邪念の虜

邪念とは悪意やたくらみを秘めた、よこしまな考えや心の迷いから来る妄想をいうようです。

私たちはなぜ邪念の虜にされてしまうのでしょうか？

意味を取り違えられると危険なのですが
強いて言うなら心の広い人を見ると羨ましい（そうなりたいという願望？）と思う事はあるのですが
環境や立場を以って、周囲の人を羨ましいとか苦々しく思う事はありません。

それは過去にたくさんの人たちを苦々しく思い羨み嫉みしてきたからだと思います。
かといって、羨ましいからとか嫉ましいからといって何か仕返しをした事などもありません。

いつの間にか、その人たちに悪い影響を与えられないようにするには
その人たちの事を気にしない事が一番であるという事が理解できたからだと思います。

極端に聞こえるかもしれませんが
自分にとってプラスの影響を与えないものには興味を持たないのです。
難しく言えば「無」の心境という事にでもなるのかもしれませんが
自分以外の人にマイナスの影響を与えられ続けることは無意味だと理解できたのです。

相変わらず周囲の評価を気にしている人がたくさんいます。
その評価をした人はあなたにとって何なんですか？
あなたが困っていたら助けてくれるのですか？
資材を投げ打ってくれるのですか？
無責任な態度をとる以外何もしてはくれないのです。

そろそろ邪念の虜から逃れませんか？
意外に人生が楽しくなるもんですよ。

倒産企業の自覚は？

日航の皆さんは勘違いなさっているのではないでしょうか？
日航は倒産したんです。
倒産企業に未だ在職させてもらえているのは
明らかに経営者が甘いからです。
マスコミを敵に回すまいと柔らかく柔らかく対応しているからです。

日航は倒産したのです。

日航「退職強要」６月から検討か　４５０人前提で文書(朝日新聞) - goo ニュース

会社更生法の適用をして再起を図った瞬間から
ゼロからの出直しになるのです。
全員解雇されてもやむなしという気持ちを持たないまま
その後もズルズル在職しているから文句を言いたくなるのです。

在庫扱いされて悔しかったら
在庫扱いされない企業へ転職すればいいじゃないですか。
「このご時世転職先が無い」なんて泣き言を言う事自体が既に甘えです。

今までの経営の中で「親方日の丸」の感覚を排除する機会は山ほどあった筈です。
それもしないで自分の居場所ばかり確保しようと文句を言うのはお門違いです。

日航の再建に当っては「国民の血税」が何兆円も使われてきている事を忘れないで欲しいものです。

無理難題なんか言っていない！

例え天災であろうと業績悪化は経営者の責任
あなたはそんな思いを持って経営に当っておられるでしょうか？

下請けだから
競争が激しいから
不景気だから
場所が悪いから
人材がいないから
暑過ぎた、寒過ぎた、雪が降った・・・
業績悪化の理由を並べ立てたら天才的な方たちがいます。
一人や二人ではありません、たくさんおられます。

敢えて言わなければなりません。
「何泣き言を言ってんの？」
「経営者が経営者の仕事をせずに何をするの？」
「人のせいにばかりするなよ」
「言い訳ばかりしていないで一つくらい解決しろや！」
面と向かっては言えませんのでブログを借りて言っておきます（気が弱いので・・・。）

経営者の仕事は「利益を出す事」です。
それ以外の仕事はありません。
自分一人の利益を言っているのではありません。
「会社の利益」です。
従って、自分が現場の最前線に出て仕事をしているふりをしているなんてナンセンスです。
必要なのは「利益を出す事」です。

無理難題に聞こえるでしょうか？
人には知能があります。
その気になれば無限の才能があります。
せっかく良いものを持っていながらそれを生かし切っている人はごく僅かです。

無理難題を言ってはいません。
必ず利益を出す事は出来ます。
気づいていないなら気づかせてあげます。
利益を出すなんて意外に難しい事ではないのですから…。