日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

奥様の涙

2007-02-17 | 税金・節税・資金繰り
今日決算の打ち合わせに某企業にお伺いしました。
一時は借り入れの返済ができなくて
金融機関に対してリスケ(リスケジュール=借入返済の組み直し)を
実施してもらっている企業さんです。

今年一年の収支の説明を行い、
「良かったですねぇ」と弊社担当者から言われ
奥様がなんともいえない安堵の声で
「あぁ~、良かったぁ。黒字は大切ですねぇ。」
下げた頭の上で手を合わせ涙ぐんだその一言は
ここに至るまでの奥様の苦労を物語っていました。

一時は仕事も減り、取引先からはお金も貰えず
本当に闇の中を彷徨い歩くような状況が続いていました。
そんな時は、社長も営業にも出ず頭を抱える毎日でした。


それが黒字決算を組めるようになったのです。
「黒字になっても資金は楽にはならないもんですね。」
これもしみじみ仰いました。
「そうですね。お金が余ってくるほどの利益が出るにはもうひと頑張りですね。
でも、去年まで借入が増えたり、又は減らなかったりしていた借入が
今年は確実に減りましたよ。良かったですね。」

「本当、良かった・・・。」
ひょっとしたら、この一言を聞くために
私たち弊社スタッフは仕事をしているのかも知れません。
お客様がにっこり笑って
「ありがとう」
「良かった」
「助かった」
「おかげさまで」
と言って下さるのが何よりもの報酬です。

これからもお客様からのありがとうが聞けるように頑張りたいものです。




ありがとうの言葉を大切にします
税理士法人泉が丘会計センター
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ブランドの自覚

2007-02-17 | つれづれ
松山千春さん、暴力団会合出席 京都で3曲歌う(産経新聞) - goo ニュース

松山千春という名前は、我々40歳代以上の年齢の人にとっては
ある種カリスマ的存在のように思います。
銀の雨
かざぐるま
季節の中で

長い夜
大空と台地の中で
・・・
何曲も詩もメロディーも思い浮かんできます。

個人的付き合いだというコメントを見かけました。
言い逃れとしてはそうなのかもしれません。
過去にも何度も出席したから今回も良いだろうという発言は
余りにも無責任に感じます。

興行を行う関係でどうしてもその筋の方たちに
お世話にならざるを得ないのかもしれません。
しかし、自分が持つ影響力も考えないと
松山千春というブランドはその筋を認めるどころか
応援していると捉えられかねません。

影響力があるからこそニュースにされます。
これからは松山千春というブランドを大切にして欲しいものです。




いつも一生懸命の
税理士法人泉が丘会計センター
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多人数による総無責任体制 ①

2007-02-17 | 危機管理
頭を抱えています。
ミスを単なるミスとしか感じられない集団を作り上げてしまったようです。
我々が扱っているものは情報です。
その情報の管理が出来ない集団を作り上げてしまいました。

関与先様のお名前(同音異語)を間違えるミスが発覚しました。
大至急担当者、検算者、責任者による原因解明と対策を講じるように命じました。
もしも不完全なものを私に回して来たら
明日、あさって(即ち土、日)出勤して対策を取らせる事も付け加えて・・・。

出されてきた原因と対策をレポートを見て愕然としました。
原因分析がなされていないのです。
明らかに「所長は何でこの程度の事でカリカリしているのか??」という考えで
原因を探り、対策を講じた(真似)としか考えられないものです。
いわゆるうっかりミスがたまたま重なりました的な報告です。

出されてきたレポートには、お客様に悪いことをした、
申し訳ないことをしたという、お客様本位の気持ちが欠片も見出せないのです。

常々社内では
「誰のために仕事をしているのかを常に考えなさい。
我々は関与先様のために仕事をしているのであって
自己満足のために仕事をしているのではないのだよ」と
言って聞かせているつもりでした。

しかし、その理解がされていない・・・。
しかも、今回のミスの原因と対策に関しては
私が普段から絶大なる信頼を託しているスタッフも含まれていました・・・。
まさに、足元をすくわれた感があります。

ハインリッヒの法則があります。
1:29:300の確率で大事故に遭遇するという統計的法則です。
日々の300部分を如何に少なくするかで
大事故の発生を防止するかを考え、対策を取らないと
中小企業は簡単に吹き飛んで行ってしまいます。

単純なミスに見えるからこそ根が深いことを理解し
お客様の目で自分達の仕事を見ることが出来るようにしなければなりません。

もう直ぐ朝が来ます。
心機一転、対策を取って行きたいと思います。




危機管理は足元から
税理士法人泉が丘会計センター
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