今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

東京が震度5弱?

2014年05月05日 | 防災・安全

明け方、寝ていたら、震度1の微弱な地震が不自然に長く続いたので、これは大きいのが来るかなと思っていたら、
案の定揺れが大きくなり、本棚の上の置物が倒れる音がした。

それで収まったので、起きて、テレビのNHKをつけたら、東京で「震度5弱」とあった。

それは大げさすぎだろ。あの揺れはせいぜい震度4だ。

実際、「5弱」と出たのは千代田区大手町だけ、すなわち気象庁の建物であり、他の都区内はすべて震度4。

気象庁の震度計がいささか過敏なようだ。

ちなみに震源地は、相模トラフ付近なので、東京湾の首都直下型とは無関係で、
むしろ南関東大地震(関東大震災)の関連地。首都直下型とは無関係だからと安心する理由にはならない。

震度4は、本来被害が出ない揺れなのだが、怪我人が数名でた。

いずれも、あわてて逃げようとしての転倒など、薮蛇的な被害。

家屋の倒壊が始まる震度5強だったら、被害者が出ても仕方ないが、

震度4という危険でない事態なのに、危険を逃れるための避難行動で怪我をするとは…
「落ち着いて逃げる」という、基本を忘れないでほしい。
震度6以上だと動きたくても動けないが、
震度4だと動けてしまうから、慌て者はかえって怪我をする。
よほどの危険地帯にいない限り、揺れている最中に逃げるのではなく、
その場で揺れが収まるまで安全を確保する(と学校では教えているはず)。
就寝中であれば、家具の転倒に注意すればいい。


ついでながらその朝、賞味期限が丸1年もすぎた尾西食品の「炊込みおこわ」を自己責任で食べてみた。
まったく問題なく、おいしかった。

この製品は、防災備蓄用の長期保存食なので、1年くらいは誤差範囲といえそう
(ちなみに自分の胃は丈夫な方で、海外の水にもあたったことはない)。

軽量でかさばらないので山での食糧に使えそうだが、湯を入れて20-30分置くというのが昼飯には使えず残念。