日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

できる人間の落とし穴

2006-07-19 | 自己啓発
いわゆる「できる人間」がいます。
一般的にできる人間は決断が早く、行動力があり、
成果を上げるのが上手だったりします。
しかし、できる人間は一歩間違うと「次元の違う人」になってしまいます。
ないしは「要領の悪い人」になってしまいます。

「俺は忙しい。周りのやつらはもっと仕事ができるようにならないものか。」
なんて言ってる「自称できる人」は、気をつけないといけません。
それは、自分は後進を育てるのが下手で、
要領悪く自分で仕事をこなさざるを得ない事を露呈していることになるのです。

本当にできる人は、後進を育て、チーム力を上げ
いつでも自分が現場から離れられるように
仕向けていく人であることを自覚したいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人を殺すやさしさ

2006-07-18 | 危機管理
我々会計事務所の人間は間違ったやさしさを持ってはいけません。
ダメなものはダメ!を言わなければいけません。
そうしないと経営者を死に追いやる(止められない?)可能性があるからです。

コンプライアンス(法令順守)は勿論のこと
企業内のマニュアル違反に至るまで指導しなければいけません。
なぜなら企業内においては「人を殺すやさしさ」が蔓延しているからです。

パロマの湯沸かし器が問題になっています。
なぜ今頃?と思える位昔の機種の事故です。

しかし、判明している何件かは
不正改造による安全装置の不具合のようです。
まさにこれが人を殺すやさしさだと思います。

お客様が言うことだから何でも叶えてあげたい、
たとえそれが多少の危険を孕んでいても
たとえそれがコンプライアンス違反であったとしても
たとえそれがマニュアル違反だったとしても
これが人を殺すやさしさに繋がるのです。

ただ仕事をすれば良い
喜んでくれるなら違反をしても良い
嫌がる顔は見たくない
こんな考えで仕事をしていては、とんでもないことが起こるかもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またやってしまった・・・③

2006-07-17 | 危機管理
北九州市で悲しい事件が起こりました。
事故ではなく事件として取り上げて欲しいような中身のものです。

生活保護を受けなければいけないような障害者に、給水すら止め、
結局その方は布団の中でミイラのようになって死んでしまったというものです。
電気やガスは払わないから止める。
企業とはそんなものだと思います。
しかし、少なくとも水は行政です。
生かして上げなければいけないのではないでしょうか。

おかしいと察知するから見に行きます。
見に行ったときにその方が衰弱のため、
這って出てきたにもかかわらず
二日後に水を止めてしまう。
行政とはそんな心無いものなのでしょうか?

小さな子供たちが家庭内の暴力や虐待で死んで行く時
決まって「そのような状況ではなかった。認識していなかった。」
という言葉を聞きます。

行政は、行政にしかできない「人」に対する優しさを持ち合わせていないと
みすみす大切な命を失わせてしまうと言う自覚が必要です。

もう二度とこのような悲しい事件が起こらないことを祈りたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

褒め言葉

2006-07-17 | 自己啓発
ラベットラ落合というイタンリアンのお店が銀座にあります。
そのお店の名シェフ落合務さんの褒め言葉を耳にしました。

シチュエーションは落合さんが、あるお店のシェフの料理を食べて
コメントをするのですが
何皿食べてもじっと見たり、呻ったり、頷いたりするだけ
作る側のシェフも気がきではなかったようですが
最後の一皿を食べた後に
「おいしかった。この料理なら毎日お客さんになりたいな。」
と言ったのです。
この一言を聞いて、作ったシェフは満面の笑みで
「よかった!最高のお褒めの言葉をいただきました。」
と言っていました。

褒めることの大切さは良く耳にします。
しかし、褒め方の話は聞く事が少ないようです。

自分なりの褒め言葉を持ちたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2006-07-16 | つれづれ
挨拶をする
ルールを守る
人を敬う
うそをつかない

当たり前のことですが
最近できていないことが多いように思います。

躾は誰がするものか。
第一に家庭
第二に学校ということになるでしょうか。

躾で一番大切なのは
教える側の忍耐です。
できるまで待ってあげることです。

天皇家の子育てが良く話題になります。
美智子様は皇太子ら子供達に対して
「はやくしなさい」とは言わず
ずっと傍でできるまで待ってあげていたということを聞いたことがあります。

親が子供よりも忍耐が無ければ
躾のできた子供にはならないようです。

えっ!お前の家はどうかって??
できていたらここには投稿していないかもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長寿の元:ミラクル・エンザイム

2006-07-15 | つれづれ
ミラクル・エンザイムという言葉を耳にしました。
微細酵素のようですが、どうも長寿とのかかわりがありそうです。
まだまだ認知が低いようで、Yahooの辞書で調べても出てきませんでした。

新谷弘美先生が「病気にならない生き方」サンマーク出版刊で
書いているようですが、この微細酵素を活かすことにより
人は健康でいることができるというのです。
この酵素を活かすには「食」と「運動」なのだそうです。
野菜を食べ、散歩をすることがミラクル・エンザイムを活性化するようです。


薬は毒である。
ある病気の治癒ないしは緩和の為には効果はあるが
身体全体で見ると、間違いなく毒をドンドン投下しているのだといいます。
(あるお医者さんが熱く私に語られました。きっと本当なのでしょう。)

良い経営者の条件に「健康であること」があります。
是非、健康でいたいものです。



因みに新谷先生(ニューヨーク在住)は幻の外科医といわれる方で
日本の政治家や著名人をこっそり(?)診察しているのだそうです。
もし、病気になっても著名な先生に診てもらえることも
長生きの条件なのでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金持ち父さん、貧乏父さん

2006-07-15 | 自己啓発
ロバート・キヨサキという作家がいます。
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者と言えばご存知の方も多いと思います。
たまたまテレビショッピングで金持ちになる教材の通販をやっていました。
その中で、ちょっと気になる言葉があったので紹介したいと思います。

資産と負債の見方・考え方を変えてみませんか?

資産とは自分の財産を増やす支出
負債とは自分の財産を減らす支出を言うそうです。

例えば「家」は、ローンを払わないといけないもの、固定資産税を払わないといけないもの、修理費を払わないといけないもの・・・・従って「負債」
では、「自動車」は、自動車税、ガソリン代、修理費、自動車保険を払わないといけないもの・・・・従って「負債」

面白い考え方です。
我々が資産と考えているものは実は負債で
負債と考えているものの中には資産が存在する。

全てのものに通じる訳ではなさそうですが
「信じるものは救われる」と言うところでしょうか・・・。
物事を立体的に見るクセを付けたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選択の裏付け

2006-07-15 | 経営改善
先月のセミナーに参加された経営者と話をする機会がありました。

評価は「良かった」「基本的なことなのにできていなかった」
「経営に対する考え方が甘かった」など、
セミナー参加で色々考えていただいたようでした。

経営者は、
「セミナーの話を聞いて、思い切って製品の値上げを取引先に申し出てみました。
今までの自分ならただお願いのみだったけれど、
今回は当社の理由をお話させてもらいました。
今までは、お願い、お願いだったから、
担当者に取り合ってももらえなかったけれど、
今回は取り合ってもらえそうだ。」とのことでした。

「なぜお客さんは当社の製品を選ばないといけないかを
説明したことが無かったけれど、
これからは当社製品選択のメリットを明確にして行きたい。」また
「自社のアピールポイントを明確にして行きたい。」とも話されました。

ありがたい話です。
関与先企業に変わっていただくチャンスを探すのには
いつも一苦労させられています。
しかし、たった一回のセミナーで
経営者の変わっていただける機会を得られるなんて願っても無いことです。

当社選択の裏付けを探してみませんか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

V字回復楽ならず!?

2006-07-15 | 危機管理
日産が苦しんでいます。
ゴーンマジックも長続きしなかったのでしょうか?
もともとゴーンマジックは数年しか持たない予兆が
有ったとはいえないでしょうか?
ヨーロッパから鳴り物入りで日本に来て
派手なパフォーマンスと実行力
そして極端な車種の絞込みと新車投入
これならV字回復しますよね。

ゴーンマジックが消えた理由は何なのでしょうか?
先ずは新車投入の一服
車種の絞込みによる新車不足
改革への慣れ、安心感などでしょうか?

バブルを乗り越えた企業の代表格です。
是非ともV字回復を続けて欲しいものです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トヨタおまえもか!?

2006-07-13 | 経営改善
またまたリコール隠し
今度は、経営のお手本とも言えるトヨタで…
しかも、情報開示が遅く、今まで幾多の企業が陥ってきた過ちと同じ事を繰り返そうとしている。
先ずは、謝る。
そして、事実を述べる。
情報開示を約束する。
我が国を背負って立つ勢いの企業には、
その潔さを見せてほしいものです。
社会的存在である企業には「ウソ」や「隠し事」をして欲しくないものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形新幹線って…

2006-07-12 | 経営改善
単線区間あるんですね。
今、上り電車の通過待ちしました。
30分遅れの運行じゃなければ、のどかだなぁなんて思えるんでしょうね。
講演会講師が遅刻なんて最悪なんですが…。
そういえば、一昨年は飛び込み、去年は蛇による大停電、
電車にはどうも好かれていない私のようです。
明日は朝一で金沢へ帰らないといけないのに、なんだか不安になる自分なのです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営責任の範囲

2006-07-12 | 危機管理
我々税理士の仕事にはリスクマネジメントという分野があります。
いわゆる危機管理であることは、以前にもお話したかと思います。

人間は自分の死に向き合うことを嫌う傾向にあります。
自分は不老不死であるとは誰も思っていません。(望む人はたくさんいますが・・・。)
しかし、一日いちにち確実に死ぬ確率は高くなっていることを実感している人は、
死期を予言された病人など一部の人を除いて、皆無と言っていいのかもしれません。

経営者には経営責任があります。
経営責任は生前のみならず死後においても付きまとう事が多々あります。
私が知る限り、企業経営者は事業資金という名目で
多額の資金を金融機関から借入れをしていることが大半です。
中には事業資金という名目で生活資金すら調達している企業さえあります。
そのような企業の場合、企業所有財産も少なく
経営者にもしも(=死亡)ということがあった場合
遺族は多額の負債を相続せざるをえなくなる事があります。

もちろんこれに対抗する方法は「相続放棄」という形で対抗できますが
被相続人である経営者からは何も引き継ぐことができなくなってしまいます。
遺族である奥様や子供さん達は
相続を知った日から生活にも困る訳です。

そこで必要なのが保険です。
経営者は保険嫌いであることは許されないのです。
保険料は必要経費です。疑う余地などありません。
自分が好きで始めた仕事のツケは決して遺族に残してはいけません。
せめて最後くらい「良いお父さんだった」と言われたいものです。

ゴルフへ行くお金があるなら
飲みに行くお金があるなら
その一部を保険に使いたいものですね。
それが経営者の責任というものですよ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとお~

2006-07-12 | 良い税理士・悪い税理士
悲しくなりました。
こんなことがあってもよいのでしょうか?
確かに平均年齢が60ウン才の業界です。
しかし、余りにも自分のことしか考えていません。
今日、初めて本会の常務理事会、理事会に連続で出席しました。
勿論代理です。

私が出席した会議は正に異次元の空間でした。

電子申告できませんって、制度なんですよ。
せめて先ずは自分からって、もう三年目なんですよ。
我々が難しいから国民も難しいって、国民の方がずっとコンピュータに詳しいですよ。
インセンティブが無いからって、あったってしないでしょ。
付属帳票を別に郵送しないといけないって、当たり前です。それで報酬を貰っているのですから・・・。

猫に鈴をつけるためのネズミの集まりでもあるまいし
何なんでしょう。
憤りを越して悲しくなってしまいました。

税理士会のことを思えば
自分達の子や孫のことを思えば
増税させないためには
何が何でも電子申告なんです。

使い勝手が悪いならシステムを変えなさい。
税務署の職員が関与先で電子申告の話をされて困るなら先にすればいいでしょ。

税理士に与えられている無償独占も
このままでは風前の灯です。
後ろ向きの業界団体は悲しいものです。

もっと自分の仕事に誇りを持って欲しいものです。
勿論、単に威張るだけなんて最悪ですよね・・・。

ちょっとここの所愚痴っぽいかもしれませんね。

一挙にこの思いを打開しちゃおうかな。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

極悪!○谷建設!!

2006-07-11 | つれづれ
近畿地方の中堅建築会社○谷建設が脱税をしたという。
しかも非常にベタな手法で・・・。

なぜ、地方の建設会社が脱税したくらいで全国ニュースになるのか・・・。
恐らく、脱税そのものではなく
脱税したお金の使途を問題にしているように思う。

脱税は良くありません。
間違いなく犯罪です。
しかし、その脱税資金を使って政界工作するのはもっといけないことです。

我が身だけヨシとするのはあまりにも身勝手ですね。
今回も天誅が下ることになるのでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倒産確定!

2006-07-10 | 良い税理士・悪い税理士
金融機関が匙を投げる倒産確定の条件があります。
①資金繰りが付かないとき
②債務超過状態から脱する見込みがないとき
③良くなる兆候が見えないとき
④社長にやる気が見えないとき

金融機関は意外と社長のやる気を見ています。
「なんで!?」なんて思っている社長は既に予備軍かもしれません。
必要なのは身を挺しても生き残ろうとする根性です。
根性が見えないと助ける気になれないというのが本音だと思います。

難しい状況を迎えた企業を何件も見ていると
つい優先順位を付けてしまいそうになります。
こんなことではいかん!
と思いながらも、この社長は頑張っているもんなぁとか
何度言ってもダメだからもうやめちゃおうかな・・・。
なんて思ってしまいます。

ある企業再生専門のコンサルタント先生曰く
「僕は本気な社長だけ助けます!」ときっぱり言っていました。

まだまだ「この社長も助けたい。あの社長も助けたい。」
なんて思うのは甘ちゃんの証拠かもしれませんね。

でも、がんばれ!僕がついているよ!って
言いたくなるの私なのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする