日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

料金に見合うサービス

2006-07-10 | 経営改善
ここの所、プロらしいお店が激減しています。
原因は、変なバイブル(指導書)を信じて
何でも原価低減することにあります。

原価低減は決して悪いことではありません。
しかし、原価低減以上にサービスや品揃えを悪くしてはいけないのです。

あっ!聞こえてきました。背に腹は代えられないという言葉が・・・。
背に腹は代えられないといって外国人を使ったりフリーターやアルバイトを使って
サービスが悪くても「こんな子達だから・・・。」
なんて言っているからプロらしくなくなってきているのです。

隣町にパン屋さんができました。
ヨーロッパからパン焼き釜を購入したとかで
連日(土日だけ?)長蛇の列だそうです。
しかし、およそお客様中心にお店が回転していないようです。
恐らくそんなに遠い将来ではなく
閑古鳥が鳴くのだろうと予想されます。
経営者が足元を見て経営をしないのは残念なことです。

そのお店のはす向かいにある喫茶店も同様のようです。
お店にお客さんが疎らなのにも関わらず、
コーヒーを注文しても、ずっと出てこない。
やっと出てきても遅くなりましたとも言わない。
名札を見ると外国人・・・。

どうなんでしょうか?
安く上げたつもりが逆に客離れを引き起こすことを
経営者は理解していないのでしょうか?

小売業においては、人を安く使うのは重要なことです。
しかし、安く使っているからといって、まともな教育をしないのは
経営者の怠慢に他なりません。
接客するからには徹底した従業員教育が必要なのは明白です。

料金以上のサービスを徹底したいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フリーター支援協会設立

2006-07-09 | 自己啓発
この8月に人材派遣会社パソナが設立するのだそうです。
フリーターの福利厚生などの充実の為に設立するのは良いことです。
しかし、このようなことに重きを置くと
自分自身をフリーターから離れられなくしてしまう人がまた増えないでしょうか?

正社員は維持費が高い。
だから派遣社員を使う。

フリーターは、将来が見えない。
けれど正社員は自由が奪われる・・・。

このような葛藤の中
使う側も使われる側も
自分たちの将来に不安を覚えています。

大きな視点で自分の存在意義を考えてみる事はできないでしょうか?
自分が好きな時間に働き
好きな時間に仕事から離れ好きなことをする。
結果、結婚したいときに相手がいないし
付き合っている人がいても相手が将来に不安を持つ・・・。

こんな繰り返しになることを助長しないか不安になってしまいます。
フリーター支援協会を作るなら
その人(フリーター)が脱フリーターできるような
支援をしていって欲しいものだと思ってやみません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飲み放題戦略選択の過ち

2006-07-09 | 危機管理
少し私情が混ざった投稿をします。(今回に限ったことではありませんが・・・。)
先日行った居酒屋さんでの出来事。

毎回参加者10数人で5000円ポッキリで飲み放題というのが
私たちのメンバーでのお約束事。
今回も幹事が苦労してホットペッパーから探し出したお店へ行きました。

問題(?)の場所は金沢市某所の
○○という地物の食材を売り物にしたお店です。(さすがに名前を出しちゃ影響が出るかもしれないので名前は伏せます。)
今年4月オープンの地物の食材を使ったお店・・・。
ちょっと期待して、夏のカキで食あたりしないかなぁなんて言いながら入店しました。

店奥の座敷に通され乾杯のビールを注文。
しかし、注文したビールがなかなか来ない・・・。
それどころかコップがありません。
コップが無い事を告げ、しばらくしたらコップが来ました。
しかし、ビールはまだ来ない。(ここで嫌な予感)

遅いなぁ等と口々で言いながらしばし歓談後漸くビール到着。
出席者相互にビールを注ぎ合い、そして乾杯~!

出席者10名超で中瓶5本は10分もしないうちになくなりました。
飲み物がなくなる前に次のビールとお酒を注文しようと、ピンポ~ン!

呼び鈴を押してもホールの人が来ない・・・。(タラリ)
やっと来て、矢継ぎ早にビール・お酒・焼酎を追加注文をした。

けれど、中々飲み物が来ない。
当然のことながら飲み物がない場合、箸が進むことに・・・
突き出し6品とちっちゃな鍋が最初から据えられていましたが
あっという間に全員完食!

今度は料理の催促となりました。
来たのは冷製茶碗蒸し

お酒がない!
また呼び鈴
また人が来ない
お酒の追加注文
お酒到着
今度は食べ物がない!
また呼び鈴
また来ない
・・・
・・・
・・・
揚げ物
・・・
・・・
・・・
そしてお蕎麦
その後数分で『時間です』ですって!!

オイオイって感じです。
二時間の楽しい宴会、いや懇談が
ただひたすら待たされることを強いられた二時間になりました。

飲み放題の位置付けが間違っていないでしょうか?
次回も来て貰う為の感動はどこにあったのでしょうか?
飲み放題戦略をとるときは二つの選択肢があるはずです。
一つは飲み放題で収支を合わす。
もう一つは飲み放題を広告手段として使う。

飲み放題で収支を合わすなら
徹底的な合理化で利益を出すべきです。
料理の数を少なくしたり
お酒を出さないで儲けを出そうとするのは
飲み放題を取り違えて選択していることになります。

手段は取り違えると大変なことになりますね。

私情を挟みすぎたでしょうか?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中小企業の会社乗っ取り対策!!

2006-07-08 | 経営改善
会社は相続時に株式の売り渡し請求をすることが可能になりました。
これは中小企業を中心とする非公開会社(株式譲渡制限会社)の
株式が、株主の死亡時に
良からぬ者に株式が相続されることを防ぐ効果があります。

一般的には、オーナーが大部分の株式を持ち、
少数所有の株主が死亡した場合を想定しているため
会社の乗っ取りにまで発展することは無いと思います。

しかし、逆の場合はどうなるでしょうか?
株式の大半を所有する株主が死亡し
少数の株主が相続人に対し、
株式の売り渡し請求をした場合に
その大半の株式は会社に売り渡さざるえないことになります。
すると・・・。
結果として、少数所有の株主に
会社は乗っ取られることが有りえる事になります。

勿論、様々な条件はあります。
しかし、無防備でいることは会社の存続に関わる
大きな問題になります。

会社法は、決して企業にとって
甘いものが規定されているわけではありません。

あなたの会社は大丈夫?
大至急、定款を見直したいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これからの投稿予定②

2006-07-07 | 経営改善
久しぶりにこれからの投稿予定です。
いつ投稿するかは決まっていませんが
ブログはこれができるのが便利なところです。

①ネグレスト(育児放棄)
②変えない伝統、変える伝統
③ブラックアウト
④コンプライアンス
⑤多重人格
⑥基礎を固める
⑦喧騒の中の静けさ
⑧季節商品の仕入れ
⑨第二会社方式
⑩DDS
その他はこれから思いついたときに
投稿しようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

できないことの理由潰し

2006-07-07 | 経営改善
某会社での経営改善会議の席上のことです。

経営陣と採算性向上の為、
営業から引渡しまでの日程を大幅短縮しようという話になりました。

これを工務会議に諮ったところ
結果は「できません」、「やったことがありません」
「この業種の常識からは考えられない」などの発言が山積されました。

さてさて、またいつもの言い訳のオンパレードが始まりました。
今までできていないから赤字なのに
今までできていないからやる気が出ないのに
相変わらず「僕やりたくありません!」宣言です。

少しだけ時間をください。
少しだけ我慢してください。
できない理由は何ですか?
やってみませんか?
常識は何を指して常識と言っているのですか?
考えてみましょう。

今まで考えていなかっただけ
今まで知らなかっただけ
今まで勘違いしていただけなのです。

できる理由を考えましょう。
困難の理由を裏返してみましょう。
とにかく動き始めましょう。

今までできないと思っていたことのほとんどが
できるようになっているはずですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男前豆腐店書類送検!!

2006-07-06 | 危機管理
男前豆腐店が書類送検されたという。
容疑は廃棄物処理法違反(焼却禁止)だという。
実際には大豆殻を焼却していたのだという。

間違いなく良くないことをしている。
しかし、たかだか焼却禁止で書類送検までしないといけないか・・・?

男前豆腐店はイメージ戦略で成功したお店である。
イメージ戦略で成功する者は
絶対にイメージを壊してはいけません。

なのに・・・。

あまりにも杜撰ですね。
出る杭は打たれるということを身に染みてわかっていないと
単なる『驕り』になってしまいます。

まずは自分自身の行動を見直したいものです。

企業は公のものであることを忘れたくないですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いが届かない!?

2006-07-05 | 経営改善
普段から
話し合うことは大切。
相手が分かっているか確認しなければダメ!

なんて言っているのに、いざ自分に置き換えると
今度こそ分かってくれているはずと思ってしまう。

コミュニケーション不足と
言いだしっぺが割に合わないことになる
と言うことで、誰も言い出さない。

企業に勤めると
確かに個も大切だが
集はもっと大切なのである。

裏切られても
裏切られても
今度こそ信用しようと思ってしまう。
どうせまた裏切られてしまうのにね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超原価削減方法

2006-07-04 | 経営改善
原価削減の話をすると直ぐに
①人を減らす
②給与カット
③下請けイジメ
④手抜き
こんな答えを出す人がいます。

原価削減の一番の方法は
徹底的なミス・クレーム対策です。
「徹底的な」です。
中途半端はいけません。

ミスやクレームは
①ミスクレームを受け付けないといけないロス
②謝罪のロス
③手直しのロス
④原因究明のロス
⑤再発防止のロス
⑥従業員のモチベーション減退ロス
⑦生産、販売のチャンスロス
など様々なロスが存在します。
ヒト・モノ・カネすべてにロスが生じているのです。

一つのミスやクレームで
原価は最低3倍、多い場合は何十倍何百倍になってしまいます。

たかがミスと考えるから
たかがクレームと考えるから
いつまで経っても高い原価に泣かされるのです。

従業員を切る前に
下請けさんを切る前に
ミスやロスの根本原因を切って行きたいですね。

ほら、これを信じないから
またまたミスが発生しそうですよ。
今度はどれ位の原価が掛かっていることやら・・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無駄な会議やるべからず!

2006-07-04 | 経営改善
会社にとって必要な会議とそうでない会議があります。
必要な会議とは、企業の意思決定がなされる会議。
不必要な会議とは、ただ集まるだけで
何の意思決定もなされない会議です。

昨日、ある社長と話をしたとき
随分スピードの差を感じさせられました。
大きい会社はとにかく時間を大切にしています。

その会社の会議においては
役員が自分のパートの表題を読み始めた瞬間
その発言は終了となるそうです。
不必要なこと以外は喋るな!ということだそうです。
表題を読み始めるということは考えがまとまっていない証拠なのです。

そういえば、楽天の三木谷社長の朝礼の際の
部下からの報告とそれに対する指示も3分だったように記憶しています。

無駄な会議ならやるべきではない。
やるなら意思決定ができる会議でないといけないのです。
今日から会議を考え直したいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

橋本龍太郎元首相

2006-07-03 | つれづれ
政治家の評価は様々あるのでしょうが
橋本龍太郎元首相が亡くなりました。

行政改革
普天間基地返還
消費税値上げ
献金問題

ある意味政治家らしい政治家だったと思います。
58歳という若さで首相になり
総理大臣再登板を目指すも
小泉純一郎という巨星に敗れその思いも叶いませんでした。

色々有ったのでしょうが
政治家は国会議員のままでいる事が
長生きの秘訣かもしれませんね。
68歳の死はあまりにも早い気がします。

評価はこれからの人達に任せるとして
先ずは長い間お疲れ様でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

株主総会は業務の棚卸し

2006-07-03 | 経営改善
株式の時価総額が国内企業の50位以内に入る企業の社長と話をしました。
話は株主総会のことに及んで
昨年の株主総会には4,500問に及ぶ質疑応答対策を行ったそうです。
そして今年はというと、2,500問に減ったそうです。

決して手を抜いたのではないそうです。
減った理由は、去年の質疑応答集で出た問題を
株主総会後に解決させた結果だというのです。

昨年の質疑応答集で直ぐに解決できる問題に対し
担当役員や部課長に徹底的に対策を取らせた結果
今年の質疑応答集を作成する段階では問題ではなくなったというのです。

社長曰く
「株主総会は、企業の問題解決のための棚卸しですよ。」
非常に重い、そして株主総会を蔑ろにする
中小企業にはない問題解決方法を知った思いでした。

株主総会を必ず実行したいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バブルな予感

2006-07-03 | つれづれ
3800円駅弁が飛ぶように売れていると言う。
そういえば日光埋蔵金弁当10万円というのもあると言う。
○段重弁当○万円というのもチラホラ見える。

夕張メロン80万円なり
グルメばかりでなく
高級外車やブランド物も飛ぶように売れる

世界中がマネーゲームに沸く昨今
明らかに資本主義経済の膿が出始めている。

共存共栄なんて言葉は死語になりつつあるのかもしれない。

格差社会と言われる中においても
懲りもせずバブルな世界に迷い込み始めているのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私的整理のガイドライン

2006-07-03 | 経営改善
金融機関による不良債権処理が
トラック数周分遅れていると言われる北陸の地ですが
私の周辺で数件の債務免除が動き始めています。
総額○億円の債務免除です。

ずるい!
そんな声が聞こえてきそうです。
倒産することの無い債務免除・・・。


金融機関を助ける国の施策によって
その恩恵に中小・零細企業が与る事ができます。

一定の条件に該当する場合
何億円という借入金を返さなくて良くなります。

勿論、誰でも債務免除を受けられる訳ではありません。
債務免除してもらえる環境づくりは必要です。
その環境づくりができた場合だけこの恩恵を受けることができます。

いずれにしても企業の経営姿勢が問われることだけは確かです。
真摯な態度で経営したいですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松下電器の感謝金

2006-07-02 | 経営改善
松下電器ではこの夏、通常の賞与に加えて
感謝金が支給されるという。
その額、最大5万円也
なにせ8万人もいる従業員全員に出るのだから
最大50,000円*80,000人=4,000,000,000円となる

さすが家族主義の松下という感じでしょうか・・・。

ここのところ経営改善の為とはいえ
リストラをやったり
ファンヒーターの回収騒動があったり
社員としては、踏んだり蹴ったりの感があったでしょうが
この感謝金でその蟠(わだかま)りも吹っ飛んだのではないでしょうか?

冷たい目が印象的な中村社長でしたが
最後の置き土産で男を上げたという感じですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする