「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

東芝 第1四半期黒字確保!通期は!?

2013-07-31 23:46:10 | 企業を斬る

          
今日、東芝は、2013年4~6月期の連結営業利益(米国会計基準)が前年同期比
2.1倍の243億円になったと発表しました。
半導体のNAND型フラッシュメモリーの好調が寄与し、テレビやパソコンの不振を
補いました。14年3月期の連結業績予想は従来のまま据え置きました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130731-00000114-reut-bus_all

売上高は、9.6%増の1兆3905億円、純損益は53億円の黒字(前年同期は、
121億円の赤字)でした。

半導体を含む電子デバイス部門の営業利益は479億円と前年同期の5倍となった。
NANDメモリーが価格、物量とも好調に推移。半導体製造装置メーカーのニューフレア
テクノロジー社の新規連結化に加え、円安も追い風となった格好です。

会見した久保副社長は、アップルやサムスン電子といった「スマートフォン(多機能
携帯電話、スマホ)での勝ち組といわれているところに、かつてほどの勢いはないと
言われているが、かなり十分な注文がきている。

ビッグ2を追いかける、特に中国メーカーが着実に力をつけているので、そこからの
注文も期待できる。年明けは不透明だが、年内はメモリーは極めて堅調に進む。」と
述べた。

メモリー需要はスマホを中心に好調も、現時点では今期中の設備投資1700億円の
計画は「そのまま粛々と進めていく」として変更なし。すでに発表しているNAND主力
拠点、四日市工場の第5棟増設に伴う具体的な生産計画も「まだ決断していない」と
いい、今後の設備投資上積みは「技術、他社、市場の動向をみながら最終的に判断
していきたい」と語りました。

4~9月期の営業利益243億円の内、円安効果が100億円押し上げました。電子
デバイスや社会インフラ事業で円安の恩恵を受けた。久保副社長によると6月時点で
ドルに対して1円円安に振れると売上高で300億円、営業利益で24億円プラスの
効果があるという。

ただ、海外で生産して日本に輸入しているテレビ、パソコン、白物家電では4~6月
期で合計約110億円の悪化要因にもなっている。また、円安に伴い電力料金値上げ
資材調達コスト増のマイナス影響もあるため、今後の利益の達成度は「半分位になる
と思う」との見通しを示しました。

テレビ事業の不振は、国内競合他社も同じ状況ですが、メモリーと社会インフラに
強みを持つ同社は、それらを収益元として、「選択と集中」する戦術のようです。

会社発表による14年3月期の連結業績予想は、営業利益が、前期比34.4%増の
2600億円ですが、どの程度上積みされるか、注目しています。

さて、日経平均は、大幅反落し201円安の13668円の大引けでした。
(出来高 概算25.9億株の商いでした。)

NY市場が底堅い中、為替の円高足踏みが重石。大引け前に先物主導の売りを誘い、
昨日の上昇分を掃き出した格好です。月末ドレッシング買いの期待も、先物の動きが
鬼門でした。

日経平均は、ボリンジャーバンド-1σをサポートとした値動きも、依然 雲の中で、
上昇する「坂の上の雲」を超え、何とかリバウンドを目指す8月相場になればと、
思います。

注目のNY市場、米4~6月期GDPは、1.7%(年率換算)と予想を上回る着地に
加え、ADP雇用統計もまずまずで、株式は、上昇してのスタート。FOMC声明の
発表後も上昇して終了するかポイント。

明日の日経平均、早速の反発に期待しています。


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