夏休みである8月中に出校を要する業務は、昨日と今日のオープンキャンパスだけ。
前期の成績付けなど他の業務は家のパソコンでできるから。
ただ、教員が集合するこの日を利用して、降って湧いた問題に対処する臨時会議も開かねばならない。
私の本来の仕事は研究だが、給料を貰っている業務の方は、次々と発生してくる問題をそれぞれに解決していく、問題解決行為であると実感する。
いいかえればストレッサーに対処する活動なので、へたに対応を誤るとたいへんなストレス状態に陥ってしまう。
そしてうまく解決すると、ストレス解消となる。
業務って延々この繰返しだ。
今日、当面のストレッサーを乗り越えた。
だが、新たなストレッサーが発生していることも判明した。
こういう状態だと、定年後の悠々自適な生活に憧れるが、
実は、ストレッサーがまったくやってこない退屈な日々の方が生きていて辛いことも分っている。
確かにストレッサーがやってくると、それを跳ねのけようと自分の活力がアップするのが分る。それが自分の能力を向上させることも。
対処し切れる範囲内のストレッサーは、むしろありがたいのだ。