謝罪の真意

社内でよく耳にする言葉に「すみません」という言葉があります。
時々、この人は何に対して「すみません」と言っているのだろうかと
疑問を持つときがあります。

先日も部下が単純なミスを指摘した時に
即座に「すみません」と言って私に詫びました。

しかし、同じ日に同じようなケースのミスを再び起こし
再度それを指摘したところ
「すみません」と言って詫びたのです。

もっとも、「すみません」すら言わずに
膨れっ面する人間と比べれば、可愛いものなのですが
ひょっとしたら、この子は怒っている私に対して
「すみません」と言っているのであって
ミスそのものを反省して「すみません」
と言っているのではないのではないかと感じたのです。

そこで、「何がすみませんなの？」と問いかけたところ
「えっ！」という顔で私を見て、言葉が続かないのです。

案の定、怒っている私へのお詫びであり
書類を通して迷惑を掛けるであろうお客様への
謝罪の意志は持っていなかったようです。

言葉のあやと言えばそれまでなのかもしれません。
しかし、同じ注意を何度もされる人間は
意外にその注意の内容を理解せずに聞いているのかもしれません。
必要なのは真意を探ることです。

どうですか？
一度「何に対して『すみません』って言っているの？」と聞いてみませんか？
意外な言葉が返ってくるかもしれませんよ。



元気と笑顔でお出迎えいたします。
税理士法人泉が丘会計センター

いつもは・・・の油断大敵

大型観光バスが事故　１人死亡２６人重軽傷　大阪・吹田(朝日新聞) - goo ニュース
おそらくいつもは大丈夫だったんでしょうね。
交代要員のいない運行。。。

どうなんでしょうか？
明らかな道路運行法違反。
専務が同乗していた事から交代要員がいなかったことは
会社は知っていたはずであり、
亡くなったアルバイト添乗員さんが１６歳だったことも
運転をしていた兄が２１歳であることからは
容易に判断できた（知っていた）はずです。

儲けなければいけない。
何のためにでしょうか？
いつの間にか、企業に関係する人たちみんなの幸せを願う気持ちが無くなり
お金のためにだけ仕事をする形になってしまっているのではないでしょうか？

コンプライアンス経営が叫ばれています。
もっと大切なのは道徳経営であり倫理経営ではないでしょうか？

先ずは企業のエゴの犠牲になったアルバイト乗務員さんにご冥福をお祈りします。
そして、ツアー会社は誠意ある事後処理をお願いしたいと思います。




感動がお客様を呼びます
税理士法人泉が丘会計センター