日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

禿げ鷹ファンドの恐怖

2007-02-16 | 危機管理
外国からの市場開放要求が日に日に強さを増しています。
けっか、日本の基礎体力がどんどん奪われています。

昨日からスティール社ファンドによる
サッポロビールへのTOBの話題が報道されています。

海外ファンドによる日本国内企業の食い荒らしは
既に銀行などを含めイヤというほど見せ付けられています。
海外ファンドは自分の利益は考えても
日本国内企業の発展や日本の発展など微塵も考えていません。
あくまでもファンドの成績のみなのです。
アメリカの経済成長の約3割を金融資産の運用に頼っているのを見ても
この事実は火を見るより明らかなのです。

なんでも外圧に屈してきている政府ですが
海外資本による企業買収の開放だけはさせてはいけません。
成長させて即座に売る。
売ったお金はアメリカに集中する。
日本の基礎体力は本当になくなってしまいます。

団塊の世代の退職金が話題になっていますが
どこかの企業の株式投資にその退職金を回していたりすると
高値掴みになって、すべて海外ファンドの利益に貢献
なんてことも無いとは言い切れません。

企業買収の門戸開放はやらないで欲しいものです。



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税理士法人泉が丘会計センター
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奇跡的復活劇

2007-02-16 | つれづれ
某関与先企業が奇跡的復活をされました。
もうダメか・・・。と思わせるような状況が約3年続きました。
この最大の危機を救ったのは社長の
「倒産してたまるか!」という思いだったように思います。
苦しいからこそ前を見て、そして自分を信じて、社員を信じて
真っ直ぐに進んでこられました。

具体的業種などはお教えできませんが
①本業の中でできる新たな業務を常に試してみた。
②自分自身のスキルアップの為に新たな資格取得をした。
③頭を下げることを厭わなかった。
④あらゆる売上拡大策を試してみた。
これが大まかな復活の為の施策です。

この奇跡的復活劇を果たした社長の精神力には頭が下がります。
逆に、今苦しい苦しいと言っている企業の社長さん方には
もう少し勉強と忍耐と行動を促したいと思います。

我々税理士にできること、
それは常に傍に居て励まし、検証し、新たな方向性を
一緒に考えることです。
あとは、企業の粘り強さに期待するしかないのですから・・・。

こんな企業さんが増えていくことを期待します。



ここに企業再生のプロがいます
税理士法人泉が丘会計センター
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