日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

M&Aの行き着くところ

2007-02-20 | つれづれ
クライスラー売却入札、数か月内に…米紙報道(読売新聞) - goo ニュース
ダイムラー社によるクライスラー分離の話題が持ちきりである。
推定6000億円
1998年にダイムラー社がクライスラー社を傘下に納めたときの価格の7分の一、
即ち4兆2千億円がわずか8~9年で3兆6千億円も損失を出したことになります。

企業の倫理が問われています。
儲かりそうなら、お金を持っていたら
何をしても良いという風潮には賛成できません。

結果として投資家軽視であり
本業で下請け企業にギリギリの思いをさせ
特に汗水を垂らして働く人を馬鹿にしているのではないでしょうか?

M&Aがどんどん進み
一回の調達で大量購入ということになれば
仕入れ単価は今まで以上に下がることが予想されます。
ますます下請け企業が苦しむことになります。

対岸の火事ではなく
自分自身の財布や生活に関連するものとして
この記事を読みたいものです。




関与先企業の手本でありたい
税理士法人泉が丘会計センター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

廃業の決心

2007-02-20 | 危機管理
起業すると,思っていた以上に売り上げが上がるケース、
逆に思っていた以上に売り上げが上がらないケース、両方があります。

売り上げが上がっていると、少し心にゆとりが出来て
じっくり自分の行動を見つめなおす事が出来ます。
しかし、売り上げが上がっていないと、心にゆとりなど無く
ただ焦るばかりになってしまいます。

そこで必要なのが「経営を切り上げるタイミング」です。
今起業したばかりなのに、なぜ切り上げる話をするの?
なんて言われそうですが、
転ばぬ先の杖
自分はこれ以上突っ込まないというラインは死守すべきです。
そのラインは、資本金の額です。
資本金の額を死守できないのなら
その事業には余程向いていないか
又は、成功しようという気力が足りないのです。

絶対ルール違反をしてはいけません。
資本金を食いつぶしたら仕切りなおしてください。

過去に何度もこの約束を守れなかった人達を見てきました。
残念ながら、その殆んどの人が自宅も、会社も、勿論金銭も
何もかも無くしてしまっているのです。

自分の切り上げるタイミングは、自分しか守る事が出来ません。
自分の人生、負けるが勝ちということも忘れたくは無いですね。

周囲の人の評判にしっかり耳を傾けてください。
自分自身の満足だけを追い求めないでください。
起業時に必要なのは思いやりの一言では有りません。
あなたにとって厳しい一言です。
厳しい一言を言ってくれる人こそ今のあなたに必要な人です。

さあ、しっかり耳を凝らして聞いてください。
もしもそれが出来ないなら
今ここで廃業してください。
あなたにはその仕事は向いていないのですから・・・。



本物のアドバイスをお見せします。
税理士法人泉が丘会計センター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする