綾小路きみまろに学ぶ心の伝え方

ふと目にした綾小路きみまろ氏の漫談
もう還暦というのに氏の元気さが画面いっぱいに広がっていました。

氏の大ファンはいわゆる中高年のおばさまたちです。
普段心を動かされることの少ない彼女たちは
氏の口から発せられる毒舌が
たまらなく「生きている」実感に繋がっているようです。

普通なら
「おきれいですね。首から下が・・・」
「おきれいですね。眉から上が・・・」
「きれいに整ったポッコリおなか・・・」
こんな言葉を言われたら目を吊り上げて怒りそうなものを
彼女たちは面白さのあまりあふれ出てくる涙を
ハンカチでぬぐいながら大口開けて大笑いしています。

youtubeなどで投稿されている氏の漫談をいくつか見ていると
その漫談にぶれの無い事が分かります。
一つ間違うと「マンネリ」「またか」と言われそうな話を
話しの組み方、会場との距離感、新ネタの試しなどで会場の気持ちをガツンと掴み切っています。

私自身も数名から数百名の方たちにお話しする機会が比較的多くあります。
そんな中で氏の漫談は非常に参考に成る部分が多くあります。

えっ！？
今度から、「おきれいですね。・・・」って言うのかって？

まさかそんな事を真似ようと思っているのではありません。
来て頂いた方一人ひとりが満足して頂けるような思いの伝え方を真似たいと思っているのです。
もっともっ伝え上手になって
経営者ご自身の経営に生かして貰えるようにして行きたいと思っています。