30年債        2.618(+0.115)
     期待インフレ率   2.079(+0.056)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 27日のNY債券市場、利回りは大幅に上昇。きょうは前日のドラギ発言が
 更に期待感を進展させている。ドラギECB総裁がバイトマン独連銀総裁と
 新しいECB措置を協議し、国債購入と利下げ、新長期流動性供給オペ(LTRO)
 を提案したとの報道もあり、市場はリスク選好の雰囲気を強めた。

 債券市場は逃避買い機運が一気に後退し、利益確定が強まり、利回りは10ベー
  シス超大きく上昇した。

 10年債は1.59%台まで一時急伸、30年債も2.67%台まで一時上昇している。
 2-10年債の利回り格差は130(前日+118)と一気にスティープ化。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=155613
3.NY株式市場 結果(7/27)

 NY株式27日
     ダウ平均      13075.66(+187.73 +1.46%)
     S&P500       1385.97(  +25.95 +1.91%)
     ナスダック       2958.09(  +64.84 +2.24%)
     CME日経平均   8690     (大証比:+130 +1.49%)

 27日のNY市場、ダウ平均は大幅続伸。きょうは前日のドラギ発言が更に
 期待感を進展させている。ドラギECB総裁がバイトマン独連銀総裁と新しい
 ECB措置を協議し、国債購入と利下げ、新長期流動性供給オペ(LTRO)を
  提案したとの報道もあり、市場はリスク選好の雰囲気を強めている。この日
  発表になった米GDPが予想を上回ったこともサポートしている。来週のFOMC
  での追加刺激策への期待感はやや後退したものの、景気減速は見られており、
  FRBへの期待感は根強くあるようだ。

 ダウ平均は一時230ドル近く上昇し、終値ベースでも13000ドル台を回復。
 上昇トレンドに回帰しそうな雰囲気が強まっている。

 ダウ採用銘柄は全30銘柄が上昇。好決算を発表したメルクが上昇を牽引。
 キャタピラーやアルコア、JPモルガンも上昇している。

 石炭のアーチコールが上昇。決算は最終赤字だったものの、コストが見積もり
  ほど拡大せず、赤字は予想以上に小幅なものに留まっている。

 プリペイドカードのグリーン・ドットが急落。決算や見通しが大きく失望感を呼ん
  でいる。

 ナスダックは反発。フェイスブックの決算は失望感を生んだようだが、ハイテク
  株は全般に買いが強まった。

 決算を受けアマゾンやオンライン旅行代理店のエクスペディアが急伸している。
  エクスペディアはホテル関連のサービスが好調で、4月に買収したVIAトラベル
  も収益に寄与した。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=155609

4.NY市場、原油先物9月限/金先物12月限 各結果(7/27)

 NY原油先物9月限(WTI)
   1バレル=90.13(+0.74 +0.83%)

 27日のNY原油先物相場は4日続伸。きょうは前日のドラギ発言が更に
 期待感が進展している。ドラギECB総裁がバイトマン独連銀総裁と新しい
 ECB措置を協議し、国債購入と利下げ、新長期流動性供給オペ(LTRO)を
 提案したとの報道もあり、市場はリスク選好の雰囲気を強めている。

 この日発表になった米GDPが予想を上回ったことで、来週のFOMCでの追加
 刺激策への期待感はやや後退したが、欧州への期待感がそれを凌駕している。

 9月限は90ドル台を回復し、一時90.40近辺まで上昇。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=155603

 NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1622.70(+2.90 +0.18%)

 27日のNY金先物相場は3日続伸。きょうは前日のドラギ発言が更に
 期待感を進展させており、リスク選好の雰囲気が高まる中、ドル売りが
 優勢となったことで、金も上昇している。

 12月限は1633ドルまで一時上昇。25日線を完全に突破して来ている。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=155604



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